「イライラして子どもに当たってしまう」時の対処法

こんにちは。
ピースオブマインドです。

相談に来られる方の
お悩みで多いのが

「気持ちの余裕がなく、
ついキツイ言い方をしてしまう」

「今の関わり方でいいのか、
子どもへの影響が心配」

というものです。

私（中栖）も
そんな時はありましたし、
気持ちに余裕がない時は、
子どもに優しく、なんて
できないですよね。

・・で、そんな時、
こんなふうに考えるといいよ、
という事があります。

それは、
子どもとの関わりの中で

「愛情」と「犠牲」を
混同していないかな・・？

・・ということなんです。

どういうことかというと・・

例えば、

「子どもを大切に育てたい」
（あるいはご自分を大切にしたい）

と、日頃から
心に栄養（愛情）を与える
関わりを心がけているとします。

このブログを

読んでくださってるということは、

あなたもそういうお一人だと思います。

でもそれが、
時に思うようにいかない
場合もありますよね。

「もうこれ以上
優しくなんてできない・・」

「なんで私ばっかり・・」

そんなふうに思う時も、
あると思います。

でもそれは、

「私には愛情がない」

「欠けている」

というのではけしてなく、

「"今の"自分は、それを
分け与えられる状態ではない」
ということなのです。

そしてそんな時、
「犠牲」になってしまう
のですね。

どんどん
自分がすり減っていきます。
体力的にも、精神的にも。

「愛情」であれば、
それは自分にも返って来ます。
自分自身も満たされるのです。

よく、

「欲しいものは
与えることで手に入る」

などと言われますね。
その事です。

とても気分がよく、
子どもを可愛く思える時、
抱っこしてあげると、
自分も満たされる、
そんな感じです。

対して犠牲は、

疲れているけど、

そんな気になれないけど

「親とはそうするものだから」

という正しさを元にするので、

親もしんどいですし、

子どもにとってもそれは

「しんどいのに申し訳ない」

という「心の負担」
になってしまいます。

これは、
（親の）役割を演じており、
自分の「感覚（体調・状況）」

を無視することになるので

そのうち燃え尽きてしまいます。

与えているのに、
「受け取らせない」という
とても矛盾した行動に
なってしまうのですね。

ではどうしたらいいか？
大事なことは、

①まず
自分を犠牲にしていると
「気づく」。

②適切な
「栄養補給」をする。

この２つです。

拍子抜けするくらい

当たり前な感じですが、
混同に気づかず

「（優しく）できない自分を責める」

という真逆のことを
してしまう事が多いです。

私も疲れている時など、
自責モードが顔を出す時はあります。
そんな時、このように対処しています。

いつもと違う事態が
起こっている時は、
気持ちの余裕もなくなりがちです。

なので、こういうときこそ、

「自分の今の状態に気づく」

「自分に優しくする」

ということを
心がけたいですね。

優しくするのが「難しい」
ということもあります。
私も最初そうでした。

そういう場合は、
まず「人にしてもらう」
ことです。

話を聴いてもらったり、
労ってもらったり、
甘えたり・・
心地よいスキンシップ
もいいですね。

お困りの方は、この機会に