ぷちマインドアップ -23ページ目

笑うこと、泣くことの意味

「楽しい」

「嬉しい」

こういった感情が生まれると人は笑います。


赤ちゃんの満面の笑みを見て、

ついつい笑い返してしまった経験はありませんか。


この赤ちゃんの微笑みは、

生物学的にはまだ弱い生き物である赤ちゃんが、

母親に可愛がって育ててもらうための”本能の微笑み”なのだそうです。

生きるための”生存シグナル”と言ってもいいのだと思います。


もちろん赤ちゃんは意識して笑顔を作ってはいません。

本能で笑う”ことで、

周りの人が笑顔になり、優しくしてくれるのだと感じ取り、

「この表情は役に立つのだ」

と学ぶことで、笑顔を繰り返すようになるのだそうです。


そして、大人になるとその笑い方が変わってきます。

様々な感情から”無心の笑い”が少なくなり、

愛想笑い、苦笑い、つくり笑い、そして泣き笑いまで、

なんらかの”感情的な笑い”になっていきます。


アメリカではすでに”笑い”の効果が本格的に研究されていて、

以下のことが確認されているそうです。

1.大笑いによってリラックスすると自律神経の働きが安定する。

2.強力な鎮痛作用をもつβエンドルフィン(モルヒネの6倍以上の鎮痛作用)
  という神経伝達物質が増加して痛みを忘れてしまう。

3.情動をつかさどる右脳が活性化され、
  ストレスで左脳を使う人にとってリラックス効果があると考えられる。


そしてこれらの効果は、

喜怒哀楽などの”感情的な笑い”ではなく”無心に笑い”の方が効果が高いそうです。


もう一つ、

赤ちゃんが”生存シグナル”としてもっていることは”泣くこと”です。

泣くことで母親に、

「お腹がすいた」

「おしっこが出た」

「体調がおかしい」

などと伝えます。


人は「つらい」「悲しい」などと感じたら、

涙を流して泣くことが出来ます。


男は”泣く”という行為自体に抵抗があるかもしれませんが、

それでも思いっきり涙を流した後は、

なんだかスッキリして、

つらいことや悲しいことでも忘れられる気がするものです。


涙には、

角膜の保護や、ゴミや異物を取り除く”生理的な涙”と

悲しみや怒りなどからくる”感情的な涙”の2種類があります。


後者の方が、タンパク質を多く含んでいることから、

排泄と同じように『ストレスホルモン』を排泄すると考えられているそうです。


涙は、悲しい時や怒りを感じた時だけでなく、

楽しい時や嬉しい時にも出ます。


激しい『喜怒哀楽』によって興奮し、

バランスが崩れた時に感情を落ち着かせたり、

高まったストレスを軽くしたりします。


つまり、

”笑うこと”も”泣くこと”もどちらも

『身体をリラックスさせる働きがある』ということです。


人はストレスから逃れられない生き物です。

その一方で、

”笑うこと”や”泣くこと”で

いろいろなストレスから自分自身を解放して癒すことのできる

唯一の生き物なのだとも言えます。


「心の奥から笑ったことがない」

「まわりを気にせず泣いたことがない」


頭でいろいろ考えるのではなく、

赤ちゃんの頃のように思いっきり”笑い”、

思いっきり”泣く”ことを思い出してみるのも

心の変化を生じさせるきっかけになるのかもしれません。

YESマンから脱却する

なんでもかんでも「Yes」と答えてしまう”Yesマン”

かつての僕もまさにそうでした。


「嫌われたくない」

「評価を下げたくない」

こういったものが怖いので、

なんでもかんでも「はい(YES)」と答えてしまう人が”Yesマン”です。


「明日も残業だけど、お願いね」

「はい」


「これ、手伝ってもらえるかな?」

「はい」


「じゃあ、ついでにこれもお願い」

「はい」


本人は人から嫌われたくないという一心で

なんでもかんでも「はい」と答えていますが、

実はこれが原因で周囲の信用をなくしてしまっていたりします。


なんでも「はい」と答えている人は、

自分で考えてものを言わない軽い返事をする人であり、

本心からの返事をする人ではないと見なされてしまうからです。


自分の本当の気持ちを隠して、

嫌なことを嫌々引き受けていることで、

「結局、Noと言える力がないのではないだろうか?

こんな疑いをかけられてしまい、

その結果、信用をなくしてしまうというわけです。


「これだけはどうしても・・・」

そんな時にも

「No!」

ときっぱりと言えるようになれれば、

「この人はちゃんと自分の意見を言ってくれる人なんだな」

と相手に思われ、むしろ信用されるようになっていきます。

相手の本音を引き出すには自分が本気にならないといけないということです。


信用のある友達付き合いがしたいなら、

どれだけ「Yes」と言えるかではなく、どれだけ「No」と言えるかが大切なのです。


もちろん、だからといって、

なんでもかんでも「No」と言えと言っているわけではありません。

自分で考えて自分の本音を話すことが大切だということです。


もしかしたら、相手の要求に対して「No」と言うことで、

「使えないやつだ」

などとレッテルを貼られてしまうかもしれませんが、

一時的なものなので気にする必要はないでしょう。

一番悪いのは、自分の価値を下げてしまうことです。


なにより「Yes」と言っているだけでは本当の信用は得られません。

都合のいい人として扱われて終わってしまうでしょう。


嫌なことでも「Yes」と嘘をつきながら続ける関係と、

嫌なことは嫌だと正直に「No」と言える関係とでは、

信用の度合いがまったく違うのです。

心の姿勢を変えて、人生を思い通りにする

人間の行動は多くの場合、意識的に行われています。

例えば、駅に向かって歩いている時、

「前に歩いている人を抜きたい」

「できるだけ早く着いてゆっくりしたい」

こんな気持ちが心のどこかにあれば、

自然に歩くペースが早くなります。

何にも考えていなかったのなら、普通の歩き方になっているでしょう。


何かを得たいと思うのであれば、

それを心から強く願うことが大切です。

心の姿勢を変えたら、人生は自分の思い通りになるはずです。


ヘルマン・ヘッセは"運命は心の中にある"

と言っていますがまさにその通りだと思います。


これからの人生を素晴らしいものにしようと思ったら、

何を望み、何を期待するのか、自分を理解して、

心からそれを願うことがなによりも重要です。


「どうでもいいや」

「なんとかなるよ」

自分のたった1回の人生に対して、

こういった投げやりであったり、他力本願な考え方で道は開けるはずがありません。


仮に運良く道が開けたとしても、

それは人生という長いスパンで考えてみれば、

非常に短い単発の成功で終わってしまい、

気が付けばまた元の鞘におさまってしまうことでしょう。


カトリックの有名なフレーズに、

”求めよ、さらば与えられん”

というものがありますが、

望まないものには何も与えられません。


世の中には、

「あんな上司がいるから、オレは仕事をサボっているんだ。」

「職場が面白くないから、よく休むんだ。」

「オレは認められていないから適当にやっているんだ。」

などと愚痴をこぼす人がいます。


そしてこれら全てに共通する点があります。

それは全て”他力本願”だということです。


自分を変えるのに外的要因は関係ないのだと思います。

自分が変われば結果として環境は変わっていくものだからです。


環境を変えてから自分が変わるのではなく、

自分が変わることで環境が変わる

ということです。


”願う”ことは誰にでもできます。

しかし”心から願う”ことは、本当に自分を信じていないとできません。


口先だけではなく、心の底から願うことこそが、

なによりも大切なことなのだと思うのです。