ブログという近代文学に関する検討と考察 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

 

Kiri先生のところにお邪魔します。
 
 
私のブログのフォロワーの皆様は、寛容で見識の高い方が多く、偏見に満ちた私の記事内容ですら心温かく見てくださっています。

コメント欄も承認制にはしておりますが、今までに削除したものは2件しかありません。
しかし、僅かではありますが、公開しなかったコメントがあります。
 
一つは、中学受験に対してネガティヴキャンペーンをしている人からのコメント。中学受験には賛成も反対も様々な意見があるのは間違いないのですから、どんな意見を持っていてもいいですよ。それを自分のブログに書くのであれば、全く問題はありません。
しかし、それをわざわざコメント欄に書く必要はないでしょう。ブログにはお作法があるでしょ。

 

『ブログを書く上でのお作法として』ブログは多様な意見が多様に語られていて、多様性を認める文化が醸成されている。もちろん自分とは異なる意見を書く人もいるわけだ。いなかったらつまらないし。そんなと…リンク中学入試と医学部入試の道の駅

 ブログはフォロワー様方々の共有財産であると同時に書き手の私有財産だから、それを毀損するようなことは許されないはずです。

私は共有財産としても私有財産としても、価値が高まることがこのコミュニティーにとって望ましいことだと思いますから。

 

 

そして、もう一件、コメント削除したことがありました。それはゆうゆくんの記事を書いたとき。

 

『ゆうゆくんの軌跡』今日は、現役医学部生、ゆうゆくんのお母様のブログを紹介します。合格までの足跡を残してくれていました。とても参考になる内容だと感じました。私の感想を書いてい…リンク中学入試と医学部入試の道の駅

 記事の中で、ゆうゆくんは部活をちょっと長く続け過ぎたということを書きました。医学部現役合格を狙うならば、やっぱり部活は高校一年生くらいまでで整理する方がいい。という感じで。

 

それに対して文句が付きます。

 

こんな話を信じてはいけない。医学部は体育会系の要素が強く、運動部をちゃんとやっていないといけない。部活を途中でやめると、うしろめたい気持ちになって勉強に集中できない。

 

このコメントが付いたときに、どうツッコンでよいのか分からなかったが。

まず私も医学部受験生や医学部生と話す機会も多く、適当なことを言っているわけではない。実際に部活を長引かせると現役では受験がうまくいかないことも多い。

世の中には、部活をしっかりやっていると受験もうまくいくという風説はあるが、ものすごく根拠が希薄だ。

確かに部活も受験もうまくやってきた生徒は目立つだろうよ。でもそんな例が目立っているだけじゃなかろうか。おそらく統計をとれば、ネガティブな結果にもなるだろう。更に言うならば、部活をやってきたから受験がうまくいったわけでもない。そうじゃなくてもこういう性質の生徒はうまくいくんじゃないのかな。

 

といったことを、このコメントを付けた人に言いたかったわけではない。この意見は私の意見なので、個々にどのような意見を持っていても、それは尊重されるべきなのだから。私が言いたかったのは・・・

 

なんで、コメント欄で喧嘩を売るんだよ。

 

そして、あなたの意見は医学部受験生に対して失礼だよ。

文化部や帰宅部の医学部受験生に失礼だし。

部活をやめたことでうしろめたい気持ちになるなんて。自分の決めた道にしっかりとした意識を持っていれば、周りがどうであるかなんて気にならないはずだ。この意見は受験生を侮辱しているね。

 

そんなことを言いたかった。

売られた喧嘩だから買ってやろうかと思ったのだが、こんなに良い話を書いてくれたゆうゆくんのお母様と、努力の物語を作ってくれたゆうゆくん本人に申し訳ないので、コメント削除して黙っておいた。

 

以上、2件だけ、コメント削除の経験があります。

 

ほとんどのコメントが私の拙い文章を補って、ブログを華やかにしてくれているので、本当に嬉しいものです。ですので、どんどんコメントください。コメント返しは時間がかかるかもしれませんが。


そして私の話は、読者の皆様全員に共感が与えられるような高潔なものではありません。その点はくれぐれもご了解いただきますようにお願いいたします。


いくた