extra innings

age

トランプのダウトって

好きだったなぁ……

 

ブロ友さんの記事を読んでいて

思い出したこと。

 

 

行司さんの記事。

我々が何となく眺めていて

気づかない事

画像を交えながら

とても分かりやすく書かれています。

 

私はS50年代のゲーム

後楽園の阪神戦を殆ど

現地観戦したと書いたことがありました。

 

でね、まず阪神のスタメン

1番中村勝広 パチパチ~

4番田淵 パチパチ

  ……

9番江本 パチパチ

何て具合に阪神のメンバーが

呼ばれる度に拍手。

次が巨人

1番柴田から9番堀内まで

ダンマリw

さてこの後です

 

主審久保田 パチパチ

塁審は1塁平光 パチパチ

2塁大里 パチパチ

3塁岡田 パチパチ

線審はレフト三浦 パチパチ

ライト松橋でございます パチパチ

 

ついでに付け加えると

その後に流れるベンチ入りメンバーの

アナウンスが球場に行く大きな意味合いだった。

当時は球場以外で知ることが出来ず

それを観戦メモに付け加え

継投や代打など作戦を考えながら

見るのが楽しみだった。

82年頃からか、変な応援団の歌やヤジ合戦で

それが全く聞こえなくなり

応援団を不倶戴天の敵とみなす

大きなキッカケとなったのである

 

当時中学生の一人観戦自体

まずいなかったから

これはかなり奇異だったと思う。

審判リスペクトというより

やっぱGがきらい

Gは一切認めんぞ

審判さん変な判定しないでねという

意味合いが強かった。

ディープな審判マニアと

いうわけではなかったので

行司を心から愛するブロ友さんみたいに

諸氏の特徴は一切言うことが出来まへん^^;

 

平光清さんって矍鑠としていて

顔もハンサムなんやけど

どこか久富惟晴を思わせる風貌で

悪役が似合っちゃうんだよなぁとか

こりゃまた分かりづらい例えですなw

それだけに八木のHRで辞任したのは

相当な覚悟で気の毒であったし

当時NPBは全力で阻止したかったはずの

R.バース7試合連続HRの球審も

平光氏で全然G贔屓じゃなかったよ。

 

 

さて、今年だったか去年だったか

監督就任を噂されすっかり有頂天だった

現監督はんがyoutubeでこんなことを

仰っていた。

 

『ある年の後楽園の阪神戦

全試合知り合いの新聞記者に調べさせたんや

そしたら巨人の見逃し三振はゼロやった』

 

要するにジャンパイアの存在を

断言したのである。

スコアカードを提示したわけではないが

ここまで言い切ってしまえば

普通は信用してしまうだろう。

 

 

私は野球本を基本信用しない

選手の証言って残念ながら

当てにならぬ事が多い

ネットでは岡田はんは

記憶力が良いとされているが

私はそれには異論がありまして

特に彼は自美化が多すぎて

私の記憶と違うことが余りにもありすぎて

絶対信用できないんですねw

今回は反証が厄介で充分ではないが

資料を調べて5秒でハイ終了的な

勘違いが余りにも多い。

 

ついでに付け加えよう

このお二人岡田VS達川のバトルが最近

面白おかしく伝えられたが

私にとっては似たもの同士

実はことあるごとに批判している

 

4年以上前に書いた記事だ。下矢印

どうもアクセスはほぼゼロやったらしい^^;

 

 

野球をツマラナクするデタラメの流布は

止めていただきたいものだ。

人気者の軽口は

みんな鵜呑みにして信用してしまうから

まともな野球の話が出来なくって

困っちゃうんだよ。

 

話がそれた、見逃し三振のお話

私は熱心にデータを取りながら見ていて

残念ながら今は破棄してしまったのだが

そんな記憶はないのである。

 

ここで一言断っておきたい。

S60年に阪神が優勝した頃の野球は

ハーフスイングが極めて甘かったのだ。

翌86年に「新ストライクゾーン」で

低めが拡大されてその辺りから

厳しくなって三振が一気に増え出し

90年代になり野茂、佐々木に代表される

フォークボール全盛の時代となり

三振率があがったのである。

つまり後楽園の時代は

今より三振が少なかった

1試合2桁三振の試合など

滅多になかったことは指摘しておきたい。

 

この事実からしても401奪三振を達成した

江夏豊がいかに突出した存在であったか

現在の物差しでは計ることの出来ぬ

スーパー投手であったことが分かると思います。

 

さて簡単な検証をしてみます

S53年後楽園での巨人阪神戦の

三振数を見てみよう。

この年は阪神は球団初の最下位

岡田さんが入団する2年前のこと。

後楽園の13試合で阪神は4勝9敗であった。

 

13試合で阪神の三振数は81

巨人の三振数は63である。

 

この年130試合の阪神が666、巨人が580だから

この比率で巨人の三振数を算出すると

81×(580/666)=70.5……

 

だからやはり若干少ないのだが

これって誤差の範囲である

私ははっきり覚えているのだが

5月のゴールデンウィークに

2-14で大敗した試合があって

この試合は新浦寿夫に手も足も出ず

当時は珍しい11奪三振を食らったのだ。

巨人は5三振である。

 

これをさっ引くと阪神は70、巨人は58

ほぼ年間の三振率に近づくわけだから

岡田さんの仰るようなさじ加減は

ほぼ妄想であるとデータからは断言できるのだ。

 

優勝する前年84年はどうだったろうか?

岡田さんも在籍している年である

この年は阪神は後楽園で勝ち越している。

7勝5敗1分けである。

阪神の三振数は72,巨人の三振数は61である。

年間ではそれぞれ662,717で逆転しているが

この年の投手力の差を考えれば

やはり誤差の範囲である。

奪三振は阪神603でリーグ最少

巨人は725で大きな開きがある。

 

この年こうなったのは13試合中

山内新一が4試合も先発したことが大きい。

彼はかつて南海のエース

通算100勝を超す投手ではあったが

衰えは隠せず、前年は2勝9敗防御率8.55

で申し訳ないがお払い箱同然

小林繁の電撃引退で困り果てた球団が

とにかく実績重視で稲葉光雄、太田幸司

と同様、南海から引っ張ってきた投手。

 

シュートスライダーで揺さぶるピッチングが

持ち味で奪三振率は極めて低く

108イニングで34個、3イニングに1未満である。

それを考慮したら通常の率に

より近づくわけであり

見逃し三振が阪神に偏っていた

という事実はデータ上存在しないのである。

 

全部調べたわけではないが

他の年も似たり寄ったりで

とても見逃し三振は阪神だけって

事実は存在しないように思われます。

 

87年以降の岡田さんが在籍した阪神

(東京ドームが殆ど

仮に後楽園が勘違いでドームだとして)

桑田、槇原、就中斉藤雅樹には

手も足も出ない最弱チームであったから

こんな妄想を言ったら笑われるだけだよね。

 

岡田さんが在籍していた

80~83年を調べたって

明らかにオカシイデータなんて

出てこないと思うよ。

絶好調の江川なんて、岡田さんは勿論

掛布真弓以外は

全く手も足も出なかったし

そんな投手阪神にはいなかったじゃん。

 

実は私はピンポイントで

どっちか迷ったとき

G有利の判定となる傾向は

あったんじゃないか

とは思っていますw

しかし見逃しゼロとなれば「恒常的」

と指摘しているのであり

これはいくら何でもなかったでしょう。

被害妄想。

 

私がねじ曲がっているんだろうが

阪神のアレを素直に喜べんのは

これが起因している。

散々この3年強

数字のデタラメをされた挙げ句

それと同じような事をする人物が

何をしても讃えられるような風潮に

同調してしまうことに

どうしても葛藤を生じてしまうんですね

 

 

鵜呑みにしない

一次情報をチェックする

 

いかにして陰謀論が生まれるか

そのバカバカしき被害妄想下矢印

 

どんな事でも検証してみるのだ

プロ野球編下矢印

 

野球の例えだとピンと来ない場合

 

些細な事からデッカイことまで

データラメだらけ

 

どーでもいいことは針小棒大

要らぬ諍いを生じさせ(フラジリスタ)

見逃してはならぬ事は矮小化

被害を拡大させ被害者を見殺しにする

 

残念ながらこれが世の常

何とかせんと……

まずは一次情報をチェックし

双方にDoubt!を突きつけることから

 

詐欺師ってとかく横文字好き

ルー・ウエストベイ氏も大好きです

英語で突きつけてみるのが吉

It's a fabrication.

でもいいな。

「ファブるのは良くないぜ!」

「ファーブル」はオッサンにとっては昆虫記

「ファンブルは良くないぜ」

はヘボ守備を見たファンの嘆きですが

若者言葉では消臭、

ふぁぶりーずのことですね。

 

fabricationとファブリーズって語源は一緒。

fabrication(捏造)は

fabric(布、構造)から派生

これって以外に重要なことなんですよ。

捏造って些細な事、基礎から

尾ひれをつけて始まるって事です。

ファブリーズは

fabric(布)とbreeze(風)を組み合わせた

造語なワケですが、日本人の臭い過敏症に

便乗した商品とも言える

まさに、ゼロコロナの発想そのもの

ド~でも良いことを針小棒大を

具現化したものですね。

 

ネツゾーにしろ、過度なショーシューにしろ

ファブるのは良くないな、バカバカしい。