鉄瓶でお湯を沸かすトキは、

蓋を取って火にかけるのですが

 

沸騰してお湯がポコポコしているのを

みているのが好きです。

 

 

 

 

ポコっと膨らんだら

パチンっと消える...

 

 

ポコポコしたらパチパチ消える。

 

 

思考や感情もコレと同じ。

 

 

 

 

起きている間中、

 

思考、感情がポコポコ顕れ消えてゆく。

 

 

 

眠い、と思ったら

明日の準備のことに気を取られ

明日のあれこれを考えていたら

キライなヒトの顔が浮かび悪態をつき

今までにあった過去の嫌なことまで

思い出ししばらく不快を感じていたら

明日ナニ食べようか考えている。

 

 

 

ひとつの思考が顕れ感情が顕れ

そして消えてゆく。

 

 

まるでシャボン玉みたいに。

 

 

 

↓コレがやってきては

消えていっているのです。

 

 

 

お腹すいた

あの人キライ

コレからどうしよう

明日ナニ着ようかな

眠い

将来が心配

コーヒー飲みたい

食糧危機がきたらどうしよう

明日行きたくない

漫画読もう

今日の夕飯ナニにしよう

誰とも会いたくない

なんて言い訳しよう

 

......などなど、

 

 

 

ひっきりなしに

四六時中おしゃべりしている

ひとつひとつの思考を

シャボン玉としてみます。

 

 

 

 

急に湧き上がってくる不安や恐怖は、

 

このシャボン玉が原因です。(は?)

 

 

病気になったらどうしよう

仕事がなくなったらどうしよう

ひとりぼっちになったらどうしよう

飢えたらどうしよう

すべてを失ったらどうしよう

 

という思考(想念)

 

 

『病気になること』を恐れているのではなく

 

『病気になったらどうしよう』という想い

恐怖を感じているのです。

 

つまり、

『病気になりたくない』という考えに怯えている。

 

 

 

 

『仕事がなくなること』に怯えているのではなく

 

『仕事がなくなったらどうしよう』という想い

 

『無職になりたくない』という考え方

不安を感じてとてつもない不快を感じています。

 

 

病気はよくない、

無職はダメだ

 

という価値観は過去の記憶からです。

 

 

 

いま、この瞬間に

 

病気になっていないし

仕事もなくなっていない。

 

頭の中で考えている

『病気になったらどうしよう』

『仕事がなくなったらどうしよう』

という想い,考えに

 

恐怖を感じ怯えている。

 

つまり、

 

恐れの正体は『過去の記憶』からの

自分の想い、考えです。

 

 

ポコポコ湧いている沸騰の泡

ふわふわ飛んできているシャボン玉に

対して、

 

怖い怖い....とやっています。

 

 

不安や恐れというオバケは存在しないよ

....嘘だよ

 

と何度か書きましたが

 

 

オバケは

沸騰している泡やシャボン玉のように

 

バブルなので当然のように弾けます。

 

 

実体がない。

 

 

 

 

 

 

 

バンジージャンプを例にしてみます。

 

 

高所恐怖症の方は、

 

実際に飛び降りる前から恐怖を感じます。

 

 

 

 

 

過去に

高いところへ登って

怖い想いをしたのかもしれません。

 

過去に

知り合いが高いところから落ちて

大変なことになったのを

目撃したのかもしれません。

 

高いところ=危険

という価値観。

 

 

恐怖の正体は、

 

「バンジーーー!!」

 

と叫びながら『飛び降りること』ではなく

 

『ロープが切れたらどうしよう』

『助からなかったらどうしよう』

『高いところは危ない』

 

『大変なことになったらどうしよう』

 

という自分の考え(泡,バブル)です。

 

 

 

実際、飛び降りている瞬間に

 

『どうしよう、どうしよう』

 

と恐れて怯えてはいないのです。

 

 

 

「きゃーーーーー!!!!!」

 

と大声を出して

 

バンジージャンプに浸っています。

 

 

つまり、

 

現状を受け入れているんですね。

 

 

 

病気になりたくない!!!

と思っていたのに

 

病気になったとします。

 

そのトキは、

 

『病気になったらどうしよう』という想いは

一瞬で消え去り、

 

 

今度は、

 

『治らなかったらどうしよう』

『ずっとこのままだったらどうしよう』

という己の考え方に

 

恐怖を感じ怯えます。

 

 

恐怖の正体は、

 

『病気になること』ではなく

 

自分の想い考えであるのです。

 

それは、バブルです。

 

ほっとけば勝手にパチンと弾ける

実体のないもの。

 

 

どうしようどうしよう

 

と心配になって怯えるのは、

 

『犬になったらどうしよう』と同意。

 

▼▼▼

 

 

食糧危機がきたらどうしよう

改憲されたらどうしよう

ミサイルが落ちてきたらどうしよう

日本がなくなったらどうしよう

 

 

 

食糧危機が怖いのではなく

 

「飢えたくない、

子どもを飢えさせたくない」

という

 

自分の頭の中で考えている思考、

 

「食べないと死んでしまう」

という己の考え方(価値観)に対して

恐怖を感じている。

 

 

 

 

恐怖の正体はコレ....

 

 

 

 

 

食糧危機や改憲....

液入れの強制、戦争が

怖いのではないのです。

 

『死』そのものに

怯えているわけではないのです。

 

 

実際、

 

『死』がやってきたトキ

 

そこに恐れはありません。

 

 

『死』が怖いのではなく

 

『死にたくない!!』という

自分の想い(バブル)

不安恐怖を感じ怯えています。

 

 

 

オバケの正体がわかれば

恐怖を感じなくなるので

 

ちょっとしつこい文章になってしまい

ごめんなさいですけども

誰かに届くといいなと思い書きました。

 

 

▼▼▼

 

『567』自体が怖いのではなく

 

『567に罹りたくない!

567になったら大変なことになる!』

 

という己の想いに怯えている、

 

ということ。

 

 

 

 

 

 

あともうひとつだけ.....

 

 

この先ナニがどうなるかなんて

 

誰にもわかりません。

 

 

「これからこんな大変なことが起こるよ」

 

という情報はあちらこちらで

見かけると思いますが、

 

それはそのヒトの想い考え方(バブル)

発表しているだけで

 

実際、そうなるとは限らないし

誰にもわからないのです。

 

1分先のことすらわからないのです。

 

 

自分が少しでも

不安や恐怖を感じる情報は

 

自分にとっては必要のないものだと

知っていてください。

 

 

 

じゃ〜本当に最悪な事態が起こったら

そのトキどうすればいいんだよーーー

 

.....なんですけども

 

 

「いまの自分」と「そのトキの自分」

 

同一人物だと思われがちですが

 

実際、リアルに別人です。

 

ですので、

 

「そのトキの自分」がなんとかしますので

 

「そのトキの自分」を信用して任せてください。

 

 

「いまの自分」と「そのトキの自分」

 

考え方も意識もまるで別人に変わっています。

 

 

1秒前まで「シにたい」と思っていたのに

いまは「ナニ食べよう、お腹すいた...」

と生きようとしている自分。

 

このように我々は

一瞬一瞬生まれ変わっているのです。

 

 

ですから、

 

最悪な事態が起こったとしても

 

「そのトキの自分」がなんとかします。

 

「そのトキの自分」舐めんな!

 

......なのです。

 

 

▼▼▼

 

 

 

 

というかですね、

 

こんな感じで

 

ナニが起こっても自分は大丈夫

 

というエネルギーを

ダダ漏れさせているこのフィールドに

 

その最悪と思われるナニかが

起こると思いますか?

 

 

恐れの正体は、

 

自分の想いだった。

 

 

それはシャボン玉だった。

 

 

 

不安や恐怖を感じている

 

と気づいたら...

 

シャボン玉に怯えている

 

と気づいて

 

パチン!と弾いてみてください。

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。