太りにくい身体をキープするには、代謝がいいことが前提です。その代謝と深い関わりがあるのが血液と血流です。

血液は赤血球、白血球、血小板の3つの血球と、液体成分である血漿とで構成されています。血液は血管を通じて全身に流れ、酸素を送ったり、体温の調節をするなど、大切な役割を担っています。

 最近、赤血球と代謝の関係が話題を呼んでいます。正常な赤血球は弾力があって丸く、毛細血管の中も通ることが出来ます。しかし偏食による栄養不足や、運動不足によるエネルギー消費量の低下、ストレスなどの影響によって赤血球が硬くなってしまうと、毛細血管の中を通ることが出来ず、酸素を全身に行き渡らせることが出来なくなります。食事の量も気をつけているし適度な運動もしているのに太ったなら、血行不良で代謝が上手くいっていないのかもしれません。

 クエン酸やサメの肝臓に含まれている様々な有用成分は、赤血球のしなやかさと弾力性を保ち、元のように丸くする働きがあります。とはいえ、サメを食事でとるのは難しいものです。深海サメの肝臓を使った肝油エキスをお試し下さい。うるおい成分のスクワランもたっぷり含まれているので、お肌の保湿効果も期待出来ます。

 亜鉛やクロムなどのミネラル類は、糖を分解したり、脂肪を燃やすときに働く酵素を活性化する働きがあることが知られています。また亜鉛は細胞の新陳代謝を促すためにも欠かせないミネラルです。

体内でミネラルが不足し、それに運動不足が重なると、いったんダイエットに成功したとしても、あっという間に元通りになってしまいます。しかもミネラル類は体内で作り出すことが出来ず、汗などでも体外に失われやすいものです。その上、食品に含まれているミネラル自体が昔に比べて減っているといわれていますから、食事だけで必要な分を補うのは難しいものです。

ダイエット時の体調を整えたり、栄養の偏りを防ぐためにも、マルチミネラルや亜鉛で積極的に補いましょう。生活が不規則で食事のバランスが乱れやすい方はもちろん、ダイエット中のストレスによるイライラを抑えるのにも役立ちます、ビール酵母や発芽玄米にもクロムが豊富に含まれています。

 ダイエットに成功したなら今の体型をずっとキープしたいものです。でもちょっと気を抜いたら、元通りになってしまうのはなぜでしょう。

この際、一気に太りにくい体質にリニューアルしてしまいましょう。

 生まれつき太りやすかったり、年齢とともに太りやすくなることはあるのでしょうか?確かに、肥満は、遺伝子(遺伝的素因)が関係すると言えます。ダイエットの効果がすぐ出る人と現れにくい人がいるようです。

 同じだけカロリーを摂取しても体重に違いが出てくるのは、体質による差、すなわち遺伝的素因の差によるものと考えられます。でも遺伝だけが肥満の原因とは言えません。

 もともと太りやすい体質をもった人が、食べ過ぎや運動不足になりやすい環境で生活すると肥満状態になります。つまり肥満は遺伝と環境の両方に関係するのです。

 もし、遺伝的に太りやすい体質だったとしても、自分の生活スタイルや行動パターンを見直せば、肥満を防いだり解消することは十分可能です。

 中年以降は、年を重ねるごとに基礎代謝が低下していきます。そのうえ運動量も少なくなりがちです。これまで以上に太りやすい環境が揃っていると言えます。

 でも諦めないで下さい。幸いなことに、内臓脂肪は皮下脂肪に比べると、たまりやすい一方、分解されやすいことも分かっています。努力次第で減らすことが出来るのです。

 基礎代謝量を上げる努力をしましょう。たとえば毎日、軽いストレッチや体操をする、食べ過ぎたと思ったら翌日の食事を軽めにする、外食時に量が多いと思ったら残すなど、ちょっとした気配りをするだけでもいいのです。

 毎日の主食に発芽玄米をプラスしてみるものいいでしょう。発芽玄米に含まれるギャバと言う成分には悪玉コレステロールの増加を抑える働きがあります。また白米に比べて歯ごたえがあるのにも注目です。早食いすると、脳が満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまう恐れがありますが、噛み応えのあるものなら少しのボリュームでも満足出来ます。

 ダイエットの理論上は、部分痩せは出来ません。でも、もしお腹の周りや足を細くしたいと思ったら、筋力トレーニングをしてみてはいかがでしょうか。アスリートのようなハードなトレーニングではくてOKです。自宅でも簡単に出来ます。筋力をつけることで基礎代謝量も上がり太りにくくなりますから、一石二鳥です。

 毎日、500gから1kg程度のダンベルや水を入れたペットボトルを持って体操したり、おなじみの腹筋運動や背筋運動をしてみて下さい。太ももなど下半身を引き締めたかったら、スクワット運動がおすすめです。いずれも体力に応じて、無理なく続けて下さい。

 朝は平気なのに、夕方になると足が太くなってだるい・・。これは筋力不足とともに、むくみが原因かもしれません。むくみは余分な水分を排出出来なかったり、老廃物を含んだリンパ液が滞ってしまうことによって起こります。


簡単スクワット

足を肩幅に開き、太ももが床と並行になるまで膝を曲げます。アップダウンに約5秒かけてゆっくり行うのがポイントです。太ももの前面を引き締めたかったら足を揃えて両足を閉じたまま曲げます。

いずれも1セット5回からスタートして目標は1セット10回です。


ダンベルで効率アップ

背中をまっすぐにして500gから1kg程度のダンベルを両手に持ちます。それからお尻を突き出す形でスクワットをすると、太ももやふくらはぎに効果的です。1セット10回を目標に頑張ってみて下さい。