手を出して歩けなかった場所 | 魚鱗癬(ぎょりんせん)と闘う日々

魚鱗癬(ぎょりんせん)と闘う日々

魚鱗癬という皮膚の病気(国の指定難病に認定されています)を知ってもらいたくて登録しました。上手く書けませんが、何か一つでも伝わり、そして多くの人に病気を知ってもらいたい。そう願っています。内容が暗くならないように心がけます。よろしくお願いします。

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やっとやっと暑さから解放されたかと思ったら

いきなり冬みたい?って思うぐらいの気温に近づいてきました。

乾燥もしてきました。湿気の多いお家でも今日は湿度30%台でした。

 

さて、皆さまは手を出して歩けない場所ってありますか?

普通の皮膚。普通の形なら、そんな場所ないと思います。

火傷をしたり、怪我をしたなら別ですが。

 

10年ぐらい前に、日本人なら一度は訪れなければならない施設に行きました。

本当なら学生時代に修学旅行や校外学習などで訪れるべき場所なんだと思います。

でも私が通っていた学校は一切そういうところに行きませんでした。

学校ではなく家から行くことが多かったです。

 

行った場所、それは広島の原爆資料館です。

広島旅行に行くと必ずと言ってイイほど組み込みますよね。

コースは覚えていませんが、原爆資料館→宮島だったと思います。

 

さて原爆資料館って何が展示されているか知っている人も多いと思います。

書物などの展示物。それに火傷ですり切れた服など・・・・・・

その中にです。火傷を負った皮膚が再現されている場所がありました。

それまでは手を出して普通に見て回っていましたが、皮膚の再現のところに着くと、

思わず手を上着のポケットに入れてしまいました。

他にお客さんがいなければ普通にしていたのですが、見学者が沢山居たし、

きっと私の手を見て被爆者だ。って思われるに違いないと思って怖くなったのを覚えています。

先日載せた写真を見ていただくと分かると思いますが、まるで火傷を負ったような皮膚なのです。

幾分症状が落ち着いている皮膚でしたが、今からの時期、酷くなると、あの状態ではありません。

もっと捲れます。傷も出来ます。今現在も、あの写真より酷い状態です。

本当に資料館に行って怖い思いをしたのは、初めてでした。

映像見ても古いから、色があせていて、そんなに分からなかったのですが、

再現は鮮明にしてあったようで、感じる物がありました。

施設を後にしてから、親に手思わず隠してもたわ。被爆者と間違えられそう・・・・って漏らしました。

二度と行きたくないって言うわけじゃないけど、行くのが怖い場所でもありました。

長崎にも同じような資料館があるそうですが、行くの怖いです。

行く機会を持つべきなのか、恐怖心から無理矢理行くところでもないのか、分かりません。

同じような模型があるのだろうか?

 

魚鱗癬の皆さん、行ったことありますか?

症状酷くない人は、そんなこと感じずに済むのかなぁ・・・・・・

火傷の再現でね、手の形も自分の手みたいで怖かったです。

 

※決して施設批判をしているわけではございません。

  大事な施設だし一度は行くべき場所だと思っております。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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