今回は「ダイエットと運動」についてご紹介したいと思います。

実は運動で使われるエネルギーは消費エネルギー全体の30%程度です。残りのほとんどは基礎代謝で消費されています。その基礎代謝の60%~70%は筋肉で消費されているので、基礎代謝量を増やすには筋肉を増やせばいいのです。その結果、体脂肪も減ってきます。

 筋肉を増やすには運動が不可欠です。運動によって筋肉が鍛えられると、筋肉の量が増えていきます。また、運動することによって、成長ホルモンやアドレナリンなど、体脂肪を分解するホルモン分泌が高まり、さらには筋肉組織での脂肪の燃焼量を高めます。このように運動はダイエットにとっていいことずくめです。

 だからといって、毎朝走ったり、もちろんスポーツジムに通わなければなんて堅苦しく考える必要はありません。筋肉を鍛えながら体脂肪を燃焼する運動をしましょう。

 そのためには、酸素をたっぷりとりこんで筋肉を動かす有酸素運動がベストです。ウォーキングや軽いジョギング、自転車やなわとびが、これに当たります。また掃除や洗濯、窓拭きなど家事も効果的に行うと、立派な有酸素運動になることが分かっています。

 どれも10分ずつ1日2~3回に分けて、合計20分以上の有酸素運動を毎日続けると基礎代謝はアップします。少しの時間でもいいので、欠かさず続けることが大切です。

 それすらもおっくうだという方は、15分以内で行けるところは必ず歩くようにしたり、エレベーターをやめて階段を使うようにするだけでも違ってくるはずです。慣れてきたら、簡単なストレッチ運動をプラスして下さい。テレビを見ながらでもかまいません。身体を無理して伸ばさず、気持ちいいところで止めるのがポイントです。歩くことから始めて、少しでもいいから身体を動かしてみましょう。

 アミノ酸は筋肉をつくるたんぱく質の合成を促す働きがあります。歩いたり運動を始める前にとると、体脂肪を燃焼して、さらに効果的です。

 レモンや梅、黒酢に多く含まれているクエン酸はコレステロールや中性脂肪のバランスを適正に保ち、エネルギーの代謝を高めます。運動の後やいつまでも疲れがとれないときにおすすめです。

 今週は「食べなければずぐに痩せられるか?」についてご紹介したいと思います。

確かに摂取エネルギーを減らせば体脂肪も減らすことはできます。でも、極端な食事制限はリバウンドを招き、体脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまいます。体重の減少と増加を繰り返すと、筋肉が減って逆に体脂肪が増え、ますます痩せにくい身体になります。それだけではなく、極端な食事制限は、骨や肌を衰えさせ、生理不順や無月経になることもあります。これでは美しく健康なボディは望めません。

 まずは1日の総カロリーを計算し、その範囲内に収まる食事をするよう努力しましょう。単にカロリーが収まればいいのではなく、今の食事の内容も見直して下さい。栄養価はないのにカロリーだけはあるものを多く摂ったり、りんごなど単品だけを食べ続けていては、栄養が偏ります。「高タンパク・低脂肪」を心がけ、野菜、たんぱく質、食物繊維などをバランスよく摂るのがベストです。

 もし、宴会や外食などで食べ過ぎてしまっても心配しないことです。その分、運動量を増やしたり、翌日の食事量を調節すればいいのです。

 サプリメントも上手に利用して下さい。ライフスタイルに合わせて加えると効果的です。

 今回も「ダイエット」についての続きになります。先週、ダイエットで気にしないといけないのは、体重だけではなく、体脂肪率だというお話をしました。ではどうしたら体脂肪を減らせるのでしょうか。

 体脂肪が増える仕組みは、とてもシンプルです。食事からとっている「摂取エネルギー」の量が「消費エネルギー」の量を上回った場合、次に使うときのために体脂肪として貯蓄されます。摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多い状態がずっと続くと、体脂肪はどんどん増えていくのです。

1日に使われる消費エネルギーは

①運動するときに使われるエネルギー

②食べ物を消化吸収するときに使われるエネルギー

③身体を維持するときに使われるエネルギー(基礎代謝)

以上の3つです。ですから、運動に使われるエネルギーと基礎代謝をあげることができたら、体脂肪は減っていきます。

 来週は「食べなければすぐに痩せられるか」についてご紹介したいと思います。