3年ぶりのエッフェル塔、楽しみ。
シャンパンフラッシュも、見たい。
リッツ・パリにステイするなら、
リッツ・パリゆかりの作家の作品にしたい!!
その場所で生まれたり、舞台となっている作品を味わうのも旅の楽しみですよね!
ということで、今回はヘミングウェイの作品にしました。
リッツ・パリには、バーの常連客であった、ヘミングウェイにちなんで名付けられた「ヘミングウェイ・バー」があります。
移動祝祭日(いどうしゅくさいじつ)とは、その年によって移動する祝祭日のこと。
海外だと「キリスト復活祭(イースター)」とか
日本だと「成人の日」とか「体育の日」…などがそうでしょうか。
この作品は、駆け出し作家であった若い頃のヘミングウェイの回想録、という形で書かれているのですが、発表されたのは死後。
(これを書き終わった翌年、ヘミングウェイは猟銃自殺しています。)
リッツ・パリが不思議な関係をしている作品なのです。
ヘミングウェイの最初の妻が、彼の草稿などを全て詰め込んだスーツケースを、パリのリヨン駅で盗まれてしまいます。ヘミングウェイはものすごく落胆したのですが、それを機会にこれまでと全く違った新たな創作方法に挑み、数々の作品を生み出しました。
34年後、なんとそのスーツケースがリッツ・パリで見つかります。何十年も経って、若い時に自分が書いた原稿やメモを見たヘミングウェイはそれをもとにパリ時代の回想録を書きました。そして完成したのが「移動祝祭日」です。
エピグラフとしてこんな言葉が置かれています。
うーん!
確かにParisってそういう不思議な力、ありますよねぇ。
Parisに魅了されちゃう人が世界中に大勢いるのは、移動祝祭日だからか。
どこにでも付きまとってくるような、不思議な力。
ヘミングウェイといえば、モレスキンを愛用していたことでも有名!
「移動祝祭日」の中には、カフェでノートを広げて執筆するシーンがたくさん出てきます。もしかしたらモレスキンに書きつけていたかもしれないな〜〜と妄想するだけで、幸せ。笑
▶︎さきこモレスキンはこちら♡
以前開講していたオンラインサロンの課題図書にしたこともあったのですが、
「老人と海」は中学生あたりの夏休みの本で読んだことがある方も多いのでは♡
去年、NHKの「100分de名著」でヘミングウェイをテーマにしていたのでよく見ていたのですが…
まさか、こんな風に世界的大作家のヘミングウェイと、リッツ・パリでコラボできるとは!😍
(コラボの設定がイージー過ぎてすぐ叶っちゃう🤣)
ちなみに、私が作っている「聖域と繋がるノート」でもヘミングウェイと勝手にコラボしていました。笑
▶︎チャコールブラウン
Everyday is a new day
(とにかく、新しい毎日なんだ )
大好きな一冊、ヘミングウェイの「老人と海」から。
どんなに老いても一人で海に出ていく漁師。巨魚と死に物狂いで格闘します。
もう、年寄りなんだからそんなに頑張らなくていいのに、と気遣う若者に言った一言。
(既に完売しています)
リッツ・パリで、ヘミングウェイの目と重なること、感じることがとっても楽しみ😍
あと、「移動祝祭日」は創作のヒントになったであろう作家同士の交流の様子もとっても詳しく書かれていて
(フィクションにしろノンフィクションにしろ)
私は、本当に素晴らしいと思うんですよね!
これを「本に書く」のが!
そして、作家はそうあるべきだと思う!
「書いちゃいけないこと」なんて設けず
感じたことをちゃんと書いてくれる人はありがたい。
こういう人すごく多いんですが…
「本を出したい」とか「作家になりたい」とか言いながら
強く感じたことがあっても世間体を気にして書かないことがある、
ってのは曲がっていると思う。
美しくないしブサイクだと思う。
「本を出したい」「作家になりたい」って「書きたい」ってことじゃないの?
「書きたい」わけじゃない
「本を出したい」「作家になりたい」ってなになの???笑
なんで「どうしてブログにそんなこと書くんですか?」って聞くの???
感じたことを書きたいからに決まってるじゃん!笑
▶︎懐かしい記事だけど繋がった。笑
↑
なんでわざわざ書くんですか?
そんなこと書くなんて酷い!
って思う部分が、「移動祝祭日」にはたくさんある。笑
それが、ものすごく面白い!!
実際に読書会に「より良い人生」を求めるみんなが集まって、そんな話をワイワイと交流するのも、
とっても素敵な経験になるだろうなぁ、と今から楽しみです。
カフェでパリジェンヌがお喋りするように、みんなとワイワイできたらと思います♡