助けてあげて欲しいこと〜被害をなくすために〜

こんにちは。
ピースオブマインドです。

家庭外で、
例えば友達や、周囲の大人
（教師など）から暴力を
受けていても、親に言えない
子どもさんも多いようです。

その理由は、
「暴力」を受けている
とは思っていなかったり、

親に言うと、
「あなたが悪いことしたんでしょ」
と、自分を責められると思い、
言えない子もいます。

その言葉に傷ついてしまうのです。

なので子どもは、
「自分を守るため」に言わずにいます。

「暴力」を受けていると
思っていない子どもは、
いつのまにか「安心感」
を奪われてしまっている
のかもしれません。

「自分が悪いから叩かれる」
のだと思っているのかもしれません。

「被害にあっている」
と感じられなくなると、
「他者を傷つけてしまう」
こともあります。

学校で体罰を受け
被害にあった子どもを持つ
保護者の方のお話ですが、

「できるだけ早く病院に行って、
診断書を書いてもらい、そして、
警察に被害届けを出さないと、
子どもへの暴力は止まらないだろう」　　

とおっしゃる方もいます。

そして、弁護士さんでさえ、
「示談」という形に終わらせる
よう勧める方もおられるそうです。

「子どもが大人からの
暴力を受けていないか」は、
親にとってはとても心配なことです。

言える子どもに育てたい、
と思いますが、
「親が心配するだろう」と思って
言わない子どももいることでしょう。

どんなときも、
子どもの気持ちを受け止め、
「それは暴力なんだ」と
判断できる子どもに育てたいですよね。

そして、
「暴力」は、家庭でも学校でも
命を奪ってしまうことがあるので

大人である私たちが
「暴力」を「暴力」
と認識できていて
肯定していないこと
も大切なことです。

命だけは失わないように
助けてあげることができる人が
助けてあげて欲しいと願っています。