<13th Jan Tue>

昨日までヒマだったけど、今日から予定が詰まってて急に忙しくなり、今夜行ったWigmore Hallで明日は昼と夜のダブルヘッダー。天気は悪いけど寒波は去って結構暖かい日が続きそうなのは助かる。

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椿柄の着物で行くのが目的という不純な動機ではありますが、5回行く予定のロイヤルの椿姫(ソプラノは3人)、まず1月8日の初日に行きましたが、良いレビューが出ました。

 

Music Giuseppe Verdi/Libretto after Alexandre Dumas fils’ play La Dame aux Camélias Francesco Maria Piave/Director Richard Eyre/Designer Bob Crowley/Lighting designer Jean Kalman/Director of movement

Jane Gibson

 

Conductor Antonello Manacorda

Violetta Valéry Ermonela Jaho

Alfredo Germont Giovanni Sala

Giorgio Germont Aleksei Isaev

Annina Veena Akama-Makia

Doctor Grenvil Barnaby Rea

Flora Bervoix Ellen Pearson

Baron Douphol Sam Hird

Gastone de Letorières Giorgi Guliashvili

Marquis D'Obigny Ossian Huskinson

Giuseppe Andrew Macnair

Messenger Thomas Barnard

 

51才のヤホ嬢は、先月バービカンの「つばめ」で聴いたばかり(→こちら)ですが、初めて彼女をロイヤルオペラで観たのは2008年の椿姫のネトレプコの代役(→こちら)。彼女の声は好きではないとわかったので、相手役が良いテノールの時だけ行ってます(例えば2010年に同胞のサイミール・ピルグと出た時とか→こちら)。その後このオペラに何度も出てるけど、私は行ってないでしょう。

この初日のレビューは5ツ星まで出たけど、それはきっと彼女の演技によるところが大きいでしょう。結核で死にそうなルックスもぴったりの上に彼女は悲しい演技がとても上手で、私はオペラ界きっての悲劇女優だと評価してます。この日も特に最後の幕の全身全霊の芝居は期待通りの凄さ。幕が開いた時にもう既に涙が出てたし。

 

今回のテノールは名前も知らない人でしたが、イタリア人のジョヴァンニ・サラはYoutubeで観た最近のスカラ座のコジでよかったし、よく声が出て立派な歌唱でした。小柄で痩せててルックスは貧相だけど、「テノールにルックスを求めるべからず」が鉄則だし、小柄なヤホ嬢とは釣り合ってました。今年4月5月に東京文化会館でドン・ジョヴァンニ(指揮はムーティ様)→こちら)にドン・オッタヴィオ役で出ますよ。

 

お父さん役のバリトンについては記憶ないので、おそらく寝てしまったのでしょう。

 

指揮者は知らない人でしたが、あまりにのろくてイライラする所が多かったかな。

 

このチームでもう一回観て、その後ヒロインはプリティ・イエンデに。

 

 

 

 

 

 

 

 

<12th Jan Mon>

今日は日本では成人式だったのですね。お天気良かったようで、Youtubeで振袖姿のお嬢さん方をたくさん見ました。着物を着るのは一生でこれ一度というのが普通でしょうから、良い思い出にして頂きたいものです。私の頃(50年以上前ですが)は中振袖が普通でした。海外だから若作りしてもいいことにしようと勝手に決めてるので、一年前にリッツホテルで着てしまいました(→こちら)。華美になるのを防ぐという理由で成人式は着物禁止だったのですが、それでも叱られながらも振袖で参加した勇気ある友人もいて、私もそうすればよかったと後悔してます。

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1月8日、ロイヤルオペラの椿姫に着物で。

「椿姫」に因んで椿柄でと思っていたのですが、この日は凄く寒い上に天気悪かったので、洗える無地の着物の上に実家の母のお下がりの椿柄の道行きコートという苦肉の策。コートですから、もちろん屋内では脱ぐわけですが、ここではわかりゃしませんからいいことにして、着たままオペラも観ました。

 

この椿柄が好きだと母がよく言ってましたが、コートとして着る機会はほとんどなかったようで、今でも新品同様。自分の道行きコートも若い時に誂えてもらいましたが、一度も着たことないです。

 

 

 

 

同じ椿姫を今月と来月で何度か観るのですが、目的は嫌と言うほど観てるオペラではなく、椿柄の着物か帯で行くことですから、どれにしようか選ぶのが楽しみ。2回目も天気悪そうだけど。

 

<11th Jan Sun>

近所の散歩で楽しいのはよそのお宅の前庭に咲く花を愛でることなのに、この季節は何も咲いてなくて淋しいので、最近は高そうな大きな一軒家が並んでるいくつかの通りを開拓して、「素敵~!、中はどうなってるのかしら?」と想像しながら寒い中楽しく歩いてます。駅から遠くて不便なので住みたくはないですが。

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1月6日は一番寒くて予報通り雪がちらつきましたが、幸い大雪にはならず、バレー・アソシエーションのミーティングに行くことができました。この教会で時々バレエ・ダンサーのインタビューがあり、一年前のムンタギロフ(→こちら)以来初めて。

International American Church

この日のゲストは去年の夏に結婚したルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド と佐々木万璃子さん夫婦。

オスロでの結婚式はヴォーグ誌に掲載されて(日本語版→こちら)、うっとりする美男美女ぶり(ウエディングドレス姿も勿論ですが、振袖姿が美しいので是非ご覧下さい)。残念ながら結婚式のことはほんのちょっと触れただけで、あとはルーカス君の怪我のことを含めバレエの話ばかりでしたが、二人で一時間半近くたっぷり話してくれて、聴き応えありました。万璃子さんの方が、小さい時に日本でバレエを始めた時のこととかも含め沢山お喋りしてくれたのですが、明るくてキュートでとてもチャーミング。彼女のことはほとんど知らなかったのですが、今後は応援します。

ルーカスが喋るのを聞いたのは初めてでしたが、英語がとても上手で声も素敵。舞台だとがっしり見える体格ですが、意外にほっそりして、もちろん超美男子。彼が舞台に出てると脇役でも目が行ってしまうのですが、大晦日のくるみ割り人形で初めて主役の王子様でたっぷり見られて幸せでした(→こちら)。

 

 

 

インタビュー終了後に一緒に写真も撮れました。

上の写真ではルーカス君が階段のひとつ下にいるのですが、

お願いして同じ高さの所に立ってもらったら長身ぶりがわかるでしょ。189センチだそうですが、舞台だともっと大きく見えます。

<9th Jan Fri>

昨日は雨にもめげず着物でオペラ「椿姫」に行きました。何度か行く「椿姫」の一回目でしたが、椿柄の着物で行くというのが狙いですから。

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1月2日の藤田真央君のピアノリサイタル(→こちら)に続き、1月3日は又Wigmore Hallへ。この日は私だけ。

 

ご贔屓のフランス人テノールのシリル・デュボワ(41才)のリサイタルでしたが、2017年にパリの「コジ・ファン・トゥッテ」(→こちら)で初めて聴いてファンになりドキドキ、2019年に又パリでの「トロイヤ人」(→こちら)ではアリア一曲だけでも光ってました。Wigmore Hallに来てくれるようになった2024年は6月のランチタイム・リサイタル(→こちら)と10月は夜にちゃんとしたリサイタル(→こちら)で聴いてます。残念乍ら2025年5月のフォーレばかりのリサイタルは他と重なって行けませんでしたが、今回の2回目のフォーレのリサイタルは又かぶりつきでうっとり。こんなに上手なのに、ロンドンではオペラに出たことがないからか知名度がなくて切符の売れ行きさっぱりなのが勿体ないったら。歌曲はフランス語よりドイツ語の方が好まれてるような気もするし。

 

甘さと力強さを兼ね備えてテクニックも素晴らしい歌唱で、ネイティブのフランス語の美しいこと。上手な英語でお喋りも結構してくれたのですが、フランス語訛りがチャーミングラブラブ

 

実力と知名度(フランスでは)のある彼がフォーレの歌曲全てを歌ったCDを出してるのは価値のあることだと思います。

 

 

 

Every word sung by Cyrille Dubois in his native French sounds as natural and effortless as spoken language. He and regular duo partner, Tristan Raës, channel the experience of recording Fauré’s complete songs into a programme containing familiar delights and rarities, none more beguiling than the Chansons pour les oiseaux of Louis Beydts.

 

 

 

 

 

 

 

 

<7th Jan Wed>

雪の結晶1月6日は雪が降りそうと何日か前から予報されてた通り、本当に降りました。1時間足らずで止んでしまいましたが、我が家の庭と表はこんな感じでした。

 

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今年初めてのコンサートは1月2日、Wigmore Hallの藤田真央君で、最後は売り切れでした。

私は3列目のほぼ真ん中の鍵盤側、トーチャンは最前列の反対側なので、角度の違う写真が混じってます。

 

 

 

アンコールはラヴェルのMenuet sur le nom d'Haydn

 

 

真央君のロンドン・デビューは2023年7月にここWigmore Hallで5夜連続でモーツァルトばかり弾いた時に2回行った時で(→こちらこちら)、当時はロンドンでの知名度もいまいちだった上にモーツァルトばかりということもあってか席も余ってたし、一番良かったのはアンコールのショパンのポロネーズだったといういまいちの結果でした。2025年3月にはロイヤル・フェススティバル・ホールでオケと共演でしたが、又モーツァルトか・・(→こちら)。コンチェルトはなかなか良かったのですが、次にロンドンで弾いてくれる時はモーツァルト以外にしてねと切に願っていたところ、やっと実現しました。

今回は色んな曲を弾いてくれて、変化に飛んで素晴らしいコンサートでした。時折演奏中に真央君自身がハミングするのが少し気になりましたが、キーシンの唸り声に比べればましでしょう。お正月休みだからでしょうか、日本からも沢山いらしてたようです。

 

bachtrack★★★★→こちら