休日の脳トレ③
それともう一つ、大森先生が発生学の見地から研究されたことに【脳と腸は繋がっている】ということがあります。 こちらの考え方の根拠となる参考文献として藤田恒夫博士の著書 『腸は考える』 の中から抜粋してみたいと思います。
「…ヒドラから高等生物への神経系の進化を考えてみよう。 ヒドラにはもちろん脳がない。 前に述べてきたようにヒドラのニューロンは腸のまわりに散らばって、突起の先で繋がっているだけである。 (中略) 動物がヒル、ミミズなどに進化するにつれて、腸の始まり (食道) のまわりに、ニューロンの密集する神経節の方に追加されていって、いちばん上部に大きなものが作られる。
これが脳である。 こんなわけで、脳はヒドラの腸を包むニューロンが口のまわりで集合を始め、食道のまわりに神経節をつくることによって、発達してきたものだといえる…」
とあります。
ここで、大森先生が手相の講義の中で、消化器系(腸)を意味する生命線と神経系(脳)を意味する頭脳線が同じところから出発することから、どうやら 『脳は腸から始まったらしい』 ということを仰っておられました。
そして、古代中国人は食物を摂取して作られる血液の性状によって、喜怒哀楽などの感情が生まれることを知っていたので、古代中医学ではそこまで深く精神や神経を研究する必要はなかったのではないかということをでした。 ただし、西洋医学の解剖学に近い見地からですが。
そうそう、ここでインボーネタにも関係してきますが、戦後の日本を大きく改革したGHQ政策に関して、GHQの背後にいた国際金融資本群としてのユダヤ権力が、日本人の愚民化政策の大きな一環として、3S(Sport、Screen、Sex)の他に、この【食物】というものが大きく盛り込まれたようです。
第二次世界大戦には負けたとはいえ、世界を敵にまわしてあそこまで戦えた日本人という存在を分析した結果、その頭脳や精神力を作り上げたのは、粗食や主食としての【米】だろうという結果から、学校給食というもので子供の頃から【肉・パン・牛乳】を主食にさせ愚民化させていくという。
確かに日本が戦い続けるための戦費はユダヤ系金融資本群が出したようですが、兵隊の数やお金の量だけで戦争は勝てるものではありません。 西洋・東洋問わず歴史が証明しています。
そして、この物質・精神から堕落させていくという目論見は見事に成功していると、私たちの周りを見渡してみたら自明の理だと思います。
う、いかん、気がついたらまたもや趣味のインボーネタになってしまいました。
あまり話が拡散し過ぎてもナンですので、この辺で〆させてもらいます。
Happy Holiday!
おがっち