気が付けば半年も放置してしまいました。申し訳ありません。
早いもので新津章夫が亡くなって10年が経ちました。今年は没後10年、生誕60年のCDを発表する予定でしたが、もしかすると来年にズレこむかもしれません。
そのお詫びといってはなんですが、これから定期的に面白い音源をアップしていく予定です。
まずは、新津章夫が多重録音を始めるきっかけとなったSONYの4トラック2チャンネルのオープンデッキでピンポン方式で多重録音した音源から。曲名はなく、当人はインド風と呼んでおりました。まだ音数は少なくギターを3、4度重ねた程度のシンプルなもの。全音モラレスのセミアコースティック・ギターのチューニングを落として、ブリッジ付近にプラスチックの下敷きを切った物をはさんでシタール風の音を作ったものです。「I・O」制作への最初の一歩というべき作品です。
テープには1973年とありますから20歳か21歳かな?
新津章夫「India01」1973年のデモテープより
http://www.youtube.com/watch?v=UYK8SHExjy8&feature=g-upl