息子に彼女ができたことに
3ヶ月間、
気づきもしなかったわけですが
彼の態度がいつもどおりの
通常営業であったことが
そもそもの理由だと思われます。
相変わらず、
母にベタベタと甘え
抱っこ要求アリの
スキスキ攻撃も止まらない。
おかしな例えになりますが、
将来、
我が息子が結婚したとして
隠れて不倫していても
誰も気づけないのではないか
という按配です。
なんとなく、
外に彼女ができた場合、
急にやさしくなったり
逆にそっけなくなったり、
外見を気にするのようになったり、
いつもウキウキしていたり
はたまたイライラするようになったり
というような印象がある。
がしかし、彼の場合は
いつもと変わらずの態度で
毎度毎度のご機嫌さん具合であって
特別浮き足立った様子も見られない。
感情の波がなく情緒が一定。
なんていうか、
100ある『愛情』と呼ばれるモノが
50:50と分配されるのではなく
好きな人が増えるたびに
100×∞無限...なのだろうな
と思った次第です。
息子は、
「ぴ〜ちゃんが悲しむから
ずっと言えなかった...」
と言いました。
これを聞いたトキ、
もしもこの先、
息子に辛いことが起きた場合も
『母に悲しい思いをさせたくない』
と明るく振る舞い、
通常どおりの『息子』を演じるのだろうな
と思いました。
そのトキ、
わたしは気づくことができるかな
気づけないかもしれない。
ならば、
なにも言わずとも
息子のことをよ〜く観ていよう
と思いました。
普通に見るのではなく、
よく観る、よく視る....
ただ...みる。
食事の量、睡眠、腸の調子
肌の感触、顔色...瞳、ナドナド。
子どもは、
親の前になると誰でも無意識に
親に対しての『子ども』を演じるので
少しの異変に気づけるよう、
わたしも『母』を演じてゆくことにします。
▼▼▼
そんな息子ですが、
このあたりの小学校6〜7校集まった
『連合運動会』というものが
来月開催されることになり、
学校代表で
リレー選手に選ばれたそうです。
4人で走る『男子400mリレー』
わたしが小学校のトキも
地域の小学校何校かが集まった
『運動会』がありました。
自分はハードル走代表で出場し、
めでたく優勝した経験があります。
ちょうど先日、
両親が家の整理をした際に
当時の賞状が出てきたらしく
「処分してもいいか」と
わざわざ画像を撮って連絡をくれました。
本人が忘れているのに
今のいままでそんな大昔のものを
とっておいてくれたなんて
『親』というものはなんていうか...
そういうものなのですね。
幾つになっても
親の前では『子』というラベルを貼り
子どもになって、
子の前では『親』になる。
電車に乗ったら『乗客』になって
医師の前では『患者』になる。
『マスクしてる、してない』
『接種者』『非接種者』.......ナドナド
地球に生まれたばかりの頃は、
なににも
「ラベル」を貼っていなかったのに
2年余りも地球生活をしてゆくと
『自分』『私』というラベルを貼って
自分と自分以外の世界が
出来上がってゆく
『人間様(自我)』の出来上がり。
楽しくも哀しく切ない
『地球人間ゲーム』のはじまりはじまり。
起きた瞬間から寝るまで
常に何がしかの『ラベル』を貼って
人間として生きていますので
気づいていないかもしれませんが
終始緊張しているのです。
精神もカラダもカッチカチに
緊張しているので、
できることなら
暇を見つけては横になること。
横になることに罪悪感が生まれた場合は、
すかさず己に
『猫さん』というラベルを貼ってください。
あらゆるラベル..『人間』を剥がして
『猫さん』になる。
いま、オレ、猫さん.....
もう『猫さん』なのだから
だらだらとのびのびしないといけない。
『人間』は、
ただのラベルに過ぎないのだが
ラベルそのものになりきって
一生懸命生きています。
健気にもほどがある生物ですよ、まったく。
5分でも10分でも
『猫さん』になる時間を!!!!!!
観ているzo.....
ゆっくりゆっくり深呼吸。
我々も『自然の一部』だと気づける時間。
今日は以上です。
ありがとうございました。
★親子で毎日食しているアルカリ性食品★





