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マニラの旅 その2

10年ぶりにマニラに行って驚いた事がいくつかありました。


1:街がこぎれいになった
2:太った人が増えた
3:厚化粧の人が増えた
4:ジロジロ見る人が減った
5:高級ブランド店が非常に増えた


ショッピングモールの中にいれば今自分がヨーロッパにいるのか
アメリカにいるのかアジアにいるのか分からないくらい
ワールドワイドのブランド店で溢れかえっていました。


Pico Farm
↑スーパーも素晴らしい品揃え!


それは消費財も飲食店も。


物が増え、経済力がつき、購買力が上がり、物理的に満たされる。
その充足感と心の充足感は決してイコールではない事に人間が
気づく傾向にあると私は勝手に思っていましたが、必ずしも
そうではないのかな。



発展途上国に数年行かないとあっというまに変わってしまう。
必ずしも「いいにおい」とはいえなくともその国に漂う
食べ物や、人間の独特なにおい。それが私は好き。
でもそのにおいが消え、その代わりにどの国でも嗅げる
香水のにおいがにとって変わられてしまった。


それを否定はしないけれど、上記の2や3の人たちは
大企業の餌食にされているかのようで私にはそれが
結構ショックでした。


もちろん日本で言う六本木のようなマカティにいたので
郊外に行けばまだまだこれぞフィリピンという雰囲気の
場所は残っているでしょうが・・・

Pico Farm
↑ホテルには麻薬探知犬。


なんだかネガティブのことばかり書いてしまいましたが
東洋のラテン国のこの国の人たちの陽気さややさしさの
エネルギーはいついっても心地いいものです。