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Jakub Radowski(以下略):8月、君がキープレイヤーだったフランスナショナルチームは、オリンピック予選でポーランドと対戦する。我々のチームにはすでに、ウィルフレド レオンがいるだろう。君にとって、よりハードになるかな?
イアルヴァン ヌガペト (以下略)
「それより、レオン がポーランドナショナルチームでプレーするのは、アンフェアだよ。」
- なぜ?
「彼はキューバ人。そこで生まれて、大きな大会でキューバナショナルチームでプレーして、今これから、他の国でプレーしなきゃならないの? 僕は理解できないし、大多数がそう思っていると思うよ。
でも他の人がそうしたのも見たりもした。数年前、イタリアメディアのビッグインタビューを受けて、聞かれたんだ: ”イタリアでプレーする予定のキューバのオスマニー ユアントレーナー の加入について、どう思う?” 僕は答えた: ”僕はフランス人。人生ずっと、この代表だけでプレーするよ。もし突然外国人がフランスナショナルチームに現れて、僕がベンチに追いやられたら、怒り狂うだろうね。”
僕は、この答えを引っ込めはしないよ。今もそう思っている。
アルトゥル シャルプク は、アンダー世代でワールドチャンピオンで、たくさんの卓越した試合をプレーした。あなた方の2人の主力は、レオンとミハウ クビアク でしょう。それで、シャルプクがリザーブになるんじゃないかって感じているんだ。そしたら、どんな反応を? 彼はこう言うだろうね、”OK、ノープロブレム” それどころか、”地獄ってこんなもんなの!?”
僕なら絶対後者だね。
多くは、選手のアプローチ、監督・Vital ヘイネン がどんな風にレオンをチームにもってくるかによるだろうね。彼の登場が、ポーランドのオリンピックメダルへのチャンスを少し大きくするのは確実だろうけど、ポーランドナショナルチームは、去年の世界選手権で示してみせたじゃないか。優勝するのに彼は必要ないって。」
- 数日前、君のチームの監督・ローラン ティリと話したんだ。彼の意見では、レオンが世界のベストバレーボールプレイヤーだけど、君はそのレベルに非常に近いと言っていたよ。
「それを聞けてナイスだけど、世界の誰がベストかを言うのは、すごく難しいよ。個々のポジションを比べるのは、難しいからさ。自信を持って言えるのは、レオンはサーブかアタックでベストだということ。僕が彼のゲームを見る時、時々不思議に思うしね。”どうやってやってるの?”って。でもレオンってさ、守備得意? サーブ受けるの上手い? そういうことでしょ。
いくつかのところで、世界のベストだというのは、何人かはいるよ。セッターからは、僕はブラジルのブルーノ、 同じフランスのベンジャミン トニウッティ を上げるね。ユアントレーナーは抜きん出たバレーボールプレイヤーだし、仲間のエニア グレベンニコフ は輝くリベロさ。」
- ポーランドのザトルスキは?
「彼はたくさんのことができるけど、エニアの方がベターだね。」
- ザトルスキは2007年、ヨーロッパのアンダー選手権決勝で、フランスに負けて涙を流した。君は16歳で、ネットの逆サイドにいて、ナショナルチームでの初トロフィーを楽しんでいたね。
「ただのガキんちょだったよ。ドラマティックな試合だったし。
僕らはすばらしいチームで、大会を嵐のように駆け抜けた。1セットも落とさなかった。ポーランドが抵抗した決勝以外はね。彼らは輝かしくプレーして、リードして、でも最終的には僕らが頂点だった。」
- それ以前は、この道を選ぶとは確信なかったでしょ?
「僕のお父さんは、バスケットボールが大好きで、ロサンゼルス・レイカーズの見られる試合は全部見ていて、彼の偉大なアイドルはイアルヴァン ”マジック” ジョンソン だったんだ。ある日お母さんに、絶対こうしたいって言ったんだってさ: ”息子ができたら、イアルヴァンと名付けよう” 反対されることはなくて、お父さんは約束を守ったよ(笑)
僕もバスケットボールは好きだけど、サッカーの方が好きなんだ。ポワチエでサッカーを9年やったよ。ミッドフィルダーね。ボールを待ったり、奪おうとしたりした時もあったなぁ。才能があったと思うよ、たくさんゴールしたし。当時、バレーボールとサッカーのトレーニングを結び付けていたんだ。サッカーでは、能力があってもブレイクスルーするのは難しいけど、バレーボールではすごく早くすべてが起こるって分かっていたんだ。フランスのチャンピオンになったし、大会のためにポーランドやドイツに行って、そしてあなたの質問のヨーロッパのアンダー選手権を優勝した。バレーボールは大好きだよ。」
- 今もサッカーの試合を見ているの?
「残念ながら、うん。」
- なんで残念ながら?
「だって僕はPSGのサポーターで、最近テレビの前に座り込んで、僕の愛するチームはチャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドとのリマッチで、問題なく対処するだろうと、確信しちゃったんだ。相手が全員リザーブなのに、どうやったら1:3で負けて脱落したか分からないよ。PSGには、チャンピオンズリーグの準決勝とか決勝に毎回届くはずのラインナップがあるのに、まだ負けている。2016/2017シーズン、彼らがバルセロナに4:0で勝って、第2レグで1:6で負けた時は、僕はまるで自分の人生で1番大事な試合に負けたみたいな体験をしたよ。」
- バレーボール君にとってすべて?
「人はスポーツの中だけで生きられない。すべてのバレーボール選手は、違うパッションを持っているはずだと思うよ。
僕にとっては、ラップがそんな感じかな。フリータイムに僕はスタジオに行って、そこで音楽を作ったり、歌詞を書いたり。お父さんがラップが大好きで、定期的に聴いていたよ。僕が覚えているのは、3歳か4歳の頃、車の中には音楽だけが流れていた。バレーボールをし始めるより先に、ラップが大好きだった。多くの人は、アメリカのパフォーマーが好きだけどさ、僕はフランスの人が好きだね。フランスの1番のラッパーは、ちょっと控えめに言って、Boobaだね。」
- 歌はどんなことを?
「去年の夏、インターネットで入手できる”Maniere”って歌を作ったんだ。人生について語っている: スポーツキャリアについて、グループに受け入れられることで起こる問題、成功を成し遂げる道。フレーズの1つが歌うのはこんなこと: 僕は好きなように生きている。僕だけの道で、誰のものでもない、僕だけの道で。」
- まさに君のことだ。2010年、イタリアでの世界選手権、ホストに負けた後、君がロッカールームで真っ先に騒ぎを起こした。何人かは君を守ったけど、多くのベテランは公に君を批判した。後者にはステファン アンティガがいた。
「ステファン アンティガ とは、決して友だちにはならないし、単にそのことだけじゃない。」
- どういうこと?
「世界選手権後、フランスのテレビで数ヵ月放送が流れていて、そこでコーチ・フィリップ ブラン とアンティガが話していたよ。フランは父と仲が良かった。チーム内では、彼がより長く一緒に働いているお気に入りの選手の言うことをよく聞いていたと、僕は強く思った。彼らは、僕らがやっているのと同等のトレーニングをしなくてもよくて、それでも彼らには席が用意されていた。
その映像の中で、アンティガは僕に関するすごく悪いことを話していた。僕の育ち(教育)を不快に話し、親せきをたたいた。僕はそれを見て、救いはないと感じたよ。彼らに反論することができなかった。
僕はアンティガを許さない。もしどこかで会っても、僕が手を差し出すことはないし、きっと向こうもしない。」
- 人々が、イアルヴァン ヌガペトはフランスバレーボールの手に負えないガキんちょだと口にする時、君はどうリアクションを?
「(ヌガペトはこの時、初めて答えを考え込んだ)
フランスでは、そのことを書く人はずっと長い間いないよ。でもポーランドでは、たぶん推測だけど、話題は掘り返され続けて、全部が覚えられているんじゃないの。」
-たくさんあったよ -喧嘩に参加したこと、飲酒運転、TGV鉄道で職員を殴ったこととか。
「数週間毎週、間違ったことをして、法に触れるたくさんの問題を起こしていたのが、3年くらい続いた期間があった。でも最初の子どもが生まれて、2人目が生まれた時、気づいたんだ。自分の問題や性格を解決しなきゃいけないって。法廷に向かって、証言を聞いて、判決が下された。
難しかったけど、今、自分の罪は償ったと感じている。今僕にとって1番大事なのは、家族とバレーボール。多くを成し遂げたい。」
- シーズン前、ロシアのゼニト・カザンへ移籍したけど、それは初めてのチャンピオンズリーグ優勝のため? ゼニトはここ4大会トロフィーを手にしている。
「自然なステップだよ。選手は各々、すべてを勝ち取っているチームに(で)出場したがっている。
僕は負けは大嫌いだし、経験した中で今でも頭にある2つの負けがあるんだ。2014年、ポーランド開催の世界選手権の準決勝、僕らはブラジルにもう少しで勝つところだった。その1年前、バンカ・クーネオ でプレーしていた22歳の時、僕らはチャンピオンズリーグ決勝に辿りついて、そこでロコモティフ・ノヴォシビルスク と対戦した。僕らは2:3で負けて、ワンボールが試合の命運を決めた。だから僕にとって、最終的にこのゲーム(大会)を優勝することが、すごく重要なんだよ。」
- 2013年にはもう、ロシアのクズバズ・ケメロヴォでプレーしていたけど、このクラブとのアドベンチャーは実に短かった。良い状況で別れたわけではなかったよね。
「このクラブからのオファーを受けた時、彼女が妊娠していたんだ。僕はクズバズの組織の人に言ったよ: ”彼女がここへ来て、ケメロヴォで赤ちゃんを産めることを僕に保証するなら、サインしよう。” 彼らはノープロブレム、と言ったから、僕はサインした。ケメロヴォに来てすぐ、彼らに訊いた: ”すべては順調なんだよね? 病院はとったの?” 僕はただ、すべてを確認したかっただけで、でも耳にしたのはこれさ :”いいか、聞いてくれ、イアルヴァン。問題は複雑。ケメロヴォには相応しい病院はないが、ノヴォシビルスクならある。ここから車で1時間だ。”
僕はだまされたと感じたね。だからこう言ったんだ。”そのケースじゃ、僕はここにいるとは言えない。ごめんよ。チャオ。”
のちに僕が空港に向かっていた途中、組織の人たちが僕のフライトをブロックしていたことが、明らかになったよ。」
- クズバズの監督は君のお父さん・エリックだったね。彼はその時、どっちサイドについたの?
「彼は問題を抱えていた。すべてを費やして、あの状況を抜け出す良い道を探していたけど、彼は去って行った。関係はあの時悪化した。僕がしたことにがっかりしたんだと思うけど、適応すべきだよ。だって昔は、子どもの時でさえも、僕は何度も自分一人で最も重要な決断をしたんだから。クラブで彼らが考えていたことを、僕も全然気にかけていなかった。フランスにいて、子どもに会いたかったんだ。会えた時、産まれた直後だったけど、僕は世界で1番ハッピーな男だったよ。バレーボールは2番目になったんだ。」
ヌガペト選手のインタビュー。いや長かった。思った以上に長かった。おかげでたくさんの内容でした。何文か抜かしました。
フランスチームって正直あまり見てないので、ヌガペト選手はそんなに詳しくないというか、ヌガペるとか、そーいうのがわかるくらい。
海外の選手を知ってみようといろいろみてた時の印象は、友だちの多い人なんだなーって。いろんな選手のSNSとかに#friendとかいって登場してたりして。だから鉄道員の事件は、リアルタイムで知らなかったけど、びっくりだった。
インタビューの時ってなるべく、自分が知り得るその選手とか監督さんとかのキャラとまではいかなくても、しゃべり言葉なので、そーいうのにちがいをつけたくて。例えば、1番多く訳しているであろうクビアク選手だったら、迷いのないハッキリ、きっぱり、あっけらかんとした、サラサラした感じのイメージになるように言葉を訳したり、ベラスコ監督だったら、ちょっと漢字の多いようなむずかしい言葉を使ったり。そんな感じにしてるつもりなんですが、ヌガペト選手はこう、壁がない感じ。フランクな、日本でいうと、~ですねというより、~ッスねみたいな。原稿用紙っていうよりメールみたいな。
いつも書き分けてはいるんです一応。むずかしいです
プレーがいい意味で常識破りなので、キャラもそうなっちゃいますよね。クビアク選手やグロゼル選手とかも。
あ、あとそう、ラップ。というか歌。マイク持った写真も多かったから、歌うの好きなのかなって思ってた。作ったりもしてるんだね。↑でいってる曲はYoutubeで検索すると出てきます。あれヌガペト選手? あのジャンル疎いんで、みんなおんなじに見える… パーカー、グラサン、ヒゲで顔よく見えない…
インタビューのボリュームいっぱいというより、ヌガペト選手の答えがボリュームいっぱい。友だちも多いし、おしゃべり好き?
アンティガとそんなことが…知らなかった。そうか。
今季からゼニトへ加入というびっくり移籍の一つ。チャンピオンズリーグの優勝に関しては、とても思い入れがあるそう。そんなインタビューはちらちら見かける。
しっかり決勝へ進みました。ペルージャを負かして。もう1回いっとこ、ペルージャを負かして。まぁでもゼニトホーム戦は、ペルージャいいトコなしな感じでしたね。サーブも決まらないし、ポドラシュニン選手が不調だったなぁ。
レオン選手のレセプションはたしかに…というか、このゼニト戦では徹底して狙われて、崩されまくってた。見ててメンタル的に1番キツいやつ。もういいでしょ、狙わなくてー しつこいなー って 。ペルージャがそれをやったら、どんどん行けーって思うんだけど笑
ミラノ戦のゲーム2もそうでしたよね。相手のサーブが強くて。ベルゲル選手と交替したり。
あと最近ペルージャお見合い多い! あれはあれかな? レオン選手と守備がうまく連携取れてないのかな? 守備なのか攻撃なのか…そこがまだハッキリしてないというか、思惑がちがっちゃてるようにも見える。
あ、そうか! 守備が得意っていうのはそーいうトコも入るのか。ただ受けるのが上手いとかパスが上手いだけじゃなく、周りとの連携もしっかり取れて、初めて守備が上手いっていえるのかな。
までもね。レオン選手だからね。攻撃を受けるたび、吸収してくはず。崩される1本1本をきっとレッスンに変えてるはず!
これ以上ペルージャの回想に入らないうちに、最後クズバスの件。そりゃぁ、車で1時間のトコに入院させられないよね。こーいうのって、なかなか報道されないんだろうな。ただヌガペト帰国、ってくらいで。ネットの情報がすべてじゃないことはわかってるけど、真実を知りようがないから、むずかしいトコではある。だからこーいう風に話してるのを聞けると、あぁそーだったのかって。
最初のレオン選手のことに関しては、そのあとでヘイネン監督のアンサーインタビューみたいな感じのがありました。また後日訳せたら訳そうかな。
悲願のチャンピオンズリーグ制覇へ、家族を1番大事に想うバレーボールプレイヤー・ヌガペト選手が現実とするかどうか…5月18日が運命の日になる
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