お客様よりメールが届きました。
Office 365 サービス の契約終了に関するお知らせ
ご契約いただいている Office 365 サービス のサブスクリプションは、2018年4月12日 に期限切れとなります。
サービスが中断されないようにするには、2018年4月12日 までにサブスクリプションを更新してください。
サブスクリプションを更新するには、http://office.com/renew/ でサインアップしてください。
サービスが中断されないようにするには、2018年4月12日 までにサブスクリプションを更新してください。
サブスクリプションを更新するには、http://office.com/renew/ でサインアップしてください。
お客様はOffice365サービスを契約した覚えは無いとのこと。
また、この契約更新をしないと Office(Word/Excel) が使えなくなるの?と心配もされてみえました。
はい。その通りで、契約された覚えが無くともこのメールが届く可能性があります。
もちろん、これが迷惑メールの可能性も昨今では普通にありますので、まずはこれが正しいかどうかからご確認ください。
正しいメールアドレスは、 billing@microsoft.com ですね。
なりすましの可能性もありますが、このメールアドレスから届いていて、宛名がちゃんと自分の名前が記載されていればまずは迷惑メールではなさそうです。
じつはこのお客様、 Office Premium プレインストールパソコンを1年前にご購入されてみえたのです。
Word/Excel 標準搭載で販売しているパソコンには、2種類有ります。
今ですと、 Office2016 搭載パソコンと Office Premium 搭載パソコンの2種類です。
一例として下にTOSHIBA Dynabook Tシリーズ(2018年春モデル)の仕様を記します。
Officeアプリケーションにも2種類有るのですね。
Office Premiumには、Office2019など常に最新バージョンのWord/Excel などに加え、1TBのクラウドドライブ(onedrive)・60分の無料通話が出来るSkype・編集機能がついたOffice Mobile・テクニカルサポートを受ける権利が1年分つきます。
この権利がついていないのが左側の Office 2016 です。もちろん今後出てくるであろう最新バージョンを使える権利も有りません。
マイクロソフトのWEBページに表が掲載されています。
Office Premium搭載パソコンの場合、Officeを使用する為には「マイクロソフトアカウント」の登録が必須になります。
つまり、そこで1年分 Office Premium の使用契約をいつの間にか結んでいたわけですね。
ややこしいのは、 Office Premium なんですが、メールとしては Office365 という名前になってしまっているところです。
そうなんです。 Office Premium というのは、 Office 365 の1年分の契約ですが、Pro,Home&Business,Personalで使えるアプリケーションに差がある・・・ということなのですね。
マイクロソフトとしては、一色単にOffice365としているだけだったのです。
Office365に関しては、以前も記事に書きましたので、そちらをご参照ください。
・Office 365 Soloはお得なのか? Office新製品をまとめてみよう
●結論: 5GBを超える容量のクラウドドライブ onedrive や 、
Skype での無料通話などを使っている場合は契約更新を、
使っていない場合はそのままこのメールは無視ということで問題ありません。
契約が切れたら使えなくなるのは上記サービス部分だけで、
Word/Excelなどのアプリケーションはそのまま使用することが出来ます。
ただし、今はもうほとんどありませんが、当時「Office 2年間ライセンス」という Word/Excel を搭載していたパソコンも販売していました。
パソコンが売れなかったので、メーカーとしては Word/Excel を期間限定の権利としてつけて安く売ったという機種が有ったのですね。
このモデルをお使いの方にも同様のメールが届きます。
その方は費用を支払って契約延長をなさらないと Word/excel も使用できなくなります。
ご自分のパソコンに入っている Office が「無期限のもの」なのか、「期限付きのもの」なのか、「無期限だけどおまけのサービスは期限付き」なのか、このメールがもし届きましたら確認の上対処なさってください。