このブログでよく使われる用語

コマンド(特定の行動を指示する単語)

タイムアウト(愛犬の行動に無反応を示すこと)

フィードバック(OKやNGを伝えること)

キュー(意思疎通のための合図)

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愛犬のリモート家庭教師camacoですビーグルしっぽ

 

 

1年ぶりのブログ更新^^

 

 

お散歩で吠えまくるヨーキーちゃんに

吠えない魔法をかけた私のYouTube動画が、現在48万回も再生されていて

 

公式LINEの無料質問にも「散歩で吠えるのをやめたせたい」というご相談がたくさん届いているのですが

 

無料質問は当選者にしか回答できないので、皆さんにもお伝えできるようブログにてお散歩吠え克服のための重要な情報を公開します。

 

 

1回や2回ではとても全ては伝えきれないので、しばらく連載となる予定です

 

お困りの方はしっかり目を通して情報をご活用くださいね上差し

 

 

では早速本題に入りましょう

 

▼  ▼  ▼

 

 

散歩時の吠えがなかなか直らない、むしろひどくなっている状況にある方のほとんどが間違った対応をしています。

 

その間違いとは一体、何かというと・・?

 

 

 

 

 

吠えをやめさせようとしていること

 

 

そして

 

 

愛犬に成功できる状況を与えていないこと

 

 

です。

 

 

 

 

吠えをやめさせてはいけない?

 

どういうこと!??

 

 

そう思いますよね。

 

 

 

 

愛犬が吠えると「やめさせなきゃ!」ということで

 

 

「ダメ!」「コラ!」と叱ったり

 

オスワリさせて動きを止めようとしたり

 

リードをグイっと引いてコントロールしようとしたり

 

 

愛犬の行動を抑えようとしていると思いますが、

 

 

 

それは、逆効果。

 

 

 

実際それで改善できないですよね?

 

では、どうすればよいのかというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

何もしない(無反応)

(=タイムアウト)

 

 

 

これが正解。

 

 

 

吠えや興奮の最中に、やめさせようとして愛犬に構うと余計に悪化していきます。

 

『吠えなくなる魔法動画』を見ていただくとわかりますが、私は吠えているヨーキーちゃんに対してそれをやめさせようとはしていないのです。

 

→記事の最後に動画リンクあり

 

 

 

なかには、

 

「事前に対応しているのにうまくいかない」

 

このような方もいらっしゃるでしょう。

 

 

いずれにしても、うまくいかない人全員に当てはまることですが

 

 

 

知らず知らず愛犬に、失敗する状況を与えています。

 

 

 

うまくいかないのならば、愛犬が成功しやすい状況を努めて作ってあげることが必要なのです。

 

 

 

そもそも屋外の状況は自分がコントロールできないことの方が多いので、ただでさえ失敗しやすいもの。

 

 

だからこそ、

 

有利な結果を出すために、吠えの失敗は見逃しつつ

 

「どうすれば成功しやすいか?」を考えて

 

練習のためのシチュエーションをセッティングすることが大事ひらめき電球

 

 

 

それでは、今回は「吠えをやめさせようとする」のが間違っていることについて、その理由と原因そして解決策をお話ししましょう。

 

 

と、その前に

 

 

お散歩吠えを改善するための「方法」について軽くふれておきますビックリマーク

 

 

 

一言で吠えなくする方法といってもやり方は色々とあって、方法の前に考えていくアプローチもいくつもあります。

 

 

例えば・・

 

①吠える行動に罰など(不快な刺激)を与えて制御する

②カームダウンさせることで吠えを抑制する

③意思疎通レベルを上げて言うことを聞きやすくする

④自発性を伸ばし吠えない行動を引き出す

⑤物理的に吠える状況を回避する

 

 

そして、それぞれのアプローチの中に方法やテクニックがいくつも存在するのです。

 

 

最近は欧米や日本でもスパイク(棘)付きの首輪を使った①の手法がよく用いられているのですが

 

プロにお願いしてスパイクカラーでトレーニングしたけれど「もっと興奮しやすくなった」とか「マシにはなるけど解決しない」ということで、私のリモートレッスンを希望される方も増えてきました。

 

一般の方はスパイクカラーをうまく使いこなせないですし、怖がりな小型犬は合わないコが多いんですよね。

 

 

で、私は主に②③④のアプローチで吠え行動を改善していきます。

 

 

それってどうやるの??

 

方法が知りたい!

 

 

って思いますよね?

 

 

 

 

でも、やり方はまだ教えられません。

 

 

 

これは営業目的ではなくて…(笑

 

 

「やり方」を覚える前に知っておくべき知識があるからです。

 

 

 

 

困っているときって、早く直したくて「方法」が知りたいじゃないですか。

 

でも、

 

方法ってあくまで最終的な選択肢なんですよ。

 

 

家庭によって条件や都合など状況が違うため

そのままのやり方では通用しないことも少なくありません。

 

 

ですが、

 

吠えが改善できない原因や吠えない行動を引き出すためのしくみがわかっていれば、うまくいかないときに自分で考えて調整していくことが出来るようになるんですニコニコキラキラ

 

 

 

ちなみに…

 

お散歩の魔法動画では私が短時間でギャン吠えを改善したので「そのやり方を教えてください!」とよく言われますが、

 

 

 

残念ながらそれは、無理です。

 

 

その理由は、

 

犬の扱いにおける相当のスキルを持っていなければ出来ないから。

 

 

スポーツで例えるなら初心者と上級者のレベル差があるわけで、初心者が上級者のテクニックを教えてもらったところで使いこなせないんですよ。。

 

 

だから、方法さえわかれば成功するということではないのです。

 

ただでさえ散歩時の対応は難易度が高め…

 

 

 

それでも、

 

出来るだけ皆さんがうまく問題改善できるように工夫して情報を伝えますので

 

方法は後回しにして、少しのあいだ私の話にお付き合いくださいね。

 

 

 

本題に戻りましょう。

 

 

 

愛犬が吠え止まない、全然落ち着かない原因というのはさっき言った通り

 

その最中に、愛犬を構うからです。

 

 

 

「やめさせないといけないし…」

 

 

 

気持ちはわかります。

ですが、それってかなり無謀なことなんですよ。

 

 

なぜなら、

 

吠える理由が好奇心であれ恐れであれ、愛犬は吠えたい心理に基づき吠えています。

 

よそに集中していたり興奮しているときに、横から注意されただけですぐ行動を止めたり落ち着くことって、そう簡単に出来るものではないですよね?

 

そして、そういうときに構えば構うほどそれが余計な刺激となって興奮が助長されてしまうのです。

 

 

正直に言うと、散歩吠えをこじらせている方は

 

 

余計な動きが多い…

 

 

 

ただ、ここで何より知っておいて欲しいのは、

 

 

あなたが愛犬をコントロールしようとすることは

愛犬の『自制心』を妨げているということ

 

 

だから、

 

落ち着いてほしいなら愛犬に対しては何もしなくていいのです。

 

 

 

要するに「一番相手にしちゃいけないときにかまっている」ということですが

 

それは、

 

吠えを気にしすぎていることが原因なんですよね

 

人は気になることに対してよく反応しますから。

 

 

 

愛犬の行動というのは

 

気にすればするほど、その行動はなくなりません

 

なので、

 

悪い行動ではなく良い行動を気にかけて、それに反応する方が得策です

 

 

 

そして、散歩中には

 

愛犬の行動を気にすれば(不安・懸念)するほど、あなたは愛犬から気にしてもらえなくなります

 

そうなるとますます意思疎通は難しくなりますよね…

 

 

 

例外として、

 

【①吠える行動に罰など(不快な刺激)を与えて制御する】のアプローチにおいては、吠え・興奮の最中に愛犬に対応することになります。

 

 

しかしながら、散歩で興奮しているときに

 

 

愛犬に対し的確な反応をするのは容易ではありません

 

 

間合いや強度など細かい加減や調整するスキルが必要です。

 

 

 

だから実際、何もしない方が簡単。

 

 

 

お散歩吠えに限らず、愛犬の好ましくない行動の際には何もしない(タイムアウト)が効く場合がとても多いです

(特に、愛犬の意識があなたに向いているとき)

 

 

 

ちなみに…

 

吠える心理が「恐れ」の場合は、叱るなどのネガティブな対応は通用しないどころか、精神的に追い込むので興奮癖がひどくなっていきます。

 

 

ということでまずは、吠えの最中は「何もしない」を身に付けましょうニコニコ

 

 

 

 

ところで、お散歩吠えにお悩みの方は

 

一言も吠えさせたくない圧がスゴい人が多い…

 

 

 

そもそも犬が吠えるのは異常行動ではありません。

外の刺激を体験しているのだから、声を発することも興奮することも自然な反応です。

 

他人に気にされたとしても、直接危害を加えているわけではないですよね。

 

なのですが、

 

懸念が強かったり周囲の目に敏感になると、飼い主さんは吠えに対してナーバスになりやすいと思います。

 

 

「吠えてはダメ」という意識は、人間社会の価値観や個人の不快感によってジャッジしていることであって、犬には犬の気持ちや都合があって吠え(意思表示)ているだけなのです。

 

 

なので、

 

「一言も吠えさせない」ほど敏感にならずに、いったん愛犬の吠えを見逃してみませんか?

 

 

 

「吠えてはダメ!」

 

と思って、結局直らないよりも

 

 

「吠えても構わない」

 

それでのちに改善できるなら、そう思っても損はないでしょう。

 

 

 

ここで大事なことは、吠えを否定せずに受け入れると

 

あなたの心に余裕が生まれるということですひらめき電球

 

 

そうすると愛犬を見る目が変わって、一緒に取り組んでいく前向きな気持ちも湧いてくると思いますおねがい

 

 

実際にcamacoのクライアントさん達も

 

「気持ちが変わったらうまく出来るようになりました〜!」

 

とよく言ってます。

 

 

 

ということで、

 

愛犬の興奮や吠えに対しては、何も手出しをしないことが第一歩ということがわかりましたね。

 

でも、

 

何もしないで本当に落ち着くのか…?

 

愛犬への対応はいつ何をすればよいのか?

 

 

まだ色々とわからないですよね。

 

 

それについては、次回に続きます〜ビーグルあたま

 

 

 

※余談ですが…

 

公式LINEにいただく相談の中で、

 

「愛犬が吠えるときに抱っこして落ち着かせようとしても暴れて困っています。。」

 

というお話がけっこうあります。

 

 

幼児をあやすようなイメージなのかもしれませんが…

 

吠え・興奮時の対応として抱っこはNGです

 

騒いでいる愛犬を抱っこしても大人しくはならず「落ち着きとは真逆の作用が働く」ので余計にひどくなってしまいます。

 

〜〜〜〜〜

 

吠えなくなる魔法の動画ひらめき電球

▼ ▼ ▼

 

 

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