こんな言葉がけが子どもの「問題解決能力」を奪う?!

こんにちは。
ピースオブマインドです。

子どもとの会話の中で、
ついつい言ってしまいがちなのが

「～したら～してあげる」

「～しないと～してあげないよ」

「おりこうさんの○○ちゃんが好き」

というものです。

言われたことがある、
という方も多いかもしれませんね。

こうした言葉がけを、
条件付きの愛情と言います。

そして子どもに伝わるのは、

自分のままではダメ

～しないと認めてもらえない。

～しないと愛してもらえない。

というメッセージです。

自己肯定感が育ちにくく、
自分に自信を持てなくなってしまいます。

これは、自分の思うようにすると愛されない。
親の思うようにすれば愛してもらえる。

ということなので、
子どもにとって、親の言うことを聞かないと
見捨てられるという恐怖となります。

そうすると、日常で
親の考え・思いが行動の基準となります。
行動基準が自分以外の他者
が習慣となるのですね。

親子間でそういう関係性が続くと、
大人になっても大事なことを決める時など、
どうしたらいいかわからない
どうしたいのかわからない
ということも起こります。

自分で感じ、考え、行動する機会がないので、
問題が起こった時に対処する力
が育たないのですね。

でも、大丈夫です!!

今まで使っていた言葉であっても
手遅れだということはないので
安心してくださいね。

「～したら～してあげる」

「～しないと～してあげないよ」

これらの言い方は、

「～して欲しいな」

とストレートに
気持ちを伝えるといいですよ。

そして、
「どんな○○ちゃんでも大好きだよ」
と子どもを大切に思う気持ち
を伝えてあげてくださいね。

そのような関わりは、私たち親も
自分自身を好きになれるように思います。

見えない言葉の裏側には、
深い意味があることが多いので
適切な関わり方を知っておくことは
大切なことですよね。