海外のバレーボールを意識的に知り始めて…の、2周。
去年はワールドリーグ(海外のチーム)があんまり見れなかったけど、日本はグループ2準優勝でした 世界選手権の出場権獲得に、アジアでも金メダル連覇
グラチャンも賛否両論あるけど、大事なプロセスの一部だったはず。
それから、ユーロバレー! 初でしたが、楽しかった ドイツでグロゼル選手もたくさん見れたし、やっぱりミハイロフ選手はヨーロッパ一のオポジット!
2周目は、代表よりもクラブの方が印象的。
なにはなくとも、ペルージャ 国内3冠、すべてクラブ初の偉業
すばらしいシーズンを見れて、楽しくて、うれしくて、もうすばらしい
そしてクラブ最後の戦い、欧州チャンピオンズリーグ! 3位決定戦もペルージャだったけど、シーズン終わりの文句ない、余りあるゲームでした。ペルージャらしいというか。
決勝はもうすばらしい(すばらしいしか出てこない) ゼニトもルーベも
本当に1球にすべてを賭けるっていう、かっこつけた言葉だけじゃない、最高にかっこいいバレーボール
去年は全部が初めてだらけで、いまの誰? いまの何?みたいにキョロキョロしてたけど、今年はすこーし落ち着いて見れた…こともないかな。全然知らない選手ばっかだし、ようやく知った選手も、去年と全然ちがう!みたいなこともあるし、ボワイエ選手やパッチ選手みたいに、どんどん新しい選手が出てくる。いろいろな事情で見れない試合もあるけど、試合も記事も見れるものを大事にしたい。
日本のバレーボールでは…全然見れなかったけど、天皇杯・Vリーグの男女決勝だけはなんとか( -v-)フゥ
久光は貫禄の優勝だったし、パナソニックも強かったですね。清水選手もリハビリ負けないで下さい💪
それから柳田選手のブンデスリーガ初参戦ですかね。
それでブンデスリーガも見るきっかけになったし、残念ながら他のチームを見る余裕はなかったけど、日本のチームとのちがいを、見る視点から知れた。情報の発信もこまめにあって、より良く知れました。ありがとうございます
海外のクラブは、ジュニアチームを持ってたりするんですね。トレンティーノジュニア…ユース?とかいってね。きっと将来A1に入ることを夢見て、スタメンを夢見て、練習がんばってるのかな。
ランツァ選手がそうだったね。15歳でトレンティーノ入って、間があって、20歳で再びトレンティーノへ。下から上がって出場300試合達成してる唯一の選手。
情報発信もとても細かい。特にポーランド。ザクサがCLファイナル4が決定した時とか、他のクラブがみんなしておめでとう発信してたり、ポーランドが途中で敗退した大会でも、敗退した後もどこがどこに勝ったとか、細かく発信し続けてたり。
Vリーグもほとんどのチームが情報発信してますね。最近東レのTwitterが登場 これで全チームSNSありかな? まだかな?
去年は代表よりも、クラブに重点が置かれた感じで、さらに来年…今年か、今年からスーパーリーグになるということで、日本のリーグのことを思うこともしばしば。
日本のバレーボールの話題に必ず出てくるのが、企業スポーツとプロ。どっちがいいっていうのは、本当選手本人の価値観で、太一郎選手のいうように、気持ちの問題といえばそれだけ、と。
その点ではサッカーがよく引き合いに出されるけど、Jリーグに来る外国人選手や監督がほぼいうのは、日本人に問題があるとすればメンタルだと。不自由のない生活をして、這い上がるとか、もっと良くしようとかいう気持ちがないということ。それから次に戦術とかいう話になってくるんですって。
海外組は、基本それぞれ別の国でプレーすることが多く、Vリーガーは、チームはちがえど、おんなじリーグなので、たとえば代表で集まった時、Vリーガーはやっぱおんなじ空気を持ってる強みが、きっとあるのかな。バレーボールではまだそこまでパッキリ分かれるほどではないけど。
でも海外でプレーする選手は、必ず、(海外に)出た方がいい、といってるね。そうなんだね。
間違いなく、海外でプレーするという選択肢は広がっていると思う。行く選手も増えてるし、インタビューなんかで興味があるという選手もよく目にするし。
加藤(陽一)さんの功績も大きい あれですよ、例の。当時の「代表選手はVリーグもしくは大学に所属する選手」という規約を、削除させたのは加藤さん。その頃ギリシャでプレーしていた加藤さんを代表にするために、協会がこの規約を削除したんですよ。加藤さんが海外で結果を残したかを問われれば、本音をいえば、首は斜めに傾いてしまうけど、日本バレーに残したものはとても大きい!
柳田選手のとこでも書いたけど、次どこ行くの?って話に、海外のクラブの名前が自然と出てくるのは素敵。ひいてはそれがバレー少年の間で、自然になればもっと素敵
それと現在西田選手が代表で活躍してることで、タカさんのいうように、大学リーグを経ないでVリーグや海外へっていう選択肢も増えるのかな。
勝手に思うのは、1シーズンとかじゃなくて、数シーズンおんなじクラブでプレーする選手も見たい。1年だけだと、どうもお客さん感があって、1年だけでは確実にそのリーグでの真価は見えないし、スポーツ界だけじゃないけど、よくいわれますね。
数字が”出る”1年目
数字を”出す”2年目と。
3年目は何だっけ笑 数字を”上げる”?”直す”? んー…何だっけな
そこでね、”2年目のジンクス”を打ち破るような活躍を見てみたい
どこの道を選んでも、月並みだけど、選手の信じる道がきっと正しい。その決断はどんなでも尊重されるべきもの。だって決して簡単じゃない。
そうなると、気軽には会場に観戦に行けなくなっちゃって、日本よりは目にする機会ががくんと減ってしまうこともあるけど、そのへんはあくまでファンサイドのことなんだろうな。極端な話、チケット代や交通費、宿泊費などを借金してまで行ったとしても、そーいうのは選手の人には関係ないというか、関係しては絶対いけない。何かを犠牲にして応援するとかじゃなしに、心地いいと感じれる応援をし続けたい。今までとおんなじように。海外で生観戦もする!
日本は安定性がネック、というけれど、最近思うのは、その安定性がなかったら、どれだけ日本でバレーボール選手になろうと思う人がいるんだろう…とか。お給料も引退後も、保証があるからこそバレーボールを続ける人もいて、当然家族のいる人もいるし、それはもちろん悪いことでは決してないし。もし完全に多くの海外のクラブシステムとおんなじになったら、その時Vリーガーを選択する人はどれくらいになるのか。…どれくらい減ってしまうのか。
日本のバレーを世界レベルに、という前に、競技人口がいなければ勝つどころか、戦うどころではなくなる。ネガティブなのかな、この考え方。
競技人口を増やすためにも、強くあること。強くあり続けること。そのためには、どんどん流れ行く時代の中で、レベルの高い選手が途切れないことも必要。ジェンガみたいに、どんどん下から上に乗せて、どんどん高くしてかなきゃだめで。でもジェンガみたいに虫食いでは、いずれ崩れる。ブロックを増やして、土台を固めたまま、高く高くしてくのが理想。
勝つ=人口が増える、増える=勝つ。現実はこんな単純計算では決して成り立たないけど、可能性は確実に大きくなる、大きな要素の一つであると、部外者ながら思うわけです。
きっかけは何でもいいんだろうな、きっと。親がやってた、兄弟と一緒にが1番多いのかな?
それこそたとえば、クラスの好きな女子が男子バレー好きでキャピキャピいってて、共通の話題を得るために男子バレー見始めたら、好きなコどころか自分がどハマリした、とか、入り口はそんな可愛らしいエピソードでも何でも全然いいと思う。
「バレーボールを始めたきっかけは何ですか?」の質問に、「好きなコとしゃべりたくて…」って、いち男子バレー選手が、オリンピックのメダルを首にかけながら答えてる未来なんて、素敵じゃないですか
さらに「そのコが今の奥さんです」なんて未来は、さらに素敵
話逸れた。まぁそれはともかく…これから始める人を増やすという意味だけではなく、今現役の選手(学生含め)が長くプレーすること。1番はケガをしないこと。しても短い期間でカムバックすること。
日本はよく変わりますよね、世界のトップチームと比べると。監督やそれに伴う目指すバレー、それと選手のケガによる離脱・交代。
世界のトッププレイヤーがまったくケガしないというわけではなく、もちろんケガもするし、欠場もするし、手術も何人もしてる。日本と比べた時に、確実に少ない。ケガする・しないは万国共通だから、…だよね? ケガしぬくい国とかあるのかな? トレーニングの内容のちがいとかはあるかな?
だから、選手の人たちには本当に、ケガなく、ケガと上手くお付き合いしながら、バレーボールをし続けて欲しいというのが1番大きく強い願い。
その先に勝ちを願う。戦うだけで意義のある試合はない。出るだけで意義のある大会はない。あたり前にメダルを狙うチーム、予選通過というのが、目標ではなく、あたり前であるチーム、中垣内監督の言葉を借りれば、それが絵空事でないチーム。そんなチームがコートでやりたい放題やって、笑顔で跳びはねて、両手を広げてコート中走り回って、タッチし合って…そして勝つ瞬間が見たい。たくさん見たい
一つ勝ちを見れれば、もう一つ見たい。もっと見たい。どんどん欲ばりになってくけど、そーやって求めるものが高くなってくのも楽しかったり、うれしかったりするんです。それが一方的にじゃあがんばって、じゃなくて、ちゃんと力になれるような応援もしたい。
バレーボールの楽しみ方もきっとそれぞれでいいのかな。関係ない人に迷惑さえかけなければ。
1つ確実にいえるのは、好きな選手やチームがいる方がはるかに楽しいということ。というか、楽しみが広がるっていう方がしっくりくるかも。好きな選手を見てれば当然、チームメイトやチームも知れるし、一人の選手を追ってれば、ボールのない所でこーいう動きもしてるのか!って知れるし…新たな発見がね、どんどんあるのね
チームもこのチーム!って決めて1シーズン応援すると、ずっとおもしろい! 1試合の結果にいちいちなって
なって、ファイナルが近づくにつれて、残試合数とかポイント数とか計算したり。途中敗退ともなればもう悔しいし、優勝すればこんな喜びはない
知らないリーグなら、昨季のリーグ覇者から入るのがおすすめです。強いチームは単純におもしろいし、ヨーロッパなら欧州チャンピオンズリーグとかでも見れて、たくさん見れたりします。
好きなチームが敗退したあとでも、偏りなく、平べったく試合を見れて、どっちが勝つの??みたいに見れたりするのも、それはそれで楽しいんだけど、チームや選手と一緒にシーズンを走り抜けた感はもう、たまらない
個人的に、海外だとセリエAを中心に楽しんでるので、来季はモデナにベラスコ監督やザイツェフ選手、ブルーノ選手がルーベ、ゼニトはレオン選手が退団など、そして先にも書いた通り、日本はスーパーリーグへ…と、クラブはいろいろ大きく変わりそうな来季。
来季はモデナを応援してみようかな。もちろんペルージャは引き続き💪 2チーム同時ってどうなんだろ。薄情かな まぁいっか、そこもお試しで。なにせまだま~だ2シーズン目。たくさんたくさん試してみたい
海外を知ることで、日本のバレーボールも知れる。どっちももっと知っていきたい。何試合見ても、不思議だらけ。バレーボールは。
知識がなくてわからないトコはたくさんあるけど、なんだろうな…もう…いまのプレー何?っていうのが、どんどん積み重なるというか。トリッキーなプレーで惑わされるのも、うひょっ
ってなっておもしろいし、でも1番おもしろいのはゲームの流れ。ふとしたことで変わるし、ふとしたことじゃ変わらないし。その矛盾みたいな。チームのゲームの流れが不思議の真骨頂。で、おもしろさの真骨頂。
あたり前だけど、一つとしておんなじ試合、おんなじプレーはない。それが、あれ?前はもっとよかったのにっていうのもあったり、あれ?前のはなんだったの(良い意味)っていうのもあったり…うーん、とにかく不思議。それが熱中する理由の一つ
本当に大好き バレーボール
時代の流れは早く、一つの試合はあっという間。今見れるものはすべて、バレーボールの神様が幸運とともに運んでくれる宝物。今自分の目に映るめいっぱいを、自分の心めいっぱいで感じ続けていきたい。誠心誠意、選手を、チームを、バレーボールを、応援し続けていきたいと思う。
たまにいろいろ考えたりするけど、基本好き勝手に見て楽しんでるだけなので、わかる人からすれば何いってるの?的なことも多々あるかと思いますが、いつも読んで下さる方々、いつも本当にありがとうございます
Thank you for reading.