二日前のことですが忘れないうちに。
タイトルを読めない人もいるかと思いルビを振ります。
何故ここに来たかというと、前に大学の同級生が住んでいて遊びに来たことがあったので、何か懐かしくて。
こっちに着いてからはその友人の車に同乗して移動したはずなんですが、ここまで電車で来たんだっけかなあ?
駅に来ても思い出すことはできませんでした。
それから、野辺地に来てみようと思ったのはW杯を戦い終えた柴崎選手の地元で、わずか数日前に凱旋したと聞いたから。
まだ実家で休んでるかもしれませんね。
彼は今大会でブレイクした一人と言っていいわけですが、何より真野恵里菜さんとの結婚を発表したというのもニュースになっていて。
交際自体は去年の内から報道されてましたが、率直に羨ましいなあと。
彼女がどういう芸能活動をしているかはっきり言って知りませんが、黄桜「呑」のCMで見たときにかわいい子だなと思って名前は知っていました。
婚姻届もこの帰省時にこっちで出したみたいですね。
まずは駅舎に入ってみます。
今更ながら思いますが、第三セクターの運賃って高いですね。
途中駅じゃお金を落とす人もいないだろうし、地元民にとってありがたいことなんて一つもないかも。
でも、ここ野辺地の新たな観光資源はいまホットな柴崎岳選手なわけで。
早速駅前に横断幕を発見です。
振り返ってもこれ。
これは役場かな?
そして出身小学校。
規模が小さい街ですから英雄度(そんな言葉あるのかな?)がそれこそ「はんばない」でしょうね。
実は野辺地には昨晩の内に来るべきだったのかも。
というのもお祭りがあったようで。
もっとも調べて気づいたときにはもうお酒が入っていたので移動は諦めましたが。
これが常夜燈のようです。
良く分かりませんが復元された船かと。
ラーメン屋さんでも全力で岳推しです。
この後は三沢の道の駅です。
所謂道の駅とは違った複合施設で非常に広々しています。
馬アレルギーの僕にはちょうどいいのかな。
この母仔以外は騎乗できませんのでお気をつけて。
三沢航空科学館の前の像は率直にライト兄弟かと思ってしまいましたが全然違いました。

誰だったのかという歴史を館内で知ることになります。
まずは外にある飛行機の展示を見てみますが、これがなかなか素晴らしい。
無料で搭乗できる機体が複数あります。
中でも一番寛げそうなのがこれ。
昔は今の電車みたいにボックス席が主流だったんでしょうか?
基地のすぐ脇なので実機も見られます。
真ん中のはブルーインパルスに所属していた機体だそうで。
右の機体の機首には日本っぽい絵柄が。
戦闘機のコックピットにも乗れますが、決して寛げません。
迷いましたが、零戦ほかも見られる複合チケットを920円で購入し中へ。
館内は飛行機のエリアと、それ以外の科学体験エリアの二本立て。
まずはいろいろあった体験コーナーへ。
これは空圧で上下動させる装置。
無料で味わうには十分面白いと思います。
それからフライトシミュレーターなんかもまだ早い時間のせいなのか並ばずに体験出来てよかったです。
あとあったのは、ヘリコプターの仕組みを学ぶ装置とか、月面での1/6の重力を味わう装置とか、飛行機の揚力を体験できる風防とか。
まあ一般的な科学というよりはやはり航空宇宙よりなんでしょうかね。
別料金のエリアで見られたのは十和田湖に沈んでいたのを引き上げられた練習機。
それから、映画撮影に使われた零戦の復元模型。
これが海底や湖底から引き揚げられた零戦実機って組み合わせだったらよかったんですけど。
特に練習機の方は詳細な解説をされている専門家の方が居られたので、それを興味深く聞ける人であればいいですが、僕としては不要だったかな。
科学館単体の510円の方にすべきでした。
で、これが三沢にこの素晴らしい施設がある事の根拠、ミス・ビードル号です。
もちろん復元機ですが。
因みに実機は行方不明だそうです。
で、何をした機体なのかと言うと、世界初の無着陸太平洋横断を達成した記念すべき機体なんだとか。
館内の資料を見て(そんなにくまなく見たわけではないですが)何で三沢から飛び立ったのかはいまいち理解できなかったんですが、いずれにせよこの結果をもって飛行機の町となる運命が定まったというか。
順序はともかく、空港ができたのも日米両軍の基地があるのもそのせいでしょう。
で、その空港に行ってみます。
どうせ夜に来ることになるんですが、搭乗までどう時間をつぶせるのか下見をしようと思って。
レストランはあるようですが入ってどうこうしようというメニュー構成ではないことを確認しました。
かなりお腹が減っていたのでお替り無料ののぼりに惹かれてこのお店に。
なかなかボリューミーでご飯の盛りもデフォルトで結構ありました。
お替り可能な総菜も置いてあったりしてコスパは非常に高いと思いました。
「おばちゃんの店」と謳ってますが、少なくとも一人は綺麗目の女性でしたよ。
唐揚げの形が特徴的で
このお店に間違いないと思うんですが、何で店名変えたんだろ?
その後は徒歩でまずは基地の入口へ。
当然ですが中には入れません。
誰か友達になれば入れてくれるのかな??
面白かったのはゲート脇にある制限速度表示。
「8」と示されてましたから8km/hなんでしょうが、単に時速5マイルを変換したんでしょうね。
裏道を回り込む感じで一周する形でスカイプラザへ。
一階はアメリカの食料品やら雑貨屋らが多数並んで、アメリカ好きな人にはいいでしょうね。
もっとも、それよりは基地関係者への実需を見込んだビジネスなんでしょうが。
海外で見かける日本製品が高いのと同様に、ここにあるアメリカ製品はかなり高いんだと思います。
それを購入するのに困らない海外赴任手当的な福利厚生がちゃんとしてるんでしょうね。
唯一例外的に安いのは一部コストコ製品。
会員にならずに買えるのでお得かも。
個人的にはダイエットドクターペッパーがバラで変えるのは嬉しいかも。
二階の古着屋さんや軍関係の備品を扱うお店なんかもブラブラするには面白いかもしれません。
この建物以外に米国を思わせる街並みが見られると思っていたのですが、意外にそうでもなく。
時間を持て余すことになってしまいました。
まずは海を見てみようと東に向かうとビーチがある事が分かって行ってみました。
写真を撮ろうとカメラを片手に車を降りたわけですが、よくよく考えるとビーチでカメラを構えるのは変な誤解を生みかねません。
遠景を一枚撮っただけで足早に立ち去りました。
再入場可能な航空科学館に再訪することもちょっと考えましたが、早めに車を返してどこか居酒屋にでも入ろうかと。
というのも、三沢空港は市街地からも徒歩圏内なので。
とは言えこの暑い中、市の中心部から歩くのは避けたいので空港近くで店を何となく探してみましたがめぼしいものもなく。
結局、空港で酒でも飲みながら出発をのんびり待つことを選択。
そうなると、酒とつまみが必要になります。
お土産を買うことも合わせてマックスバリュに。
まずは日本酒とこれを買って、暑い中お散歩です。
リンゴ味もいいですが、酷暑の炎天下で食べるガリガリ君は最高です。
全くの偶然ですが、こんなものも目にしました。
もうすぐお祭りみたいですね。
覗いてみたかったんですが止めておきました。
ビードルドームです。
何かと思いましたら大きなテントの下で、バーベキューをしています。
これなら雨が降っても大丈夫だし、日陰になっているので暑さも凌げます。
天井が高いので風が入ってきますし、よっぽど横殴りの雨風でもない限り楽しめそうな良い施設でした。
すぐ隣のスーパーにほやの刺身があるのを発見。
再度マックスバリュに戻りますがこちらにはない模様。
サワーと、ねぶた漬けをさっきの日本酒を買った時の店員さんのレジに意図的に持っていきました。
綺麗なうえに親切だったんで、何か印象に残ってしまって・・・。
別のスーパーに車で戻り、お土産とは別の今晩消費用の日本酒と、ほやを買って出発です。
最後なんで給油をしないといけないですね。
走行距離は約320㎞だったので、20リッターは行かないだろうなと思っていたら25リッターまで入ってしまいました。
これって排気量の割に燃費悪すぎないか?、と思ったんですが、よくよく考えるとこれって新車なわけで。
慣らし運転が済まない内はこういうものなのかもしれませんね。
詳細は伏せますが、口に入ることのなかった銘柄です。
前便が一時間半も遅れています。

この便が折り返してくるわけではないので関係ないと思っていましたが、遅延の理由は羽田空港の滑走路に穴が開いたことが理由なんだとか。
よって僕の乗る便も遅れる可能性が高いとのことです。
酒のせいでよく覚えてないですが、結局1時間くらいの遅れだったのかな?
遅延自体は仕方ないんですが、解せないのは前の便の乗客には遅延の対価としてミールクーポンを配布するとのアナウンスが聞こえたこと。
僕はもらっていないんですが、まあ遅延の度合いは前便よりマシだったはずで。
どういう基準になっているんでしょうね?
バスに乗るように一駅前で降りるつもりだったんですが、目が覚めたのは最寄り駅の発車直前。
事なきを得ましたが、歩いて家に辿り着くとかなりグロッキーでした。
酒の飲みすぎというのもありますが、車中泊、船中泊、車中泊という行程でしたから疲労もあったのかも。
アラフォー最後の旅のお話でした。