1970年代はFMラジオの音楽番組をエアチェック(要するに録音ですね)するのが一大ブームでして、FM放送の番組表とオーディオ雑誌を兼ねたような媒体がたくさんありました。FMレコパルは小学館から発行されていた雑誌です。
糸井重里さんがDJをやっていた番組だったと思いますが、そこで流すラジオCMの制作を担当したことがありました。
といっても音楽担当ではなく、SE…、今時はエスイーというとシステム・エンジニアのことですが、当時はコンピュータなどはまだ一般には普及しておらず、SEといえばサウンド・エフェクトを指しました。
CMには音楽も入っていますが、これは新津章夫の物ではありません。最後に♪え~ふえ~む、れっこぱーる、というジングルが入りますが、このメロディーとエンジニアリングは新津章夫の物です。♪レコパール、ではなくレッコパールと促音にしてあるところがアザトイですね。
歌声は女性の歌手の方の物ですが、加工してあるのでヴォーカロイドのように聞こえます。デジタルとアナログの境目にあった時代が感じられます。
FMレコパル ラジオCM
http://www.youtube.com/my_videos_edit?ns=1&video_id=65qB8UrTLUU






