五月病の季節
退職代行モームリ が話題になっている
退職のことだけでなく
若い世代に共通すること、
養老さんの視点がするどい
自分の好きなこと、自分の得意なこと
自分に合った仕事…
もちろんそれは大事なことなんどけど
自分自分だけが先をいくと
世の中と空回りしてしまう
養老さんは言う、
「まず存在しているのは『穴』のほうです。
需要といってもいいでしょう。
自分のやりたいことが先にあるのではなく、
求められることが先にある」
「何をどう思おうが、
どれだけ不満を抱こうが、
自分よりも『世間』は先に存在している」
どんな偉業も
最初は『穴』を埋めることから始まっている
自分が自分が・・・ということではない
これは若い世代へ、というよりは
若い世代をこれから世に送り出す
親の世代にこそ必要な視点だと思う
社会の病理も
ヒトの病理も
こんなところから始まっている
