夏休みに三男と2人で海外旅行に行こうと思っていたのですが、あのあと三男と何回も話し合いを重ねた結果、今年は断念しました。
パスポートの準備だけはしていたので少々残念です。
断念した理由は、いろいろあります。
理由1:急激な円安
三男は小動物と海の生物が好きなので、行くなら長男のときと同じオーストラリアと決めていたのですが、ここ数年で豪ドルが、米ドル同様、かなり高騰しています。
長男と行ったときは80円代だったのですが、今は103円になっています(ちなみに、私が若い頃は、豪ドルは60円代だったときもあります。現在のレートは私にとって恐ろしすぎます)
理由2:年齢制限
長男は中1(中1だったけど12歳)のときに私と一緒にオーストラリアに行ったのですが、12歳は、両親が同伴せずにオーストラリアへ渡航する際に問題となるボーダーラインでした。
オーストラリアの場合、12歳未満で両親が同伴しない渡航の場合、両親に代わる大人や兄弟姉妹の同伴が必要ですが、その同伴者の定義が航空会社によって変わります。
下はカンタス航空の場合。「親または保護者が指名した大人」の同伴が必要とあります。
下はジェットスター。「適切な同伴者」を要するとあります。
子どもに関わることは、国内でも行政手続きなどがそうなのですが、叔母のような親族は立場が弱く、親でないと処理が面倒なことが多いのです。
この場合も、12歳未満だと「親または保護者が指名した大人」か「適切な同伴者」であることを証明するため、別途書類手続きなどが必要になる可能性があります(正確に把握するには、各航空会社に問い合わせして準備する必要があります)。
下手したら入国できないという悲しい事態にも陥りそうなので、両親が同伴しない子供の海外旅行は面倒なのです。
理由3:環境的変化
長男とは日本から直行便があるケアンズに行ったのですが、ケアンズは去年大規模な水害に見舞われました。
記録的大洪水でワニが町中を泳ぐ、豪クイーンズランド州北部の町
上のニュースは去年の12月の話です。
今は復興が進んでいると思いますが、以前行ったと比べ、環境的変化が起きているようでした。
以前行ったのはコロナ禍に突入する前だったのですが、その時に利用したレストランや釣りツアーなどは現在は無くなっていました。
理由4:三男の心理的な変化
最後にこれが一番重要だったのですが、三男本人が
「やはりみんなで旅行に行きたい。少なくともお兄ちゃんのどちらかと一緒に行きたい」
と言い出したのです
親や兄弟と一緒となると、海外は確実に無理です。
なので、仕方がないので今年は国内の近場を旅行する予定です。