今回も「女性ホルモンについて」ご紹介したいと思います。女性ホルモン分泌は、28日から30日ほどの周期をもって繰り返し行われます。微量のホルモンが周期的に分泌され、その情報によって女性らしさがつくられています。

視床下部~下垂体で作られる卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンは協力し合って卵巣にある卵胞を成熟させ、エストロゲンの分泌を促します。卵胞から分泌されるエストロゲンの量がピークになると、それを視床下部~下垂体がキャッチして黄体形成ホルモンが大量に分泌されます。排卵はこの刺激によって起こります。排卵後、形成された黄体からプロゲステロンがさかんに分泌され、反対に目減りしていくエストロゲンの働きを助けます。受精に備えて子宮壁は厚くなりますが、使われなければやがて体外へ排出されます。これが月経です。

 エストロゲンとプロゲステロンの分泌は、この連携によって行われます。肌のコンディションの変化も、このふたつの女性ホルモンの増減によるものです。28~30日のバイオリズムにそって表れます。つまり、ホルモンの特徴を理解して、周期にあったスキンケアをすれば、トラブルのない、よりきれいな肌を目指すことができます。

 バイオリズムは大きく3つの段階に分けることができます。月経期、エストロゲン上昇期、プロゲステロン上昇期です。月経が始まった日を1日目として数えていくと、だいたい5日目にはエストロゲン上昇期が始まります。35~40日周期の人ならエストロゲン上昇期が16~20日ほど続きます。プロゲステロン上昇期は誰でも14(+-2日)間です。 

 次回も「女性ホルモンについて」をご紹介したいと思います。

 女性の肌のコンディションはいつも一定ではありません。肌の変化は、その時の体調以外にも、ホルモンの分泌が大きく作用しています。

 「ホルモン」という言葉はギリシャ語の「刺激するもの、よびさますもの」から派生した言葉です。身体には食事によって得た栄養素を利用して情報伝達物質を作り、血管を使って必要な場所に指令を送ります。この情報伝達物質がホルモンです。ホルモンは臓器や組織を刺激したり、よびさましたりして、心と身体の機能を整えています。

 ホルモンにはいろいろな種類があり、現在約80種類のホルモンが見つかっています。それぞれに役割がありますが、その中で肌や髪、ボディラインなど女性の美しさをつかさどり、赤ちゃんを産むことに関わるのが女性ホルモンと呼ばれるものです。

 女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。エストロゲンは、つやつやした肌やきれいな髪をつくり脂肪をたくわえて、女性らしいボディをつくります。また妊娠に備えて子宮の環境を整えます。プロゲステロンはエストロゲンと協力して体内で子供を育てる準備をします。

 このふたつの女性ホルモンの分泌は初潮を迎える10代初めから盛んになり、20~30代でピークを迎えます。女性らしい魅力に包まれるのは、女性ホルモンがバランスよく分泌されるからです。肌にはハリと潤いが生まれます。

 ホルモンの分泌される量は多いもので年間大さじ1杯、女性ホルモンにいたってはその100分の1という微量です。しかし、ごく少量でありながら、エストロゲンとプロゲステロンは微妙なバランスを保ち、肌や身体に影響を与えています。

 

続きはまた来週に。


 

 今回も「お酒について」です。お酒を飲んだあとほど、味が濃くてこってりしたラーメンにひかれたことはありませんか。普通、食事をすると食べたものが分解されて血糖が増え、その信号が脳に送られて満腹だと感じます。それから食後しばらく経つと、血糖が減って食欲がわきます。つまり、血糖の増減で、満腹と空腹の感覚が切り替わるわけです。お酒を飲むと、肝臓がアルコールを分解するときに血糖を消費します。そのため、本当は空腹ではないのに、食欲が出てきてしまうわけなのです。

 また昔から酔い覚ましには、柿がいいとよく言われます。二日酔いというのは、体内で分解されずに残ったアセトアルデヒドが原因です。そこでアセトアルデヒドを分解するのに柿が効くのです。柿に含まれるカタラーゼという酵素にはアルコールの酸化を活発にさせ、アセトアルデヒドの分解を進める働きはあるのです。さらに柿に多く含まれる果糖が低血糖状態の糖分を補給してくれるのです。


お酒を楽しく飲むには

①笑いながら共に、楽しく飲もう

②自分のペースでゆっくりと

③食べながら飲む習慣を

④自分の適量にとどめよう

⑤週に2日は休肝日を

⑥人に酒の無理強いをしない

⑦薬と一緒には飲まない

⑧強いアルコール飲料は薄めて

⑨遅くても夜12時で切り上げよう

⑩肝臓などの定期検査を

*アルコール健康医学協会より


以上10カ条を守って楽しくお酒を付き合って下さい。