静岡県の歩ける城70選 | ガレージ ペスカ

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静岡県の歩ける城70選 と言う本を買ってみました。
 
 

 
城ガイド本は結構な数出ているのですが、本書は静岡県内の城限定で70城、ゆえにまず他の本では取り上げられないような、超マイナーな城も取り上げられています。
 
全国版だと、殆どの城が行く事が出来無いような遠方になりますが、県内なら大体日帰りで行く事が可能です。
 
大きさも丁度良く、読みやすいサイズと持ち運べるサイズのバランスがギリギリだと思います。
 
 
 
最初に、行った事が有る、蒲原城持船城跡等を読んでいったのですが、面白くて食い入るように読んでしまいました。
 
蒲原城については、全体の図が無く、現地に有る鳥瞰図だけで全容を想像していたのですが、
本書の図を見ると、自分が歩いた範囲は本来の半分以下だった事が分かります。
 
城の事だけが掛かれているので、例えば下田城(鶴島城)等は、開国記念碑やブロンズ像について全く無視です。
 
 
 
田中城跡についても、再現有り、見に行った時この本が手元に有れば、もう少しリアルに当時の姿を想像出来たのにと思いました。
 
各城の説明とは別に、冒頭に静岡県の城事情に特化した歴史が語られています。
今川が力を付け勢力を伸ばした所から、信玄が駿河侵攻し徳川が奪い返し、秀吉の世になり、江戸時代まで、静岡県の城がどういう経緯で作られたり、改修されたりしたのかが詳しく掛かれています。
 
特に武田と徳川の攻防戦の事については、かなろ細かく書かれています。
 
 
 
知らない城も有り、グーグルマップで探すだけでは分からなかった城も有ります。
 
少し謎なのは、江尻城址 や 小川城址と言った、何の遺構も残っていない城は乗っているのに
井伊屋城や、八幡山城、横山城、薩埵城についてはスルーだったと言う事ですね。
 
編集と数を70ピッタリにする為の都合かと思われます。
 
 
これからは、この本を持って城に行きたいと思います。
 
それでは~