松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~ -4ページ目

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!

"一昨年の夏の想い出" シリーズの京都編を続けています。

 

嵯峨野の天龍寺・曹源池庭園から北門を抜けて、嵐山の竹林を散策しました。

 

 

竹林の小径もインバウンド全盛で賑わっていました。

 

 

松尾芭蕉所縁の地、落柿舎に向かう途中には、一面に蓮が広がる池もありました。

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第78巻の紹介です。

EF66形直流電気機関車2000番台

毎号のお楽しみ、Nゲージサイズ模型の付録は、
国鉄の電気機関車の近代化の中心的存在だった
EF65形直流電気機関車の2000番台でした。

「国産鉄道」第78巻パッケージ

さあ、いつものようにパッケージを解いて
一番置くに収まっている冊子を出してみましょう。

第78巻冊子

巻頭記事は、アメリカの都市輸送で活躍した
PCCカーの技術を日本に導入した東京都交通局=都電の
懐かしい少数車両、5500形の特集でした。
品川から銀座中央通りを通っていた1番の路線で
嘗ては観ることができました。

本場アメリカのPCCカーの写真も掲載されている充実した
記事は、読み応えがありました。

東京都交通局5500形

続くページには、EF81形交直流電気機関車の中でも
特に関門トンネル用のスペシャル仕様として
ステンレス車体で登場した銀色に輝く
3電源方式電気機関車、300番台の特集でした。

EF81形300番台

そしてローカル線の話題は、三江線です。
美しい写真が満載の記事ですが、
石見江津と三次を結ぶ山間の川添路線は、
遂に来年中に廃止になってしまうそうです。

三江線

そして巻末には本号の主役が登場します。
国鉄直流電化幹線のエースとして活躍したEF65形は、
元来がEF60形の改良型として開発されましたが、
0番台、500番台と増備が続けられ、
1000番台からは前面貫通扉がある面構えになりました。
合計308両という製造数は、国鉄直流機史上最大です。

JR移行後の貨物輸送でも活躍した
EF65形1000番台ですが、
運転最高速度に関する規定の中で、
一部は2000番台に改番されて活躍しました。

EF65形直流電気機関車

そしてお待ちかねのNゲージサイズ模型は、
そのEF65形直流電気機関車の2000番台の、
JR貨物色の爽やかな姿でした。

EF66形直流電気機関車2000番台
ジャン・シベリウス(1865~1957)の交響曲の軌跡も
残り僅かになってきました。

交響詩の分野で傑作を多数書いた後、
1898年から1899年にかけて作曲した<交響曲第1番>と
1902年に初演された<交響曲第2番>は、
ともにオーソドックスな4楽章構成でした。
その後、30歳代半ばを過ぎたシベリウスは、
独自の楽章構成を模索するようになっていきました。
1907年に発表した<交響曲第3番>では、
スケルツォとフィナーレを編合させたようにも
捉えることができるユニークな3楽章構成を採用しました。
1911年に発表した<交響曲第4番>では、
緩急緩急というバロック時代の教会ソナタ等式の
構成にも通じる、独特の4楽章構成を見せています。
最終的に1919年に現行版が完成した<第5番>では、
ソナタ形式楽章とスケルツォを
第1楽章としてまとめるという、
<第3番>とは異なる思考による3楽章構成を試みました。
そして、今日ご案内する<第6番>は1923年に完成され、
再びオーソドックスな4楽章構成に立ち戻っています。

###シベリウス<交響曲第6番>ニ短調 作品104###

[第1楽章]
ソナタ形式による冒頭楽章です。
シベリウス独特の、自然讃歌のようでもあり
また祈りのようでもある、虚飾を配した音楽が進行します。
時おり登場するトレモロのような音形、
ロングトーンから動き出すようなモティーフ、
まるで高音楽器のように柔らかに響くティンパニの扱い
等々、シベリウスの管弦楽曲の特徴が、
この作品でも随所で聴くことができます。

[第2楽章]
緩徐楽章では変奏曲形式を応用することが多い
シベリウスですが、この作品では、
変奏技法を活用しつつも総合的に発展する
自由な構成を採っています。
楽章の閉じ方の"あっさり"加減が
いかにもシベリウスという感じです。

[第3楽章]
スケルツォ楽章ですが、トリオがあまり明確ではなく、
トリオのなりきれていない明るい楽想が
中程に少々顔を見せる、という感じの構成です。
極めて短いけれどもパンチの効いた楽章です。

[第4楽章]
肯定的な力強さと明るさを持って開始するフィナーレです。
シベリウス流の変奏技法を駆使して、印象的な主要主題が、
次々と展開されていく様は、正に自由闊達です。
終盤に入ると、ドリア旋法も活用されつつ、
宗教的な雰囲気のコーダという様相に移行して、
静かに全曲の幕を閉じます。

シベリウス/交響曲第6番/ヴァンスカ盤

私の仕事場のライブラリーには、
オスモ・ヴァンスカ盤CDがあります。
<第6番>と<第7番>のカップリングです。
♪シベリウス「交響曲第6番&第7番」CD♪
BIS/CD-864 オスモ・ヴァンスカ指揮/ラハティ交響楽団

シベリウスの現役時代の中では晩年の作品と言える
この<第6番>ですが、若々しさも感じられる楽想です。
コアなシベリウス・ファンの間では、
<第3番>と<第6番>の評価がなかなか高いようです。

YouTube / ベルグルンド シベリウス交響曲第6番



いよいよ明日が最後の<第7番>の紹介になります。

10年前の今日、2016年9月2日と翌日9月3日に、現代音楽作曲家五人組、

小川類、中川俊郎、橋本信、松尾祐孝、森田泰之進による作曲家同人が、

北陸の演奏家の皆さんとの協働による演奏会を、金沢と魚津で行いました。

 

我々五人組のメンバーの一人、橋本信さんが金沢の出身ということで、

是非、金沢で公演の機会を持ちたいという気運が盛り上がり、

企画化した北陸ツアーでした。

 

その時に、金沢の雰囲気や北陸の食文化の素晴らしさに感銘を受けたことから、

加賀百万石に因んで、我々のグループ名を

"チーム百万石"にしようということになったのでした。

 

2016年9月2日=開催当日にアップした直前喧伝記事 ↓

 

 

2016年9月3日=開催当日にアップした直前喧伝記事 ↓

 

2016年の北陸ツアーの成功の余勢を駆って、翌年2017年も金沢公演を企画しました。

今度はジャズ・ミュージシャンの間で特に有名な二件のライヴハウス、

"リバーサイド"と"もっきりや"を会場として、

前年よりカジュアルな雰囲気での開催となりました。

この年から"チーム百万石"のグループ名を正式に使用し始めました。

 

 

2017年9月8日=開催当日にアップした直前喧伝記事 ↓

 

2017年9月9日=開催当日にアップした直前喧伝記事 ↓

 

上述のように、2016年9月と2017年9月の二度にわたる金沢公演(北陸ツアー)が

"チーム百万石"というグループ名の命名の切掛でしたが、

我々五人組の最初の主催演奏会は更にその前年、2015年8月の下記の公演でした。

 

2015年8月11日=開催当日にアップした直前喧伝記事 ↓

 

2018年からは、東京を拠点として、気鋭の演奏家とその楽器に焦点を当てた

<百万石シリーズ>を始動させて、"チーム百万石"の活動は現在に至っています。

これまでの主催公演をまとめた一覧が下の画像です。

 

 

これからも"チーム百万石"の活動へのご注目とご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

チーム百万石YouTubeチャンネル ↓

 

チーム百万石WEBサイト ↓

 

チーム百万石facebook ↓

 

『サンダーバード』~クラブロッガーの暴走~は、
日本では第27話として、英国本国では第28話として放送されました。



この回は、巨大メカであるクラブロッガー、
自動運転可能な自走式森林伐採&パルプ製造工場マシンが、
ゲストメカとして大活躍(大暴走)します。

最近紹介している「魅惑のメロディー」や「偽物にご用心」
のような心理的な描写に焦点を当てた物語も素晴らしいですが、
このようにゲストメカの魅力を全面に押し出した
正攻法押せ押せの物語もなかなかの魅力があります。

しかも、単純にメカ暴走を力ずくで阻止するような構図ではなく、
このマシンの設計者から原子炉の停止方法を探り出すべく、
ロンドン・エージェントのペネロープが別動隊として活躍するという、
凝った脚本になっています。

コンピュータ・グラフィクスが無い時代の
完全なアナログ実写だからこその魅力が、画面からひしひしと伝播してきます。
巨大メカが走るシーン一つ見ても、
先頭を走るメインマシンの巨大なタイヤがバウンドする様子や、
連結されている後続のサブマシンのキャタピラのリアリティ、
そして破壊した障害物を乗り越える際には速度が少々落ちる
といった実物ならさもありなんという細かいところまで、
しっかり表現されているのです。

こういった細部へのこだわりには、
管弦楽曲のオーケストレーションの精緻な筆致に
全く別世界の話ではありますが、一脈の共通項を感じます。
物づくりにも曲づくりにも、人間の根源的な表現欲求が、
きっと共通しているのだと思います。


写真は、今回の悪役?=ゲストメカのクラブロッガーです。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-巨大マシーン=クラブロッカー
この作品は、気鋭のトロンボーン奏者=村田厚生氏との
交流の中から誕生した協創作品です。
<RESONANT SOLITUDE Ⅰ for Trombone
with Back-ground Electronic Sound>
を、村田氏の委嘱で作曲した際に、
背景電子音楽を伴わない状況でも演奏可能な
2way作品にしようと考えて作曲にあたり、
この作品も同時に誕生したという訳です。

この独奏版の初演では、最後の部分をピアノという楽器を
反響物体として活用するという、
その場の判断での演出も加味したものとなりました。

##### PHONO Ⅷ for Trombone solo #####
    フォノ第8番~トロンボーン独奏の為に
          (2001)   
     深新會第27回作品展 出品作品

演奏時間:約10分

初演:2001年11月 すにだトリフォニーホール(小)
   深新會第17回作品展            
演奏:トロンボーン=村田厚生

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トロンボーンの持つ美点と個性、
クセのない伸びやかな音色、広範な音域、
スライド機構による自在なグリッサンド、
等といった点をフル活用して、私は作曲にあたりました。

この第8作(トロンボーン版)と
次回に紹介する予定の第9作(トランペット版)は、
現代音楽作品への積極的なアプローチを続けておられる
気鋭の奏者の存在があればこそ誕生した作品です。

このブログの右側BOOKMARKから村田厚生さんのHPに
ジャンプできますので、一度訪ねてみてください。
素晴らしい情報の宝庫です。
このような演奏家に居ていただけることに、
心から感謝したいと思います。

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この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、
楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・
「マザーアース株式会社」(Tel:03-3455-6881)
を通してお問い合わせください。
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今回も、南大東島の星野洞の鍾乳石の不思議、
自然の造形の驚異の写真です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-鍾乳石の不思議な造形

尚、村田厚生氏に初演していただいた他のトロンボーン作品、
《DISTRACTION VIII》for Trombone and Piano (2008)
の演奏動画をリンクしておきましょう。



"一昨年の夏の想い出" シリーズは、一昨日から京都編に入っています。

 

昨日の清水寺に続いて、今日は嵯峨野の天龍寺・曹源池庭園の写真をアップしましょう。

 

入館見学者の半数以上は海外からの観光客とお見受けしました。

 

さまざまな言葉が飛び交う日本庭園もまた一興でした。

 

 

 

 

 

 

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第77巻の紹介です。

101系通勤形直流電車クモハ101形

毎号のお楽しみ、Nゲージサイズ模型の付録は、
国鉄の通勤型電車近代化の嚆矢であり、
決定的な成功の先駆けとなった、
101系の先頭車でした。

「国産鉄道」第77巻パッケージ

いつものようにパッケージを解いて
梱包の置くから冊子を取り出しましょう。

第77巻冊子

巻頭記事は、再三登場する東急電鉄の名車でした。
地下鉄日比谷線乗り入れ用や、池上線・多摩川線用の
18メートル級車両の新しい標準型として
スマートな外観が好評を博している1000系の紹介です。
下の写真の撮影場所は、実は拙宅の近くです。

東京急行電鉄1000系-1
東京急行電鉄1000系-2

続くページをめくると、一転して
C55形蒸気機関車の特集でした。
戦前の新製直後には、当時の流行で
流線型のカバーとつけての登場となりましたが、
保守の手間から、普通の姿に統一されていきました。

C55形蒸気機関車

そして後続の記事は、夕張炭鉱全盛期の時代の
写真が懐かしい記事、今では石勝線夕張支線となった
北海道のほぼ真ん中のローカル線の特集でした。

石勝線夕張支線

そして巻末に本号の主役の登場です。
大都市圏の通勤輸送の近代化を果たした
101系通勤型電車の特集です。
まずオレンジ色で中央線に登場、
続いて同色で大阪環状線にも投入され、
続いてカナリヤ色(黄色)が山手線に登場、
しかし山手線は直ぐに改良型の103系(ウグイス色)
に転換され、カナリヤ色は総武線に配置されました。

101系通勤形直流電車

そのカナリヤ色の先頭車、クモハ101形が
Nゲージサイズ模型の付録でした。

101系通勤形直流電車クモハ101形
ジャン・シベリウス(1865~1957)の
交響曲の軌跡を辿っています。

交響詩の分野で傑作を多数書いた後、
1898年から1899年にかけて作曲した<交響曲第1番>
と1902年に初演された<交響曲第2番>は、
ともにオーソドックスな4楽章構成でした。
その後、30歳代半ばを過ぎたシベリウスは、
独自の楽章構成を模索するようになっていきました。
1907年に発表した<交響曲第3番>では、
スケルツォとフィナーレを編合させたようにも
捉えることができる3楽章構成を採用して、
新たな境地に踏み出しました。
そして1911年に発表した<交響曲第4番>では、
緩急緩急というバロック時代の教会ソナタ等式の
構成にも通じる、独特の4楽章構成を試みています。
さて、今日ご紹介する1915年発表の<第5番>では、
どのような構成を採っているでしょうか。

##シベリウス<交響曲第5番>変ホ長調 作品82##

[第1楽章]
シベリウス流のユニークな構成を持つ冒頭楽章です。
ソナタ形式による前半部と、
スケルツォに相当する後半部が
統合されて一つの楽章になっています。
初稿(1915年版)の段階では、別個の楽章になっていて
アタッカで続けて演奏する指定になっていましたが、
第2稿から一つの楽章に統合され、
最終稿(1919年版)にもそのまま引き継がれています。
北欧の森と湖の自然を空から俯瞰するようなイメージの
伸びやかな楽想が、この曲の雰囲気を決定づけていきます。
<第3番>ではスケルツォとフィナーレを編合した
第3楽章を考案したシベリウスは、この<第5番>では、
ソナタ形式冒頭楽章とスケルツォを編合するという
新機軸を打ち出している訳です。

[第2楽章]
シベリウスが得意とする自由で伸びやかな
変奏曲形式による緩徐楽章です。
弦楽器のピツィカートによる伴奏音形に乗せて
この作曲家らしい素朴な北欧の歌が歌われます。

[第3楽章]
シベリウスが終楽章でしばしば用いる構成、
二つのテーマが発展的に二度ずつ現れる
A・B・A・B・コーダという進行を見せる終楽章です。
テーマが発展的に扱われて高揚するので、
ソナタ形式を聴くような
充実感もある見事なフィナーレです。
まるで鳥になって大空を舞ながら、
森と湖の大自然を俯瞰するような、
大らかな気持ちにさせてくれる音楽です。
近年になって、この第3楽章を中心に
世界的に人気を博している、この<交響曲第5番>です。

シベリウス/交響曲第5番/ヴァンスカ盤

私の仕事場のライブラリーには、
オスモ・ヴァンスカ盤CDがあります。
4楽章構成の原典版(オリジナル版)と
3楽章構成にまとまった現行版の両方が収録されている
とても興味深いアルバムです。
リリース当初は大きな話題になりました。

♪シベリウス「交響曲第5番」(オリジナル版&現行版)CD♪
BIS/CD-863 オスモ・ヴァンスカ指揮/ラハティ交響楽団

珍しい音源がYouTubeにアップされていますので、
リンクしておきましょう。
YouTube / シベリウス 交響曲第5番 第3楽章 
      チェリビダッケ指揮 スウェーデン放送交響楽団

日本AI音楽学会 新公式サイト(アメブロ)本日グランド・オープン!

 

 

 

去る8月1日から仮オープンとして記事や掲載内容を構築してきた

日本AI音楽学会の新公式サイト(アメブロ)が、

いよいよ今日から本格稼働、グランド・オープンとなりました。

あらためて、よろしくお願い申し上げます。

 

尚、facebook と X については今までと同じアカウントを継続して運営しています。

そちらも併せて時々覗いてみていただけると嬉しいです。

 

 

 

今後とも、日本AI音楽学会へのご注目、ご支援の程、よろしくお願いいたします。