さて、ブログカスタマイズは、見た目のおしゃれとは別に「自力でブログに人を引き寄せたい」という理由でするケースもあります。


自分のブログを多くの人に読んで欲しかったら、何をすべきか?

Ameba ヘルプ アクセスアップ講座」を読むと、基本は積極的な働きかけであり、こまめなコミュニケーション。これらは、交流広場的な考え方ですね。


つまり、「個別に働きかけて、一人ひとりと相手と仲良くなろう」というアプローチ。例えれば、湾内での養殖かな。外海から魚を呼び寄せようという方向じゃないですよね。

アメーバはこういう形の交流に特化した場所なので、このアプローチは正しいし、有効だと思います。


一方で、外海まで餌のおいしい匂いが届くようにするには、SEO(検索エンジン最適化)的なブログカスタマイズが必要になります。

この漁業の例で言えば、その時するのは、自分の浜に餌をたっぷりばら撒くことと、外洋からの潮の道を作ってやることです。
何のためにカスタマイズをするか。
これは、前にも書いたように大きく二つに分かれます。

一つは、自分だけの見栄え(外見)が欲しいからで、もう一つは、コミュニティに頼らず自力でブログに人を引き寄せたいからです。


まず、一つ目の目的であるオリジナリティについて。

自分とまったく同じ柄の服やネクタイを着ている人に会った時、なんとも決まりが悪い思いをします。

これと同じで、他の人のブログデザインが自分が気に入って使っているスキンと一緒だった時も、それに似た感情が湧くものです。

写真がトップにあるブログの場合、写真を差し替えただけで印象はガラリと変わります。

それに合わせて、文字色やリンク色、文字サイズなどを変えると、オリジナルっぽさが増します。


中身が違うのだから、ぱっと見が同じでも別に構わないじゃないか。

確かに正論ですが、その論法でいけば、世の中におしゃれは不要になりますよねー。
にほんブログ村にご登録いただきました。「ブログスキン」と「ブログテンプレート」」の二つのカテゴリーにです。ありがとうございます。

さて、スキンとテンプレートですが、どう違うのか。
普通の分け方として、見栄えを司るCSS=スキン、構造を司るHTML=テンプレートだと思います。

私の場合、カスタマイズはSEO的な比重が高いので、テンプレートを触ることが多いです。つまり、無理なくキーワードをブログの文面に盛り込む訳です。

また、しばしばリンク構造も変えます。

例えばこのブログで使っているテンプレート(アメブロでは変更できません)では、記事タイトルから各記事へのリンクはされていません。

つまり、「スキンとカテゴリー」という大き目の文字をクリックしても、記事にはジャンプせず、「記事URL」かサイドバーの「最新の記事一覧」のリンクをクリックしなくてはなりません。

これを記事の上のタイトルからジャンプさせるには、HTMLファイルを書き出す雛形を変える必要があります。それに伴って、その部分のリンク色を変えたりします。こちらは、CSSの編集です。

ほぼ閉じた世界であるアメブロは、テンプレート(HTML)を変更する必要そのものがない。運営側のロジックはこういうことでしょう。需要と供給は一致しているという訳です。