海を眺めているトキ
波が起こるたびに
『なぜ?
この波が起こったのだ?』
『原因はなんだ?』
『理由はなんだ?』
....などと追求するだろうか。
空の雲を眺めているトキ
『この雲は善いが
あの雲は悪い』
とひとつひとつ
善悪の判断を下すであろうか。
『なぜ?いま、
あの雲が流れてくるのだ?』
『理由はなんだ?』
『なんのためにこの雲が流れてきたのだ?』
『原因はなんだ?』
....などと追求するだろうか。
【人間】というものは、
起きてきた現象に
原因や理由を追求し
『意味づけ』したがるフシがある。
なんでもかんでも後付けして
つじつま合わせをしたがる生物です。
時間があると思い込んでいるので
あれがあってこれがあるから
このような結果になった
あんな原因があって
そんなこんなな理由で
この現象が起きたのだ
......と思って納得したい。
でも実際は、
ただそれが起きた.....以上。
波が起きた....以上
雲が流れた....以上。
波が自分の意思で
海面に波を起こしているのではない。
雲が自分の意思で勝手に
空に浮かんで流れようと思ったのではない。
ただそれが起きた。
全体の流れ......
完璧なバランスのもとに
それが起きた。
空を飛ぶ鳥に
「なぜ?あなたはココに飛んできたの?」
と尋ねたら、
鳥さんは必ずこう答えるだろう。
『完璧な流れでそうなった』と。
原因や理由なんかない。
結果だけが在る。
(
カラスなぜ鳴くの?カラスの勝手でしょ〜![]()
......は、実に深い唄である)
自分の意思で
ココに飛んできたのではない。
全体の流れでそうなった。
いまココにいるのが
宇宙のバランス的に完璧であるから
ココにいる。
(※この現象が起きた)
ただそれだけ....以上。
▼▼▼
なぜ?こんなことになったのだろう。
なんの理由があって
こんなことになってしまったのだろう。
望まない出来事が起こったトキ、
どうしても
原因や理由を追求してしまう癖が
ついています。
なぜ?こうなったのだろう。
どうして?どうして?
その原因や理由を探った先には、
他人か自分を責めて否定する。
もしくは、
環境や状況を責めて否定する。
ここに行き着く。
▼▼▼
原因や理由を探って
自分や他人を責めても
いいのですけども
「自分が悪い」
「自分が至らないからだ」
「お前のせいだ」
「学校が悪い」
「先生がひどい」
....とするよりも
すべて宇宙と神のせいにする。
▼▼▼
宇宙がやったのならしょうがない。
神の仕業ならばしょうがない。
現象は、
現れては消える運命。
生じては滅する。
諸行無常。
いま起きていることは、
生まれた瞬間、消える運命。
波が現れては消えてゆくように
我々も顕れては消える。
なにが言いたいのかというと
深刻にならずお気楽にいきましょう
ってこと。
深刻になってもイイけれど
深刻な自分に落ち着いてみましょう
ってこと。
今日は以上です。
ありがとうございました。
sproutちゃん♪へ
頑張ってもイイし
頑張らなくてもイイ
そのままでイイ
そのままがイイ
どうぞお大事になさってくださいね。
★親子で毎日食しているアルカリ性食品★





