さて、旅も最終日です。

振り返ってみると7泊8日の旅でしたが、結局青森県を出ずに終わることになります。

もっと言えば青森県の東半分にしか居ませんでした。

沖縄県みたいな離島を除けば、旅行中にこれだけこの狭いエリアに留まるのは人生初かもしれません。

 

前日も暖かかったですが、この日ももっと気温が上がると予想されており。

一方で放射冷却のため朝は冷え込むと言われてましたが、確かにその通り。

寒くて何度も目覚めたのはもちろんですが、トイレに駆け込むのも数回ありましたw。

 

良いお天気になりそうな朝焼けです。

 

この日はゆっくり目で歩き出したのは6時半近くでしょうか。

小川原湖に反射する朝日です。

 

寒いだけあって湖面から湯気が出ています。

 

白鳥も結構いますね。

 

この時歩きながら聴いているオーディブルの内容から気になった言葉をパチリ。

 

途中ですが、そのオーディブルで聴いていた書籍をここで。

 

まさに、タイトル通り「いただきます」ですね。

僕は普段料理を作ってくれている母親にちゃんと「いただきます」と言っていないなと改めて思わされました。

と言うか、母親に限らず外食時にだって言葉に出して言ったっていいわけで。

ご馳走様はお金を払ったときに言うことが多いんですけども。

 

ともかく、これから自宅ではちゃんと言おう思いました。

それから今回みたいに一人旅での車中なんかでは恥ずかしくも何ともないわけで。

 

主人公は高校を卒業してフリーターとして過ごした後に大学に入りますが、中学生くらいが読んでもいいお話のような気がします。

回り道が悪いとは言いませんけど、しないで済むならその方がいいと思いますので、高校で何をすればよいのか分かりません見たいな中学生が読んでもいいと思います。

 

こちらは前回小川原湖の道の駅で車中泊したときに夕食で利用したお店ですね。

 

何か懐かしいですが、この時に「いただきます」と「ごちそうさま」はちゃんと言えたのかな?と考えさせられました。

口に出さないまでもちゃんと心の中ででも言いたいなと思ったのですが・・・。

 

この後に別作品を聴き始めたこともあって、初回の食事で早速言い忘れてしまって自己嫌悪です・・・。

 

こちら前日にスーパーで買っておいたお弁当。

16時半前だというのに大半が半額になっていて何で??と思い。

夕食の場所はもう決めていたので朝飯に回そうと買っていたものでした。

 

前日に下見したのにも関わらず、寝床が小川原湖の道の駅になったのでこの周辺で日帰り入浴施設を検索。

いくつか候補があった中から玉勝温泉を選択しました。

 

外観も内装も完全に昭和の銭湯という感じですが、源泉かけ流しの温泉で室温低めとは言えサウナまでついて料金は何と220円!!。

これだけのために近くに移住したいくらいです・・・。

この日は特に予定があるわけでも無いので、一時間弱ゆっくりさせてもらいました。

 

その後は今更ながら是川で世界遺産だと認識した北海道・北東北の縄文遺跡群。

その内の一つである七戸町貝塚館に。

 

廃校した小学校の校舎をそのまま活用しているようです。

 

三内丸山遺跡の展示でもそうでしたが、縄文人は犬を飼っているイメージ。

そして正にここ二ッ森貝塚のイメージキャラは犬でした。

 

で、この貝塚からは完全体と思われる幼犬の骨が見つかっているんだとか。

 

当時から犬は食用の対象ではなく狩りのパートナーであり、また愛玩でもあったんでしょうね。

 

その後は七戸の道の駅に併設されている鷹山宇一記念美術館に。

失礼ながらこの方は全く存じ上げません。

 

意外にこの方の絵の作品展示は多くなかった感じです。

 

企画展の第84回国際写真サロン展の方がスペースを割いていました。

今やデジタル全盛の時代ですから色補正なんかはもちろんやって当然なんでしょうけども、実際にはあり得ない奇をてらった(?)ような加工まで許されるっていうのは写真展としてどうなんだろう?と疑問に思ってしまいました。

これならAIに画像を作らせて応募するなんていうことも止められないなあと。

 

これは鷹山さんの趣味だったというランプコレクションの中の一つです。

 

最後の部屋には北村西望の彫刻もありました。

 

彫刻と言えばこのサラブレッド二頭。

 

地元七戸が生んだ二頭のダービー馬を讃えてということのようですが。

どんな戦績だったのかと気になって調べてみたら、ヒカルメイジの方は二歳下の異父弟コマツヒカリもダービーを制しているんだとか。

ん?、母馬が他牧場に移籍して七戸産じゃなかったのかなと思って更に調べましたらコマツヒカリも同じく七戸の盛田牧場生産。

何でコマツヒカリだけ銅像が無いの??

 

さらに調べると持ち込みだったヒカルメイジよりも自家生産馬でしかも父内国産馬だったコマツヒカリの方を七戸町は称えるべきとも言えないですかね?

まあヒカルメイジの方が競走成績も優れているし、生まれ故郷の七戸で種牡馬生活を送りG1勝ち馬も輩出していますから七戸町への貢献度は比べ物にならないのかもしれませんが。

ともかく、コマツヒカリの銅像も隣りに並べてくれることを切に願います。

 

馬ならぬ牛のお話です。

 

こちらは確かラジオCMも流しているお店で人気店のようです。

 

悩んだ末にクッキー&クリームとゴマのダブルを450円で。

 

美味でございました。

 

三沢市内に戻りこちらでホッキのハーフ&ハーフ丼を。

 

酢飯ではなくて白飯を期待していたんですが、ちゃんと確認して指定すればよかったな。

まあでも美味しくいただきました。

これで、どんからキャンペーンのシールを三枚ゲットですので応募できますね。

 

下見に三沢空港へ。

爆音を轟かせて戦闘機が訓練中です。

 

戦闘機をもっと眺めてみようかと思ったのですが、三沢空港の展望デッキは何と有料。

止めましたw。

 

時間調整をしながら海沿いへ。

 

なかなかの荒れた天候だったこの旅二日目とは打って変わって穏やかなお天気。

時間を逆算して展望台に上ってきたのはもちろん14年前のこの日に起こった東日本大震災での犠牲者に対して哀悼の意を捧げるため。

 

事前に地図を眺めて、ちょうど海岸線の方向に主な被災地である岩手、宮城、福島があることを確認済みです。

ここでふと、階下のビードル号が何で太平洋(アメリカ)方向を向いていないのかということも恐らくですが納得できました。

この海岸沿いに南に走るルートを滑走路としてたってことなんでしょうね。

 

まだ時間的に余裕があったので航空科学館に併設する大空ひろばに来てみました。

科学館の方は既に経験済みですからパスで。

 

ここでも爆音をさせながら戦闘機が訓練を繰り返していましたが、一回り大きな飛行機が飛び立っていくのが見えて。

 

先ほど空港で待ち合わせていた乗客を乗せた伊丹行きだと思います。

 

その後も戦闘機の訓練は続いており、超低空ですぐに左旋回しているところなんかを観察。

 

やはり機動性は凄いですね。

ふと思ったのですが、前回訪問時にこんなにバンバン戦闘機が飛んでいたかなあ・・・?

 

美しいですね。

 

科学館の建物にホンダジェットと書かれていたので隙間から覗いてみたらホンダジェットが今は展示されているらしいです。

 

前回来た時にゼロ戦が展示されていたエリアですね。

 

まずは少し買い物をして荷造りを完了させて、空港で手荷物を預けてしまいます。

それから昨日半額になっていた弁当を当てにして同じく16時半ごろビードルプラザにあるスーパーに来てみるもまだ通常価格。

あれ?と思って17時過ぎに再度来てみますが、最大でも4割引きと何か拍子抜け。

 

レンタカーを返却して少し歩いて三沢空港に。

結局僕の夕食はイギリストーストのジャリジャリMAXと写っていませんが柿ピーということに相成りました。

 

ちなみにコーヒーのペットボトルの中身は銘酒桃川の純米酒を移し替えたものですw。

 

飛行機の方は至極順調。

往路はトラブルありましたけどねw。

フライトログブックで書かれていたのを見て初めて知りましたがGTB(Ground Turn Back)というらしいです。

 

で、そのフライトログブックを復路でもいつも通りお願いして。

到着後に書いていただいたCAさんと少しおしゃべり。

フレンドリーな方で旅行中に撮った写真を見せてもらえないか?とのことだったので、いくつかチョイスして見せてあげました。

重い荷物を背負っての家路は憂鬱でしたが、最後のこういう何気ない会話で元気が出ますw。

 

思えば以前はコメントを残してくれたCAさんの個人名も記載されていた気がするのですが、最近は皆無ですね。

個人情報保護の観点からなんでしょうから仕方ないですが。

「またお目にかかる機会を・・・」とか、「次回はこのお話の続きを・・・」なんて書いていただくんですが、顔を覚えるのが下手な自分にはどうしようもないですね。

CAさんの方から声かけてくださいねw。