(1) 60代の仕事探し 従来のキャリアを生かすか❓ 新しい仕事に挑戦か❓
P: 3月に派遣契約が終了して、4月から仕事探しをはじめたSさんの「就活」について、過去2回お伝えしてきました。
このたび、8月からのお仕事が決まったということで、おめでとうございます。
就職先はこれまでと同様の「IT×教育」業界。
募集事項の「業務/資格・経験など」を見ると、なんだかSさんをターゲットにしたような特殊な内容でしたので、これ以上の詳細はお伝えできないんですが…。
S: 4月~7月まで、紆余曲折ありましたが、60代の就活ではまず、
A)これまでのキャリアを生かす…求人数は少ないですが就職できる確率はたかい
B)年齢不問の軽作業系…時給は低いですが大量募集しています。
C) 年齢不問のコールセンター/電話系…受電(注文受付/クレーム対応)か、テレアポかなどで時給は違いますが、こちらも大量募集しています。
D)職業訓練などで新しい職種に挑戦…上記➁記事の「マンション管理人」など
のどれを志望するか? を決めて絞り込む(探す優先順位を決める)ことが、まず大事だと思いました。
D)の、新しい仕事(大量募集ではない)に挑戦するときは、お祈りされるのは当然と思って、いろいろトライしてみて、どんどん軌道修正したら良いと思います。
あと、生活に困るとかの事情がないなら焦らずに!
P: 今回、Sさんは3か月以上仕事探しをして、たまたまレア求人(パターンA)を見つけ、無事就職できたんですが、下記のエン派遣の「年齢不問」の募集をみると、
たとえば、ネットワーク・エンジニアとか、経理・金融関連でマネージャーレベルだった方、英語スキルが高い場合などは、求人数は少ないですが高時給で募集してますね。
S:Pくんが挙げた、高時給の職種は、東京だと山手線内の職場で、週5、9時~5時以上働くということになります。
わたしは、60歳も過ぎたので、近場で余裕をもって働ける仕事を探していましたので、なおさら決まるまでに時間がかかりました!
並行して、②の記事でご紹介した「マンション管理人」など、主にD)の仕事について、さまざまな職種の可能性を検討していました。
P: マンション管理人は、どちらかと言えば男性向きという印象だったようですが、逆に、どちらかといえば女性向けの職種として「子育て支援員」も検討されていたそうですね。
(2)子育て支援員研修(東京都の場合)
S: 「子育て支援員」自体は、国の定めた全国共通の認定資格(通称)です。
国家資格ではありませんが、たとえば東京都で「子育て支援員」の研修(基本研修・専門研修)を受けて認定されれば、他県でも「子育て支援員」として働けます(詳細は※1)。
P: 生成AIにきいたら、子育て支援員が働ける場所として
○保育所・小規模保育・家庭的保育事業での保育補助
○一時預かり事業、ファミリー・サポート・センターの援助会員等
○放課後児童クラブ(学童保育)や地域子育て支援拠点(子育てひろば等)のスタッフ
などがありました。
保育所だと、保育士さんがいますよね。その補助というイメージですかね?
あと、幼稚園でも働けるんでしょうか?
S: 幼稚園や認定子ども園(保育+幼稚園)でも働けます。
Pくんの言う通り、保育士さんなど常勤の方のサポートの仕事です。
非常勤/パートや自治体の会計年度職員(1年ごと)のかわりに、「年齢不問」の募集がけっこうありました。
ちなみに、小平市の先日の会計年度任用職員募集では、「朝・夕保育福祉員」の応募条件が
『「東京都子育て支援員研修(地域保育コースに限る)」を修了している方または保育士の資格を有する方 (注)資格がなくてもご応募いただけます。ただし、東京都子育て支援員研修(地域保育コース)の受講が必要となります。』
でした。
P : とにかく、子育て支援員研修の受講/修了が必須というわけですね?
S: 東京都の子育て支援員研修事業(2026年)は、下記のページに掲載されています。
コースが、
・地域保育コース
・地域⼦育て⽀援コース
・放課後児童コース
・社会的養護コース
とありまして、小平市の募集だと「地域保育コース」の受講/修了が条件だったわけですが、各市で扱いは違います。
たとえば、小金井市の「会計年度任用職員時間額制(学童保育指導員)」の募集だと、保育士や社会福祉士が資格要件で、「子育て支援員:放課後児童コース」を修了していても、応募資格はなさそうでした。
P: 隣の市でも、全然違うんですね!
「子育て支援員」の受講を検討される方は、そもそもSさんのようにご近所で余裕をもって働きたい人でしょう。
まずは自分の住んでいる地域で、「子育て支援員」の求人がどれくらいあるのか? を確認してみては?
ちなみに、保育園自体はここ数年で、筆者の住む近辺でもずいぶん増えました。
都市部で「保育士」が足りないというのは、新聞報道やネット記事などで話題になっていますよね。
S: そもそも正規の保育士さんの給与が、重い責任のわりに高いとはいいがたいようなので、その解決が先という気もします。
が、お給料問題と並んで、朝早くから夜遅くまでのシフト勤務も負担になっているようなので、そちらは「子育て支援員」がある程度サポートできるかもしれませんね。※2
(3)東京都 65歳以上向けの「東京キャリア・トライアル65」
P:そのほかに、お住いの地域の「シルバー人材センター」への入会も検討されたそうですね。
ちなみに、小金井市のシルバー人材センターは、多彩な活動(例:手工芸)をしていました。
【注】
※1 東京都子育て支援員研修
各コースの詳細や研修日程(これからの研修は、各コースとも26年第2期の申し込み受付が7月15日締め切り。第3期は、10月から受付開始です)など、詳しくはトップページから各リンク先ページをご覧ください。
※2
読売新聞記事(26年5月29日) 「保育士 負担減らし働きやすく…補助者やアプリ活用 効率化」
【BGM】
S(P推薦曲):I Don't Like Mondays.「空の青さにみせられて(Black Thunderbird TOUR)」
P選曲:Kvi Baba 「BPM feat.KREVA」
【写真・画像】
トップ:撮影筆者+生成AIで加工(立川市)
中間:提供Pixabay
文末:撮影筆者(東京都中央区)

































