昨日の宣言通り・・・
「アイ・アム・サム」
「夢駆ける馬ドリーマー」
「アップタウン・ガールズ」
「リリィ、はちみつ色の秘密」
に続き
ダコタ・ファニングちゃんが出ている映画で
・・・何故たてつづけにダコタ。ファニングを特集してきたかっていうと、コレを観てビックリしたからです。
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
【ストーリーと背景】
1970年代半ばに「Cherry Bomb」の大ヒットで一世を風靡した伝説のガールズロックバンド・ランナウェイズの結成から解散までの軌跡を描いた青春音楽映画。
1975年のロスアンゼルス・・・
ロック・ミュージックの世界はスージー・クアトロの出現で女性がロックを演奏する・・・そんな時代の幕開けだった。
ギターを弾き歌を歌う少女ジョーン・ジェットは女の子だけのロックバンドを作りたいと考えていて、当時多くのバンドをメジャーデビューさせた敏腕プロデューサーのキムにアタックする。
キムは女の子ながらドラムをたたくサンディをジョーンに紹介し、早速メンバー探しに入った。
そして二人はクラブでシェリー・カーリーと運命的に出会い、バンドは走り始める。
シングル「Cherry Bom」がヒットし、日本公演も実現したのだが・・・
【ペップトークの見所】
まさに、オイラが高校生のときの出来事です。
他の同級生たちが浅田美代子だ天地真理(当時のアイドルです。笑)だって騒いでる時代に、ロック少年のハートをつかんだのはランナウェイズであり、シェリー・カーリーでした。
音のカッコ良さ・・・しかもそれをやってのけた同世代の女の子たちってのもありますが・・・
下着姿で腰をふりふり歌うシェリーに悩殺されたのは、血気さかんな高校生・ロック少年としては当然の成り行きってもんです。
あ~なんだか、言い訳くさいな。
で、このバンド、あっというまに解散してしまったのですが・・・その原因は、日本公演でのシェリーの人気に他のメンバーが嫉妬したからと言われていました。
確かに、アメリカ人はグラマラスな女性を好みますが、日本人は華奢なシェリーに人気が集まり、雑誌の取材も男性誌のグラビアもシェリーばっかで他のメンバーはオマケみたいなもんで・・・
シェリー・カーリー・バンドっつうか、シェリー・カーリーとそのバックバンドみたいな扱いに他のメンバーが怒ってたという話は聞いてましたが・・・
この映画でその真相が明らかになったかけですな。
で、ペップトークよりもこの映画で印象的なのは、バンドが解散したあとプロデューサーのキムが雑誌のインタビューに応えるようなシーンで、モノローグのように語るシーン。
ある意味でアファメーション(自己宣言)のようにも聞こえます。
Chapter:12 1:24’38”~
あ・・・ランナウェイズとシェリー・カーリーを熱く語りすぎて本題を忘れてました。ダコタ・ファニングちゃんでしたね・・・(笑)
オイラにとって、ランナウェイズがドキュメント映画化されたこと自体が衝撃的だったのですが・・・主演の女の子がどこかで観たことのある子、なんか聞いたことある名前って気になって調べたら「アイ・アム・サム」だったり、大好きな「アリーMyラブ」に出ていた子役だったりしたので、ベックラこいたわけです。
なので、この作品を紹介する前に、以前の作品を振り返っておきたかったという自分勝手な理由でした(笑)
▼ で、こちらは本物の”Runaways” ▼
で、もうひとつのビックリはシェリー・カーリーの相方ジョーン・ジェット
▼コチラはジョーン・ジェット役を演じた Kristen Stewart ▼

▼ ほんで、本物のジョーン・ジェット ▼
ね。ね。・・・似てるでしょ????
で、ジョーン・ジェットはランナウェイズ解散後
自身のバンド「Blackhearts」を率いて
「I Love Rock 'n' Roll」をヒットさせたのでありました。
オマケ・・・
シェリー・カーリーは双子で、お姉さんのマリー・カーリーは
元TOTOのギタリスト、スティーブ・ルカサーの奥さん
(だった。離婚したらしい)
元々はシェリーと付き合っていたらしいが、
結婚相手として選んだのはマリー。
何故かってのは、この映画観ればわかります(爆)。
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