前に住んでいたアパートの大家である友人がアパートを売却したので大掃除を手伝った。彼は僕より一歳上で世代も一緒だし、音楽の趣味も似ている。
もうアメリカでグリーンカードを取得して、家族もアメリカ人だからイタリアには帰ってこない。というわけで、いろいろと不用品をくれたのだけど、その中にトーレンス(Thorens)のアナログ・レコード・プレイヤーがあった。
1970年代のオーディオブームでは名器と呼ばれたスイスのメーカーで、頂いたのはTD166というベルトドライブのモデル。イタリアのヤフオクでは200~300ユーロくらいで今も取引されている。
ついでにLPレコードも20枚くらいもらったのだけど、その中に「スイッチト・オン・バッハ」があった。
新津章夫のバッハ信仰は、もちろん「平均律クラビア曲集」から始まったものだけど、自分でもレコーディングしようとしたきっかけは、この「スイッチト・オン・バッハ」だった。
制作者のウェンディ・カルロスについては、Wikipeにも詳しく紹介されているのでここでは書かないけれど、改めてレコードを聴き直してみると、「G線上のアリア」とか「Invention」などはモロにその影響が感じられて懐かしい。
このあたりは「SCIENCE CLASSICS」(http://bridge-inc.net/?pid=1755714)に収められてますので、ぜひ聴き比べてみてください。




