晩生内駅、『おそきない』と読みます。
よくこんな当て字を思い付いたと思います。
もちろんアイヌの言葉が由来で、川尻の崖が崩れている川というような意味だそうです。
駅看板はホウロウ製、駅舎の壁は補修されているようです。
その駅舎全景。
トタン張りの屋根は北国の方には当たり前の光景なのでしょうが、西日本からやってくると、とてもインパクトがあり新鮮な光景に感じます。
北海道新聞社発行の「写真で見る北海道の鉄道」をみると、1979年当時の駅舎には駅看板上の三角ファザード?はなくて、外壁は下見板張り、駅舎は現在より大きく、右側の窓の先に宿直室のような部屋があったようです。
では駅の中に入ってみましょう。
昭和の頃は有人駅だったそうで、カウンターに窓口の痕跡が残っています。
荷物取り扱いカウンターには、いろんな物が置かれていて賑やかです。
切符売り場にはマツボックリが
反対側は作り付けのベンチになっています。
では、改札に向かいます。
列車が到着する時間になると駅員さんが改札をしていたんでしょうね。
改札を抜けて構内を眺めます。
構内風景は、となりの札比内駅とよく似ています。
ここも、駅舎側の線路跡は貨物用だったのでしょうか?
ホームは砂利敷です。
駅名標越しに駅舎を眺めます。
丈夫そうな煙突が残っていますね。
最後に改札脇のベンチで、しばらく静かな駅を堪能して次の駅に向かいます。