今回は私達の体に必要な「金属」について書いてみたいと思います。

私達の生命は、母なる海から生まれました。太古の海の中には、カルシウムや鉄、銅などの金属イオンがいっぱい存在していました。そしてこれらが生命の進化に深く関わったとされます。

おそらく、そのなごりなのでしょう。赤ちゃんを育む羊水は、古代の海の成分組成にきわめて近いと言われています。また、海水中の金属イオンの種類と濃度も、私達の血漿中のそれと非常によく似ていると言う事がわかっています。

私達の体は金属系ミネラルと切っても切れない関係にあり、不足すると様々なトラブルを招いてしまいます。金属系ミネラルの働きについてはまだ謎の部分も多いのですが、次々と色々な働きが明らかになってきました。また微細化白金がエイジングケアに大いに役立つなど、新たな「金属」の働きも発見されています。多芸多才な金属系ミネラルをいくつかご紹介したいと思います。

カルシウム:コツコツにも、イライラにも
Ca:アルカリ土類金属
1日に摂りたい量(20~60代)
男性 650~900mg
女性 600~700mg

金属系ミネラルと言って、真っ先に思い出すのが「カルシウム」と言う方も多いのでは。まずは、そんな「カルシウム」からご説明したいと思います。
カルシウムは、体重60kgの人で体内に約1kgもあり、そのほとんどが骨や歯に存在します。骨粗しょう症の予防にカルシウムを若いうちからコツコツ摂るようにすすめられていますが、日本人の摂取量は1日平均で男性約555mg、女性約532mgと言われています。この20年間で1度も必要量を満たしていないのが現状です。カルシウムには緊張をほぐして、イライラをやわらげる働きもあります。「ホットミルクを飲むとよく眠れる」と言われるのはこのためです。カルシウムはマグネシウムと3対1から2対1のバランスで摂るのが理想とされています。

来週も金属系ミネラルについてご紹介したいと思います。
先週に引続き「ストレス」のお話です。社会で生きている以上、ストレスを完全になくす事は出来ません。それなら、心や体の負担となるストレスを上手く減らしましょう。そんな参考になる5カ条をご紹介致します。

仕事以外の趣味を作る
ストレスをためやすい人は、生活にメリハリがなく、仕事とプライベートの時間が曖昧になっている事が多いようです。仕事が生活の中心になりがちな働き盛りの方も、上手に息抜きの時間を作りましょう。カラオケで思いきり歌ったり、スポーツに励んだり、子供や犬と一緒に遊ぶのもいいでしょう。趣味に打ち込む時間を持つと、かえって仕事にもハリが出て一石二鳥です。

ポジティブ・シンキングを心掛ける
嫌な仕事が回ってきた時は、「これを成し遂げたら自分の力になる!」と、前向きに考えましょう。失敗した時はくよくよ悩まず、次はどうしたら上手くいくかを考えましょう。こんな風に、どんな事でもよい方向に考えるクセをつけましょう。ちょっと見方を変えれば、心の負担にならい事も多いものです。

質のよい睡眠をとりましょう
睡眠は、仕事で使った脳や体を休ませ、ストレスを発散させます。成人の理想的な睡眠時間は約6時間と言われ、毎日決まった時間に就寝するのがベストです。これは人間の体に体内時計が組み込まれていて、規則正しい生活を心掛けると、ストレスに負けない体を作ってくれるからです。ただし、十分寝たつもりでも目覚めがすっきりしないなら、眠りが浅くて疲れが取れていない可能性があります。眠る前の夜食や飲酒、熱いお風呂は控えた方がよいでしょう。日中、活動している時に活発に働く交感神経が刺激され、熟睡を妨げてしまうからです。

食生活を見直す
仕事が忙しいと、ついおろそかになってしまう食事ですが、健康を維持するためにはとても大切な事です。決まった時間にきちんと3食とると、生活のリズムも整います。たくさんある栄養素の中でも、ビタミンとミネラルは脳や神経の働きを助け、免疫力をアップさせてくれます。これらの成分が不足するとイライラや不安、集中力の低下につながります。外食が多いと不足しやすいので、意識的に補いましょう。とくに野菜や果物、海藻類を積極的にとって下さい。足りない栄養素をサプリで補うのも手です。ストレスを発散するための飲酒は肝臓の事を考えほどほどにして下さい。イライラを鎮めるためにと、つい手を出してしまいがちなタバコも、ストレスの根本的な解決にはならないので気をつけて下さい。

疲れがたまりすぎたら休む!
心の持ちようや生活習慣を見直しても、残業が続いたり、プレッシャーなどで疲れとともにストレスがたまる事もあるでしょう。こんな時は思い切って1日休養をとるとようでしょう。自分の体は自分で管理するものです。一息入れる勇気を持って欲しいものです。
今回はストレスについてお話したいと思います。厚生労働省の調べによると、仕事をしている人の60%以上が仕事に関わるストレスを抱えていると言われています。さらにストレスを訴える人は、年々増える傾向にあります。1人1人のノルマが多くなったり、将来への不安、不規則な生活時間が原因として挙げられています。中でも、中間管理職にあたる30代、役職では‘係長’が抱えるストレスが一番強いのだそうです。

誰もがよく口にする‘ストレス’と言う言葉ですが、悪いイメージが強いですが、ストレスは「人生のスパイス」と呼ばれ、生きていくうえでなくてはならないものだそうです。例えばスポーツの試合。プレッシャーがかかり、緊張を強いられるので、これもストレスが含まれます。しかし、試合で勝つという目標があると、もっと強くなろうと努力を重ね、ステップアップにつながります。ストレスがあるがこそ、人間は競い合って発展したとも言えるのです。

ですが、ストレスが強すぎると、健康に悪影響を及ぼします。疲労感、頭痛、肩こり、動悸、めまい、食欲不振など・・。実に様々な症状が現れます。ストレスが長期間にわたると、自律神経のバランスやホルモンの分泌が乱れ、内臓の働きが弱くなります。免疫力が下がったり、生活習慣病のもとになるとも言われています。また、ストレスは気持ちにも大きく影響します。自律神経やホルモンバランスの乱れによって、イライラしたり、ゆううつな気分になったり、気分や集中力が落ちて、仕事に影響が出る場合もあります。さらにひどくなると、うつ病になる事もあります。

ストレスによる症状が人それぞれなのと同じで、その感じ方は千差万別です。似たような環境にいるのに、ストレスの影響を強く受ける人と、あまり感じない人がいるのはなぜでしょうか。元々の性格にもよりますが、心も体も健康ならストレスをはね返す力は強いです。逆に弱っている時は、小さなストレスが大きなダメージにつながる事もあります。心身ともの健やかな状態をキープする事が大切です。

来週は、ストレス対策についてお話したいと思います。