台所便り vol.12(処暑)
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Pico Farm「台所便り」は毎月二十四節気の変わり目
前後に発信します!
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暑さも一段落する頃の処暑。
ここ数日は夜涼しくて長袖を着て寝ています。
家の中もひときわ朝晩は涼しくそれが心地よい。
立秋の頃は感じなかった「秋」を処暑の頃の今は体感的にも感じ
られるようになってきました。
それゆえ、夏を心地よく過ごすために沢山食べて来た体を冷やす
夏野菜や果物や冷たいものを減らして秋に向けて体も変わってゆく
この時期を私はひとつの区切りととらえています。
今年の夏は珍しく玄米を食べる回数が減りました。
娘が玄米より分付き米の方が良く食べる事も理由のひとつですが
何より体が玄米をあまり受け付けない状態でした。
そんな時は無理して玄米を食べる必要はないと思います。
だから黒米や雑穀を入れたりしながら分付き米を楽しんだ夏でした。
「さあ、これから秋に向けて何を食べて行くか?」
あまり気張る必要はありません。
旬のものを食べていればいい。
今の旬が何かということを五官を使って感じる事です。
それはスーパーに並んでいる野菜やお魚の種類の変化でもいいし
近くに畑があるひとならその畑の彩りの変化でも構いません。
私の今秋の目標は量を減らし質を高める事。
この震災で確実に「食」に対する人の見方が変わって来ています。
有り難いことにここ関西で放射能に汚染された野菜が出回ったなど
という話はあまり耳にしませんが、どこへでも自由自在に泳ぐこと
のできる魚介類のいる「海」、雨や風にのって運ばれてくる「空気」
の中にある放射能は知らず知らずのうちにもう体に入っているかもしれません。
そしてまだまだテレビからは伝わってこないような福島原発の未だ
続く危機的状況などを知るにつれ、食の不安はこの先もしばらく
続くことになるかもしれません。
日本の台所を支えていた東北のお米や野菜やお魚がこれからは
入手出来なくなる可能性だってあるかもしれない・・・
そう考えると食料危機が起こった場合いまから食べる量を減らし
少量で満足する食べ方を実践しておきたいと思ったのです。
ましてや危機的状況の時には自分が食べなくても子供には食べさせるはず。
放射NO防御プロジェクトという市民が立ち上げたグループの
データをみても分かるように目に見えない放射能が首都圏に
降り注いでいる。
こんなに怖いものなのに五官で感じられない放射能。
じゃあどうするかって自分から情報とって行くしかありません。
そこには情報の取捨選択する自分なりの指標も持っている必要も
あると思います。
ちょっと大げさかもしれないけれど私個人的にはこれくらいの
危機感をもっています。
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暑さも一段落する頃の処暑。
ここ数日は夜涼しくて長袖を着て寝ています。
家の中もひときわ朝晩は涼しくそれが心地よい。
立秋の頃は感じなかった「秋」を処暑の頃の今は体感的にも感じ
られるようになってきました。
それゆえ、夏を心地よく過ごすために沢山食べて来た体を冷やす
夏野菜や果物や冷たいものを減らして秋に向けて体も変わってゆく
この時期を私はひとつの区切りととらえています。
今年の夏は珍しく玄米を食べる回数が減りました。
娘が玄米より分付き米の方が良く食べる事も理由のひとつですが
何より体が玄米をあまり受け付けない状態でした。
そんな時は無理して玄米を食べる必要はないと思います。
だから黒米や雑穀を入れたりしながら分付き米を楽しんだ夏でした。
「さあ、これから秋に向けて何を食べて行くか?」
あまり気張る必要はありません。
旬のものを食べていればいい。
今の旬が何かということを五官を使って感じる事です。
それはスーパーに並んでいる野菜やお魚の種類の変化でもいいし
近くに畑があるひとならその畑の彩りの変化でも構いません。
私の今秋の目標は量を減らし質を高める事。
この震災で確実に「食」に対する人の見方が変わって来ています。
有り難いことにここ関西で放射能に汚染された野菜が出回ったなど
という話はあまり耳にしませんが、どこへでも自由自在に泳ぐこと
のできる魚介類のいる「海」、雨や風にのって運ばれてくる「空気」
の中にある放射能は知らず知らずのうちにもう体に入っているかもしれません。
そしてまだまだテレビからは伝わってこないような福島原発の未だ
続く危機的状況などを知るにつれ、食の不安はこの先もしばらく
続くことになるかもしれません。
日本の台所を支えていた東北のお米や野菜やお魚がこれからは
入手出来なくなる可能性だってあるかもしれない・・・
そう考えると食料危機が起こった場合いまから食べる量を減らし
少量で満足する食べ方を実践しておきたいと思ったのです。
ましてや危機的状況の時には自分が食べなくても子供には食べさせるはず。
放射NO防御プロジェクトという市民が立ち上げたグループの
データをみても分かるように目に見えない放射能が首都圏に
降り注いでいる。
こんなに怖いものなのに五官で感じられない放射能。
じゃあどうするかって自分から情報とって行くしかありません。
そこには情報の取捨選択する自分なりの指標も持っている必要も
あると思います。
ちょっと大げさかもしれないけれど私個人的にはこれくらいの
危機感をもっています。