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台所便り vol.14(秋分)

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Pico Farm「台所便り」は毎月二十四節気の変わり目
前後に発信します!
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秋分からすでに4日が経過しました。
暑さ寒さも彼岸までのとおり秋分をすぎてまた一層と秋の深まり
を感じます。

味噌汁の具も豆腐やねぎや茄子などでさっぱり陰性よりのもの
から根菜たっぷりで火を通す時間を長くして味噌も濃いめの
陽性よりのものが欲しくなってきています。

モモも味噌汁が大好きで1杯で済むということはなく多いときは3杯。
私も子供の時から味噌汁は大好きでしたが娘にもそれは確実に
遺伝しているようです。

何といっても自分の家の味噌汁は最高ですラブラブ

出汁をとるはがめんどう、難しい、時間がないというのは思い込み
だったということに私も食を変えてから気がつきました。
煮豆同様簡単です。

ただ仕込みをするのに時間がかかることはあります。
でもその仕込んでいる間はずっと見張っている必要はなく
ただ冷蔵庫にいれておいたり、火にかける時間を調整する
だけ。


先日1週間遊びにきていたスペイン人のルイスも

「僕はスペイン人だからごはんをたべてもパンは必要なんだ」

ってパンはかかさなかったのに、朝食にパンとコーヒーだけだと

「ぼくの味噌汁はどこだ!!」ってさわぐ始末(笑)


甘味、辛味、塩味、酸味、苦味の次の六味目が旨味といわれて
いますが、この旨味は舌先を通り過ぎても五臓六腑まで染み渡る
ような味わい深さがあるように私は感じています。


ルイスも「味噌汁を飲むとめっちゃ元気がでる」といっていました
が彼にそういわせるのはまさにこの出汁の成せるわざだと思います。


9月10日、11日はPico Farmライブ第6回目を開催しました。

今回のテーマは「命」

とっても深いテーマです。

私は参加者の方々の食事を作るためライブの場には参加しませんが
今回のテーマである「命」は「食」と深い関係があるり、日本人お
食の基本である米(玄米)のお話をすこしさせていただきました。


今月は、滞在する人、学びにくる人、取材や見学にくる人
など約20人以上の人が我が家にやってきて、今日でやっと
一段落しました。


そんなわけでブログに費やす時間があまりとれません。
味噌汁の出汁の事、玄米のことは次回書くことにします。