手しごとリタイア・ライフ -1716ページ目

皮袋のような花器

今日は月に一度の陶芸の日でした。福知山から河本匠司先生が西宮に来て陶芸を指導してくださる日です。
 教室に行くとまず、お茶とお菓子をいただきます。いつも奥様も一緒に来ていただいて、私たち生徒をもてなしてくださいます。その時に先生ご夫妻の普段の暮らしをお聞かせいただくのが、陶芸とともにとても楽しみなことでもあります。にひひ


 今日は河本先生のプロデュースで、福知山の公園に陶板を組み合わせた時計台が完成した式典の写真とお話を聞かせていただきました。
 桜の季節にぜひこの公園を訪れてみたいと思っています。怒りちゃん☆


 陶芸の今日のお題は花器でした。あらかじめ、先生が設計図を書いてきてくださって、それを薄く伸ばした陶土を切り取り、組み上げていく花器です。



手しごとリタイア・ライフ


 何とか作りましたが、花器のホルムづくりがとても難しく、思うように仕上がりませんでした。ほかの人たちの作品を見ると、あっ、ああやればよかったんだと思うようなことばかりです。毎回この繰り返しです。


手しごとリタイア・ライフ
(以前に作ったシュガーポット)








          

                    (ワインクーラー)
手しごとリタイア・ライフ











 午後からは夫と一緒に畑(貸農園)に行きました。このところ気温が高くなっているので、野菜の成長もですが、それ以上に雑草の成長が著しく、草取りに1.5時間かかりました。
 そこで、この時期の


  我が家の畑 雑草ランキング


 1位…「ほとけのざ」
       ひょろひょろっと茎を伸ばしたほとけのざが、いたるところに …。不思議なことに、にくい雑草であるにもかかわらず、紫色の花にいとおしさを感じるのはどうしてでしょうか。たぶんこの厳寒の季節のな
かに成長を続けているしぶとさや根性に敬意を感じているからかもしれません。   



   2位…「はこべ」
 
   
   這うように縦横に伸びて、自己を主張しています。その中心部分を指先で探し求め、エイッとばかりにひき抜きます。でもこれとてもその柔らかさに、雑草に対する憎しみを感じない早春です。
   
   3位…「からすのえんどう」
       まだまだ赤ん坊のからすのえんどうです。夏になれば草丈も長く、硬いエンドウ豆部分に敵意を感じ ますが…。アーティチョークの株間の枯葉をとってみると、くしゅくしゅっとしたからすのえんどうが出てきます。遠慮しながらもこれからの成長を予言しているかのようなからすのえんどうを引っこ抜きまし た。


  以上、ランキングばやりの昨今ですので…。

  畑から帰り、収穫したてのほうれん草でおひたし、大根で大根おろし、昨日の残り物のおから、チキンのソテーに味噌汁が夕食の献立でした。
  
  種をまくのが遅く、寒さのせいもあって「巻かなかった」白菜は、塩を振って漬物の準備をしました。うまくいけばキムチにしたいなと思っています。  
 

ツィード調の布ができる

今日は織の講習の最終日。張り切って出かけました。あまりに張り切りすぎ

て10:30開始なのに、9:50に伊丹に着いてしまいました。車
 そこで、以前にも紹介した旧岡田家酒蔵(伊丹酒造)の見学に再度行きました

。今回は酒蔵の見学に力を入れました。酒を造る道具の迫力に圧倒されます。
また昔の酒蔵の古い梁にも、強い生命力を感じます。


手しごとリタイア・ライフ

手しごとリタイア・ライフ
 (酒米を炊く釜)
手しごとリタイア・ライフ


 





朝から団体さんが見学していました。なんでも智頭方面からの方だったようです。
 
















 すがすがしい空気を吸って、織物教室へ。要領のよくわからない私は、さっ

さとやっている人たちの動きを止めるようなことばかりでしたが、縮絨へと向

かいました。60℃のモノゲン入りお湯につけて、ふたをして冷めるまで待ち

ます。
 そのあと、脱水をして40℃の洗剤入りお湯で布を浸し、長靴をはいた足で

踏んで縮絨します。「何分したらいいんですか?」と尋ねると、先生はそんな

数字ではなく、繊維や織の状態によって変わるので、触った感覚が大事とのこ

と。触ってみてもわかったようなわからないような感覚です。(先生すみませ

ん)とにかく、今回の私の場合は15分間踏み続けて縮絨を終わりました。
 40℃のお湯でさらにすすいで、脱水。これで服地の完成。




手しごとリタイア・ライフ


 .あとは乾燥です。


これは家に持ち帰ってすることにしました。
 帰りにホームセンターで塩ビ管を買ってきて布を敷き、脱水した織物を巻き

つけて今日の一日は終わりました。アゲぇ~↑↑
 

ついに織り上げ

やったあ!ついに服地を織り上げたぞ!!整経長は330mです。(=⌒▽⌒=)


手しごとリタイア・ライフ

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よく見れば、織幅やみみの織上がりなど課題は山積ですが…。そんなことはさておき、こんなに長い布が織れたことに感激。本格的な織り機を使って織るのはこれが3回目なもので…。できばえよりも達成感と心地よい疲労感に酔いしれます。ニコニコ



6日目以降の動きは…


 (6日目)ひたすら織る
 (7日目)午前中に織り上げる。さらに参加者が持ち帰れるように糸を張って

     下さった機で、コースターを織りました。



手しごとリタイア・ライフ



     原料は麻糸です。
      機から降ろした後は、縦糸の継ぎ目をほどいて始末をしたり、    

 目のとんでいるところを直します。


      そのほか、織図の見方を先生に説明していただいたり、縦糸の糊

     付けの仕方を教わりました。


      明日はいよいよ縮絨です。ハート