そろそろ今年も終わりに近づき、クリスマスに忘年会と楽しみな行事が続きますね。でもそこで気になるのが「ダイエット」ですよね?今回はダイエットについてご紹介したいと思います。

 まずはダイエットの基本を見直してみましょう。ダイエット=体重を減らすための食事制限と考える方が多いようですが、チェックしなければならないのは体重計の目盛りだけではありません。健康的にウエイトコントロールするためには、どんな注意が必要なのでしょうか?

 なぜ太りすぎではいけないのでしょうか。肥満とは単に体重が増えすぎた状態ではありません。身体を構成している水分、脂肪、たんぱく質などの成分のなかで、脂肪組織の割合(体脂肪率)が正常値以上になっている状態のことをいいます。

ほとんどの場合は体脂肪が増えると体重も増えますが、体重が正常でも体脂肪率が高い場合もあります。これがいわゆる「隠れ肥満」です。

体脂肪には、皮膚の下につく皮下脂肪と内臓の周囲につく内臓脂肪の2種類があります。気をつけなければならないのは、内蔵脂肪です。内臓脂肪が増えすぎると、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣を招くことになります。

体脂肪はもともとエネルギーの源であり、体温を保ったり内臓を守る働きがあります。女性の場合、少な過ぎると月経異常をもたらすこともあります。

もちろん増えすぎも危険です。体脂肪率の正常値は女性で25~30%、男性で15~25%です。注意値は女性で35%以上、男性で30%以上です。

 正常値を守ることが、健康と美しさを守ると心得ましょう。

 女性ホルモンのバランスのとれた生活のために、まず簡単に出来る食品についてご紹介したいと思います。

豆腐、納豆、味噌など日本人に馴染み深い食べ物がホルモンバランスを整えるのに役立つことが知られるようになりました。そのカギを握るのが大豆に含まられる成分、大豆イソフラボンです。エストロゲンに似た働きでくずれがちなホルモンバランスを整えます。毎日食事からとるのが理想的ですが、サプリメントを利用して上手に補給すると便利です。副作用もなく、安心して続けることができます。そのほかには、インドやエジプトで昔から民間療法として利用されてきた、ざくろやレッドクローバーなどもホルモンバランスを整えます。これらはエストロゲンが減少する更年期にもおすすめです。ホルモンバランスを整えることで、美容や健康を応援することができます。ところで、実際に女性ホルモン物質の素となっているのはコレステロールです。コレステロールは脳の栄養ともなる大切な構成要素です。脂肪酸や糖質によって体内で合成されます。ダイエットに気をつけているなら、料理をするときに、オレイン酸など、良質の脂肪酸やポリフェノールをたっぷり含んだオリーブオイルを使ってはいかがでしょう。健康管理にも役立ちます。ダイエット中はビタミンEをサプリメントに加えることもおすすめです。ホルモンの分泌を正常に保ち、抹消の血管を拡張する働きがあります。

 またストレスをためない生活を送ることが大切です。視床下部からはストレスに対応するたけのホルモンも分泌されます。そのため、ストレスが多いと黄体形成ホルモンの分泌が抑えられてしまうこともあります。生理不順や無排卵月経は女性ホルモンのバランスが乱れているという赤信号です。過度なダイエットや不規則な生活のせいでも起こるので注意して下さい。

反対に女性ホルモンの分泌にプラスになるのは、笑うことや感動する気持ちです、イライラ気味なら、ラベンダーやカモミールのエッセンスオイルを数滴おとしたお風呂や足湯を試してみて下さい。また気持ちのゆったりするクラシック音楽もおすすめです。

 女性ホルモンのバランスが整っていることは、美肌をキープする上で大切なことです。エストロゲンとプロゲステロンのバランスが整っているとコラーゲンが一定量に保たれ、皮膚の水分量を増やして、弾力のある肌や、つやのある髪をつくります。また、脳の活動を活発にさせるので、目元もいきいきしてきます。

ところが、バランスが不安定になると、肌や髪のつやがなくなるだけではなく、体調が崩れ、気分もすっきりしません。またエストロゲンが減ると、相対的に男性ホルモンの分泌が活発になり、にきびが出来やすいトラブルがちな肌になります。

 自然なリズムを保つためには、きちんとバランスよく食べることはもちろんですが、ストレスに負けない身体を作ることも大切です。適度な運動は体力をつけるだけでなく、気分転換にもなります。また、身体を冷やさないようにすることも大切です。おしゃれを優先して肌を露出しすぎると冷えをまねいてリズムを乱します。

 月経が始まった日をメモしておいたり、基礎体温を計っていると、リズムの乱れにすぐ気がつきます。月経が止まったままでいたり、無排卵月経をくりかえしていると、女性ホルモンの正常な分泌がなくなることもあります。すぐに専門医に相談して下さい。

 ホルモンバランスが整っていれば、月経期、エストロゲン上昇期、プロゲステロン上昇期、に沿って、ホルモンの増減が肌に影響を及ぼします。サイクルに合わせたスキンケアを試してみて下さい。

来週で女性ホルモンについては最終回になります。