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松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!

 

昨年2025年の10月7日から9日にかけて、

《EXPO2025 大阪・関西》会場内 ポップアップステージ北で、

木の文化の国際フェスティバル《World Wood Day 2025 Japan》の一環として企画した

【木の文化の音楽祭】が開催されました。

主催団体は、私が代表理事を務めている(一社)日本木文化学会、

国際木文化学会(米CA)及びワールド・ウッド・デー基金会、及び

それらの合同による ワールド・ウッド・デー2025日本大会実行委員会でした。

 

その【木の文化の音楽祭】の初日のオープニングを、

私もメンバーの一人として参画している作曲家同人"チーム百万石"による

雅楽三管(笙/篳篥/龍笛)を題材とした新作で飾ることができました。

 

そのチーム百万石では、毎週土曜日18時にその記録動画を一点ずつ、

チーム百万石YouTubeチャンネルにアップしていくことにしました。

今日はその第三弾(vol.3)となります。

 

チーム百万石YouTubeチャンネル特別企画〜万博会場【木の文化の音楽祭】オープニング

               第三弾(vol.3)

 

            小川類《樹ノ聲》

 

 

参考資料:【木の文化の音楽祭】開催三日間のプログラム等

 

 

 

この「秘密作戦令」は、心和む番外編です。
日本では第18話として、英国本国では第26話として放送されました。



救助活動中に、現場近所に住む少年=チップ君が、
着陸待機中のサンダーバード2号の装備コンテナの中に
入り込んでしまい、そのまま一緒に帰還してしまう!?
というところから、このコミカルな物語は始ります。

東西冷戦たけなわの時代に制作されたこのシリーズですから、
国際救助隊の先進技術が何者にも悪用されないように、
写真一枚撮らせない厳格な秘密主義を貫いているという
設定になってる訳ですから、可愛い闖入者といえども一大事です。

しかし無下に追い返す訳にもいかず、
また、自分の関った救助活動を自慢したくもある各隊員は、
可愛くも少々生意気なチップ少年にまんまとほだされて、
基地の各所を案内したり想い出話に興じたり・・・
果ては、箝口令を指示していたパパ=ジェフ自身までが、
好々爺になってお喋りする始末で・・・

結局は、眠っている間に送り届けて、
夢の中での出来事だったと思わせることにしたという、
何ともソフトな「秘密作戦命令」なのでありました。

それにしても、南海の孤島にある(と思われる)
国際救助隊の基地をカモフラージュしている
トレイシー邸は、何とモダンなデザインでしょう。
ル・コルビュジェ設計のサヴォア邸や、
フランク・ロイド・ライト設計のカウフマン邸/落水荘
といった近現代名建築にも一脈通じることは、一目瞭然です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-モダンデザインのトレイシー邸

そのトレイシー邸のテラスの延長には、プールが優雅に曲線を描いています。
実は、緊急出動態勢になるとこれがスライドして、
地下の基地からサンダーバード1号が、
轟音を鳴り響かせて飛び立っていくのです。
これがまた恰好良いのです!

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-プールの秘密

チップ少年でなくても、この基地とトレイシー邸には、
是非とも行ってみたいものです。
何方か、テーマパークを造ってくれませんか!?
完成オープンしたら、絶対に行きますよ!
日本は、四季折々の自然の変化に富んだ風に恵まれています。
日本は、様々な時代に成立した多様な伝統文化・伝統芸能・
伝統興業にも恵まれた、歴史的な文化国家です。
ですから、各地に様々な祭や儀式や興業が今も息づいていて、
そこでは多彩な「日本の音」を聴くことができます。
本当に素晴らしいことです。

2011年に、東日本大地震(大津波)が起こり、
その震災・被害があまりに甚大であったために、
直後の3月や4月といった震災直後の世論としては、
祭や花火大会といった催し物は、
全て自粛・中止に向かうべしという論調でしたが、
その後、自粛だけでは真の復興はおぼつかないことに
ようやく社会全体が気づき始めて、
その後に年を重ねるにつれて夏の祭、つまり夏祭りや盆撮りや花火大会などが、
東北地方を含む多くの所で、予定通り開催されるように戻ってきました。

天皇・皇后・両陛下(現・上皇・上皇后・両陛下)が、
幾度にもわたって被災地を訪ねられて、被災者に優しく接するお姿には、
いつも心を打たれる思いがしました。
そして、現在の天皇・皇后・両陛下もその想いを引き継がれておられます。

しかしまた2020年来、新型コロナウィルス禍によって、
日本はもとより世界中が大変な状況に陥ってしまいました。
感染症の危険を回避しながら祭祀を実施・維持することには
大変な困難が伴うことは確かだと推察されますが、
伝統が途絶えることなく、次代に繋いでいっていただきたいと、
心から願う次第です。

祭には、亡くなった方々を偲ぶ意味、魂が里帰りする意味もありますから、
災害があった年などは特に、祭は実施すべきなのだと、私は考えています。
しかし、祭りの開催には膨大なエネルギーが必要です。
そして今年は特に感染症への対策が必須な状況ですから、尚更大変でしょう。
実現・開催に奔走されている方々の誠意と努力に、敬意を表したいと思います。
日本全国各地で営まれている伝統的な祭りが、
これからも伝承されていくことを願っています。

皆さん、祭などの伝統的な行事・祭祀に足を運んで、
「日本の音」に耳を澄ませてみてください。
祭の雑踏の中で(安全を確保しながら)
目をつむって耳を澄ませてみてください。
いろいろな音が聴こえてきますよ!

さて、名著を一冊、ご紹介しておきましょう。

小泉文夫著「日本の音」~世界のなかの日本音楽~
平凡社ライブラリー ISBN4-582-76071-6

民俗音楽の研究家・フィールドワーカーとして、
貴重な仕事を重ねてこられた小泉文夫氏の名著です。
芸大在籍時に、名授業「音楽通史」を受講できたことは、
今も記憶に鮮明で幸せな出来事でした。
残念ながら、まだまだこれからという年齢で
夭折されてしましましたが、
この「日本の音」を始めとする著作の数々は、
未だに我々音楽家にとって、
そして日本人の日本文化再発見にとって、
バイブルと言える存在で在り続けています。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-小泉文夫著「日本の音」

 

日本現代音楽協会が皆様にお贈りしているYouTube番組

<GEN ON AIR>(現音エアー)は、

お陰様で90回を超えるに至っています。
総再生アクセス数は20万回を遥かに超えています。
皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。

コロナ禍の中で暫く新番組の制作が止まっていたのですが、

2020年暮れから月に1本のペースでアップを再開しています。

ここでは、つい先日にアップされた第96回を紹介します。

 

クロストークのメンバーは、
私=松尾(現・広報室長)の進行役、
中川俊郎氏(前・副会長)は従来通りで、
山内雅弘氏(現・NEW COMPOSER 編集室長)に
第35回から加わっていただき、
計3名がT形のテーブルを囲む鼎談なので、
「現音T談」とも称しています。

 

2026年最初のアップとなった第97回のテーマは、

<作曲家ドビュッシーの革新性 - GEN-ON AIR#97>です。

3人のクロストークで、ドビュッシー作品についての見解について掘り下げていきます。

果たしてどのような特徴や革新性がクロストークの俎上に上がってくるでしょうか。

どうぞじっくりとご視聴ください。

 

 作曲家ドビュッシーの革新性 - GEN-ON AIR#97

 

 

 

2013年5月に私が始めてウクライナを訪ねる機会に恵まれて、
同国東部ドンバス地方の中心都市=ドネツクで開催された国際現代音楽祭で
オーケストラを指揮した経験は、今なお私の脳裏に鮮明に刻まれています。

私の訪問の暫く後に、突如としてロシアによるウクライナへの介入が始まり、
クリミア半島やドネツク等を中心として情勢が渾沌としたまま、
その後もズルズル時が経過してきてしまいました。
そして遂にこのところの各種報道の通り、ロシアの侵攻が本格化して、
まるで人類史の時計が100年程逆回りして、
帝国主義の時代に戻ってしまったような状況になってしまいました。
いったいあの美しく豊かな風土に恵まれた国は、
どこまで分裂してしまうのでしょうか。

如何なる理由があるにせよ、一般市民の人権や生活権、国家の主権は、
軍事力で虐げられてはならないと思います。
ウクライナの平和を希求しつつ、
2013年の私のウクライナ訪問記を再掲載して、
在りし日の美しいドネツクの街・人々・文化を振り返りたいと思います。

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私は、2013年5月にウクライナの大都市のひとつ、
ドネツクの現代音楽祭に指揮者として招聘され、
得難い国際交流の経験をする機会を得ました。
その時は、平穏で平和なウクライナでした。

一般市民の犠牲者が出るような悲惨な事態にならずに、
平和な解決・帰結を迎えられるよう、願ってやみません。

深夜の記事シリーズとして、ウクライナの平和を願って、
2013年の想い出の記事を再掲載しています。

*****2013年5月28日の記事*****

ウクライナ・ドネツクの地元のオーケストラ、
アカデミック・フィルハーモニック・オーケストラ・ドネツク
とのリハーサルは、4時間のセッションが3回設定されました。
その3回には、当日リハ(日本ではゲネプロに相当)も
含まれていますから、日本流に言えば、
「リハ2回のゲネプロ本番」ということになるでしょうか。

しかも、1回のセッションは、
4時間と言っても45分音出し&15分休憩のパターンを
繰り返しますから、実質的には3時間です。
当初の計画では4回のセッションが予定されていたのですが、
音楽祭3日目夜の公演に同じオーケストラが出演することが
後から決まって、日程がタイトになってしまったようです。

そして、私が指揮して本番に臨むべきプログラムは超重量級で、
現代作品ばかりで6曲、しかも協奏曲が5曲という難物でした。
ですから、リハーサルは非常に厳しいものになりました。

ウクライナの楽員の大半は英語をあまり理解しませんし、
現代音楽に対してオープン・マインドではありますが、
西欧新しいの作品の経験は豊富とは言えず、
ましてや私の作品に要求される日本的繊細さというものは、
ほぼ初体験といって良い状況です。

更には、私の作品のうちの1曲<PHONOSPHERE Ⅳ-b>は、
弦楽器セクションを左右対称2組に分割配置するという
特殊な舞台設定が要求されるため、
そのような経験を持たないスタッフや楽員は、
最初はオロオロするばかりという事態もありました。
したがって、初回のリハーサル・セッションは、
かなりゴツゴツした船出になりましたが、
回を重ねる毎にお互いの意志の疎通が
スムーズになっていきました。

それにしても、異国のオーケストラに一人乗り込んで、
「何物が来たか!」と身構える楽員を前にして、
自分の主導で音楽を作り上げていくという経験は、
非常にタフでしたがやり甲斐も大きく、
素晴らしい経験、心の財産になりました。


松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-フィルハーモニー協会建物

上の写真は、リハーサルと本番が行われた、
ドネツク・フィルハーモニー協会の建物です。
ソ連時代からの古い建造物でしたが、
なんともいい味を出している場所でした。
演奏会場の名前は、セルゲイ・プロコフィエフ・ホールです。
この有名な作曲家は、ウクライナの生まれなのです。

日本のオーケストラにとって羨ましい環境と思われるのが、
リハーサルも本番も同じ舞台で実施しているということでした。
おらが街のフィルハーモニー協会ホールの
おらが街のオーケストラといった市民の認識もあるでしょう。
タイトなリハーサルと大変な本番でしたが、
全てを同じ場所で、同じ音響で行なえたことは、
大いなる救いとなりました。

下の写真は、プロコフィエフ・ホール入口脇に掲出されていた
音楽祭の特大ポスターです。私の写真も下の方に見えます。

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-入り口脇のポスター

このシリーズ、まだまだ続きます。

作曲家グループ<邦楽2010>の次回公演のお知らせです。

私=松尾祐孝も出品を予定している演奏会です。

 

 

♫ ♫ ♫ 《音ト遊ブ》 vol.3 〜雅楽器特集 ♫ ♫ ♫

  〜作曲家グループ<邦楽2010>企画展〜

   2026年4月19日(日) 13:00開場 / 13:30開演

     としま区民センター 6F 小ホール

       チケット ¥3,000(当日券・前売り共通)

 

出品作曲家:

 神坂真理子 

 シュムコー、コーリン・クリスティナ

 高橋久美子

 田丸彩和子

 松尾祐孝

 森田泰之進

 

注)出品作品はチラシ画面でご確認ください。

 

公式ホームページ予約フォーム ↓

 

音ト遊ブvol.3 雅楽器特集 facebook イベントページ

 

 

[お問い合せ]  作曲家グループ<邦楽2010>事務局

       TEL: 042-472-3870 FAX: 042-420-1099

                        email : hogakucomposers@yahoo.co.jp

 

〜〜〜〜〜「音ト遊ブ」とは 〜〜〜〜〜

私たち作曲家グループ<邦楽2010>は2010年に発足され現在に至るまで、

ほぼ毎年「音のカタログ」というタイトルで定期コンサートを開催しており、

これまでに邦楽器の魅力を活かした多くの作品がこのコンサートによって生まれています。 

一方で、新シリーズの「音ト遊ブ」は、もう少し実験的で、特定のテーマ持った、

そして観客ともっと近い距離で音を共有することを目的としたコンサートです。

今回vol.3では「雅楽器」にスポットをあてました。 

笙、篳篥、龍笛などおなじみの楽器に加え、大篳篥や声(古代歌謡)も登場します。

雅楽の新しい扉を開くひととき、どうぞお楽しみくださいませ。

 

 

2018年は、アメリカが生んだ天才的音楽家、

レナード・バーンスタインの生誕100年にあたりました。

 

バーンスタインは、1918年8月25日、

マサチューセッツ州で、ウクライナ系ユダヤ移民の

二世として生まれました。

ハーバード大学・カーティス音楽院で研鑽を学び、

指揮の分野ではディミトリ・ミトロプーロスに刺激を受け、

フリッツ・ライナー、セルゲイ・クーセヴェッキーに

師事し、作曲の分野では、

ウォルター・ピストンに師事しました。

 

1940年代から、クラシック音楽界での作曲家としては、

交響曲第1番「エレミア」、同第2番「不安の時代」等、

名曲を書き始めていた一方で、

1943年11月には、急病のブルーノ・ワルターの

代役としてニューヨーク・フィルを振って

指揮者デビューを果たしました。

また、バレエ「ファンシーフリー」や

ミュージカル「オン・ザ・タウン」も1940年代の作曲で、

若くして多彩ぶりを発揮していました。

 

そして、1950年代には、

アメリカ生まれの音楽家として初の

ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督に

就任する一方、ミュージカルの不朽の名作

「ウエストサイド物語」を作曲し、

また「セレナード」等のクラシック音楽作品も発表する等、

驚異的な活躍が絶頂期を迎えていったのでした。

 

さて、バーンスタイン生誕100年シリーズ記事の第2回、

今日は交響曲第2番「不安の時代」を紹介します。

私が大好きな作品でもあります。

 

###レナード・バーンスタイン

           交響曲第2番「不安の時代」###

作曲年=1939-1942

作曲動機=英国の詩人W.H.オーデンの詩「不安の時代」に

     触発されて

初演=1949年4月 

 指揮=セルゲイ・クーセヴェッキー

 ピアノ独奏=レナード・バーンスタイン

 管弦楽=ボストン交響楽団

楽器編成=3管編成+ピアノ独奏

構成

 第1部

  第1楽章「プロローグ」:

    Lento moderato - Poco piu andante

  第2楽章「7つの時代」:Variations1-7

  第3楽章「7つの段階」:Variations8-14

 第2部

  第4楽章「挽歌」:Largo - Molto rubato

  第5楽章「仮面舞踏会」:Extremely fast

  第6楽章「エピローグ」:L'Istesso tempo

 

YouTube / バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」より

 

 

この作品は、楽器編成としては事実上ピアノ協奏曲と

考えられますが、音楽的な内容の深淵に照らして、

バーンスタインが敢えて交響曲の系譜に加えたことが

納得される作品だと、私は考えています。

楽章の上さらに部と言う構成を置いている点については、

バースタインが指揮者として最重要レパートリーとしていた

マーラーの交響曲に一脈通じるところがあります。

 

第1部は、作曲家の和声的な手法や対位法的な手法が

縦横無尽に発揮されて即興演奏風な音楽が展開します。

「7つの時代」「7つの階段」は、それぞれの部分の

最後の方に聴こえてくるモティーフから

次の音楽が派生していくという連鎖が続く、

自由な変奏曲様式になっています。

 

第2部は、痛切な祈りのような「晩夏」に始まり、

現代的なジャズが都市に棲む者の孤独を代弁する

かのような「仮面舞踏会」を経て、やがて「エピローグ」

の崇高なまでに神々しいコラールに昇華していきます。

 

生涯にわたって作曲家としては無調性に組みすることは無かった

バーンスタインの、最も進歩的な作曲法と楽想が展開する

素晴らしい作品だと、私はこの作品を敬愛しています。

 

私の仕事場のライブラリーに在るLPをご紹介しましょう。

バーンスタイン/交響曲第2番「不安の時代」
指揮:レナード・バーンスタイン
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
ピアノ:フィリップ・アントルモン
CBS/SONY SOCM 32

私=松尾祐孝も新作を発表する予定の演奏会のお知らせです。

 

 

演奏家+作曲家コラボレーションシリーズ
山田岳ギターリサイタル
+ Archive Viewing

2026年3月6日(金)18:30開場 19:00開演
マリーコンツェルト  東武東上線「中板橋駅」北口より徒歩3分

 

毎年、東京と関西のそれぞれで開催される日本現代音楽協会主催の

「演奏家+作曲家コラボレーションシリーズ」

―これは、1つの楽器にスポットをあて、その楽器の優れた演奏家と、

本協会会員を中心とした作曲家たちとの協働によってリリースされる、新しい形のリサイタル企画です。

今年の東京公演は、ギタリストの山田岳氏をお迎えし、

アコースティックギターまたはエレキギターの独奏全7曲の初演作品が、

中板橋のマリーコンツェルトにて一挙に上演されます。

山田氏のギター演奏を念頭に書き下ろされた多様な新作群が並ぶプログラムに、どうぞご期待ください。

 

▼全曲新作初演
大平泰志/nagendra  EG
天岡寛晋/NOCTURNE III  AG
平良伊津美/海 〜クラシックギターのための〜  AG
伊藤高明/CHANCE ON – A  AG
奥田也丸/啓蟄  AG
松尾祐孝/Plucked Sound Solitude  AG
佐藤昌弘/Pour le Guitare  AG

 

インターネット配信実施
ネット視聴チケット(¥1,000)をご購入の上こちらで視聴申込みを行って頂くと、

リサイタル翌日から10日間、公演の録画映像をご視聴頂けます。公演日以降でもご購入頂けます。
(1)ネット視聴チケットを購入
(2)www.jscm.netでチケット番号を登録
(3)コンサート開催日に視聴方法がメールで届く

 

Ticket Information

クレジットカード、コンビニ払い、キャリア決済、銀行振込、Amazon Pay、Pay-easyで購入可

▼座席チケット 全自由席 ※未就学児入場不可
一般2,500円 ⇒ ネットで購入
学生1,000円 ⇒ ネットで購入

▼ネット視聴チケット
1,000円 ⇒ ネットで購入

電話で購入 ⇒ 03-6417-0393(日本現代音楽協会/月-金 10:00-17:00)

 

主催:特定非営利活動法人日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)

 

山田岳(やまだ・がく)中学生のときジミ・ヘンドリクスに憧れギターを始める。

その後ブルースやヘヴィメタル、プログレ、クラシック、古楽などに傾倒。

近年の活動領域はギターほか声や自作楽器を用いたパフォーマンス、演劇、ダンス、

インスタレーション制作など多岐にわたる。

第9回現代音楽演奏コンクール“競楽Ⅸ”第1位、第20回朝日現代音楽賞。

第75回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、第76回文化庁芸術祭音楽部門大賞、第21回佐治敬三賞を受賞。 

ウェブサイト⇒ https://www.gakuyamada.com

 

『サンダーバード』讃!を続けています。
今日は~スパイに狙われた原爆~を取り上げます。
日本では第17話として、英国本国では第7話として放送されました。



この回は、タイトルからも想像できる通り、
スパイ物のテイストが色濃いストーリーです。
実際に、登場人物の人形を、当時関連スタジオに別件で出入りしていた
ロジャー・ムーアをモデルにして造られていたり、
長男のスコットが実は若き日のショーン・コネリーを
モデルにしているらしいこと等、このサンダーバード・シリーズは、
後にスパイ映画の定番シリーズとして絶大な人気を博すことになる
<007シリーズ>と、少なからず因縁があるようです。

この~スパイに狙われた原爆~のストーリーも、
ますで映画のように手の込んだもので、
最初のビル爆発事件のストーリーとはまた別の事件が裏に隠れていて、
二重の展開を見せてくれます。
ロボットが見張る最新設備の大金庫から、アイソトープを盗み出そうという、
とんでもない強奪計画が裏に潜んでいたのです。

細かな演出にも随所に<007シリーズ>や<スパイ大作戦>
に通じるような小ネタも満載で、なかなか楽しめます。

いつも言うようですが、これが実写の人形劇なのですから、
本当に恐れ入ります。

・・・救助現場に着陸するTB1号・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-着陸するTB1号

・・・物語序盤で活躍する防火エレベーター・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-防火エレベーターの活躍


昨年のISCM国際現代音楽協会の世界音楽祭ポルトガル大会に出席した訪問記を再掲載しています。

長らくの連載となっていましたが、今日が最終回です。

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毎昼の記事として連載してきた《ISCM World New Music Days 2025 Portugal》訪問記、

導入編、本編、番外編と、3週間近く続けてきましたが、今日で最終回といたします。

長期にわたるご精読、ありがとうございました。

 

1993年の初めてリスボンを訪ねた時には、ユーラシア大陸の西端の国に来ることは、

一生に一度のことだろうと思っていましたが、その後にさまざまな縁がつながって、

今回で4回目の訪問となりました。

 

このような巡り合わせとなった背景には、なんと言っても人と人との出会いと縁があります。

あらためて、ここに至るまでに出会ったすべての方々、お世話になった方々に、

感謝したいと思います。

 

 

人々の賑わいとレトロなトラムが行き交う旧市街地の広場の雰囲気。。。

 

 

グルベンキアン管弦楽団の本拠地の大ホールの素敵な大空間。。。

 

   

 

Miguel Azguime & Paula Azguime 夫妻との長年にわたる親交。。。

 

 

実験的イベとスペースを擁する Miso Music の充実した活動展開。。。

 

 

古代遺跡を思わせる壮大な現代建築のベレン文化センター。。。

 

 

大航海時代に想いを馳せる"発見のモニュメント"。。。

 

 

歴代王族が使用した馬車が展示されていた国立馬車博物館。。。

 

 

レトロな単車と現代的ね連接車両が活躍するトラムと新型バスが一体運営されている

リスボン市内の公共交通も充実。。。

 

 

エッフェル塔に一脈通じるテイストを放つサンタジュスタのエレベーター。。。

 

 

歴史的建築のジェロニモス修道院の美しさ。。。

 

 

ポルトガル、そしてリスボンの想い出は尽きませんが、そろそろお開きといたしましょう。

ご精読、ありがとうございました。

 

 

追伸:この記事シリーズを書いている最中に、Miso Music / WNMD2025 の代表、

Paula Azguime さんから2007年の写真がメールで届きました。

当時の Sond'Ar-te Electric Ensemble のメンバーの皆さんや

Paula & Muguek, Azguime 夫妻との交流の様子など、

懐かしい写真が4枚ありました。(みんな若い!)