こんにちは。
ピースオブマインドです。
先日
「頑張っても頑張っても報われない」のはなぜ?!
という記事で、その理由は
「行動の方向」が違うから、
というお話をしました。
今日は、
「方向が違う」際の
「具体的な例」を
挙げてみたいと思います。
子育ては、
子どものお世話をすることなので、
「してあげること」の連続です。
特別に感謝されず報酬もないので、
「こんなにしてるのに・・」と、
グッタリしてしまうこともありますよね。
ママもパパも日々、
本当に頑張っていると思います。
そしてそれが、
「ママの愛情」になるのですが、
ここで方向を間違うと、
せっかくの頑張りが、
逆効果になってしまうのです。
愛情として伝わらないのですね。
そのため、頑張っても努力しても
一向に報われないばかりか、
親子の信頼関係が築けなくなります。
まさに、方向が違うのですね。
そして、それが積み重なると、
思春期のころ、過度に反抗的、
暴力的になったり、ひきこもりや
摂食障害などさまざまな問題で
親子ともに苦しむように
なってしまうこともあるのです。
それはなぜかというとこの場合、
愛情に「条件がつく」からなのですが・・
例えば、同じ
「こんなにしてあげているのに」
という状況でも、それが
怒りになってしまうことがあります。
そんなふうに
「こんなにしてやってるのに！」
と腹が立つ原因その①として、
・それに見合う「見返りがない」ことへの怒り
・自分の体調（感覚）や気持ちより
「しなければならない」のような
「思考」のみで行動し、頑張り過ぎる
などがあります。
大人同士でも、ためいきをつきながら、
やりたくなさそうに親切にされたら・・
すごくイヤな気持ちになりますよね。
せっかくの行為も「ありがた迷惑」
になってしまいます。そんな感じです。
その②は、
親が「子どものために」と思っていても、
それが子どもには「押し付け」になることです。
なぜかというと、
・子どもの言動が親の価値観にそぐわない場合、
自分の思いを優先。
・子どもは不安も困ってもいないが
親自身が不安に耐えられない。
・良い親と思われたい、
しつけのできない親と思われたくない。
・・などが親の言動に裏側にあると、
子どもにもそれは伝わります。
そうすると子どもは、
・自分のことを思って言っているのではないこと
・愛されていないのではないか、
言う事を聞かないと、見捨てられるのではという恐怖
を感じます。安心できないのです。
（言語化できなくても、
潜在的な不安として残る）
しかし、
親自身もそのことに気づいて
なかったりするんですね。
それで更にこじれることもあります。
愛情がないわけではないのですが、
その人がこれまでの体験から身につけた
人との関わり方
物事の受け止め方により、
歪んで伝わってしまうことがあります。
そうした関わりは、子どもの心、
脳の発育にも影響してしまいます。
しかしこれは、
その人が悪いのでも、
愛情が欠けているのでもないんです。
表現の仕方、関わり方、その他
生育歴による脳機能の問題など、
今からでも改善が可能なものです。
完璧な人間はいないので、
これでいいのか迷ったり、
違っていたりすることは
誰もがあるんだと思います。
思うように進まない時は、
方向が違っていないか、
本当はどう感じているのかなど、
自分と周囲の人の人生に関わってくるので、
確認しながら行動していきたいですね。
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