「ロミオとジュリエット」研究シリーズ第6弾です。
「ロミオとジュリエット」「現代版」で検索したり「映画」「ロミオ」「ジュリエット」で検索していて発見しました。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
【ストーリーと背景】
基本的にはシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を現代的に解釈したものですが・・・
舞台はマンハッタン。
ジュリエットは富豪の娘なのだが、父親がちょっと性的異常者。
セックスとバイオレンスとマンハッタンのパンク青年世代・・・って設定なのですが、ちょっとホラー的要素もあったりして楽しめます。
「ロミオとジュリエット」の解釈を、バイオレンスにするってのは、ちょっと・・・と思っていたのですが
よくよく考えてみたら、原作の中世の時代に、剣を持ち歩いて、街中で決闘・・・ってのを現代風に表現したら、当然こうなりますね。
そういう意味ではディカプリオ主演の「Romeo + Juliet」の、拳銃持ち歩いているのよりはリアリティあるかな?
あ、でも、日本と暴力や拳銃所持に関する認識がアメリカといはちがいますからね・・・
原作のストーリーは、オリビア・ハッセー主演の「ロミオとジュリエット」の過去記事に一番詳しく書いてあります。
【ペップトークの見所】
このシリーズで検証していくのは
(1)バルコニーでのジュリエットのつぶやき
「バラは名前が変わってもバラの香り。ロミオ様は名前が変わっても人格が変わるわけではない・・・」といった内容のお話。
Chapter:05 0:49’45”~
(2)神父がロミオに対してペップトーク
「ジュリエットが生きているだけでも幸運だ。おまえがティボルトに殺されなかっただけでも幸運だと思え」といった内容のお話。
・・・残念ながら、この作品にはありません。m(__)m
(3)別れの朝、ロミオがジュリエットにペップトーク
「悲しみがいつか楽しい思い出になる時が来る」といった内容のお話」
・・・残念ながらこのシーンも、この作品にはありません。m(__)m
(4)神父がジュリエットに打開策を授けてペップトーク
「とにかく笑顔で家に帰りなさい。そして仮死状態になる薬を飲む。目がさめたらロメオが迎えに来て万事うまくいく」といった内容のお話をして励ますシーン。
Chapter:07 1:17’58”~
そして、作品ごとに大きく異なるのが、神父の作戦がロミオに伝わらなかった理由と、ジュリエットが目覚めて自殺を図るシーン(タイミング)。
で、この作品はエンディングを大きくいじってあって、原作とは異なります。
で相違点を書くとネタバレになるので・・・残りは、作品を鑑賞してお楽しみください。