広島大学対策をやってます | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

昨日から広島大学医学部対策をやっています。
センターのボーダーが87%。去年の合格最低点で考えてみると、センター87%の場合、二次は66%で合格します。

そして、去年の問題を昨日の指導の題材にしたのですが、はっきり言って、難しくはないんですよね。簡単とは言いませんが、取り組みやすいです。時間も十分で、私立医学部のようにタイムショックにはなりません。
たびたびお世話になっているkiri先生のデータバンクで確認してみても、やはりほどほどのランクでしかありません。kiri先生は大問5にLevel3を付与されていますが、状況把握に手間取るかもしれない分のレベルだと思います。時間があるのですから、問題を読み込む時間もありますので、実際にはそれほど難問ではありません。

もしかして、数学以外の科目が難しいのかと思ったのですが、理科重視配点方式の受験型の合格最低点が高いですから、たぶん理科の方が簡単なのでしょう。

昨日は、埼玉医科大学後期に向けて勉強している生徒もいたのですが、そっちの数学の方がむしろ時間的な制約もあって、難しいのではないかと思ったりします。

国公立医学部が私立医学部と比較して難しいのかというと、問題のレベルや合格最低点からみるとそんなことはないと感じるのです。まあ、偏差値も変わりませんし。

やはり、国公立医学部の難しさは、一発勝負だということでしょう。センター、二次と、その日にピークを持ってきて、最高のパフォーマンスをする必要があります。本番に強いかどうかというファクターも多分に関与します。

私立医学部入試でも、一発勝負に強い弱いが如実に結果に現れていますから、国公立医学部では更に顕著なものになるのでしょうね。

いくた