WindowsUpdate後Office IMEでIEの保護モード外許可するの警告が出る | Tascal PCサポート情報

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異変は今朝起きました。

といっても、実際は昨日山のようにあったWindowsUpdateの後に・・・・と言う事ですね。

私のパソコン(WindowsVista+Office2007)と、朝一で出張お伺いしてメンテナンスを始めたお客様の5台のパソコン(Windows7+Office2010)の全てで同じように、IEを開くと下記のような警告が出たのです。

 


「Webサイトで、このプログラムを使って、Webコンテンツを開こうとしています

このプログラムは保護モードの外で開かれます。Internet Explorerの保護モードはお使いのコンピューターの保護に役立ちます。
このWebサイトを信頼していない場合はこのプログラムは開かないでください。」

そしてターゲットは・・・Office IME 2010でした。
Office2007をインストールしている私のWindowsVistaではOffice IME2007。

なんかおかしいなぁ。

と思いつつも、別に問題のあるプログラムではございませんので、「許可する」にて続行。

ところが、次にIEを起動してもまたでてきます。
仕方がないので、“今後、このプログラムに対する警告を表示しない(S)”に☑を入れて「許可する」、これででなくなりました。

そうこうしているうちに別のお客様からお電話+LINEが。

最近私のお客様は、SkypeやLINEでエラー画面の写真を送ってくださってからお電話いただけるので、対処が早くできて助かります。

 

インターネットを開くと ↑ こういうメッセージが出るんだけどどうしたらいい?

ここで確信しました。
WindowsVista、Windows7でOfficeをつかっている場合、今回のWindowsUpdateでこの警告メッセージが出る模様です。

原因はわかりませんが、今回のWindowsUpdateでIEの何かが変わったのでしょうね。セキュリティ関連で。

このメッセージが出ないようにするための対応は上記の通り、
警告ファイルの名前がMicrosoft Office IMEで、発行元がマイクロソフトでしたら、

“今後、このプログラムに関する警告を表示しない(S)”に☑を入れて「許可する」

です。

 

ちなみにInternet Explorerの保護モード自体は、

画面右上のギアのアイコン→インターネットオプション→セキュリティ

にてオン・オフの設定が可能です。
設定は4つのゾーンごとにできます。

今回のみに関わらず、保護モードが邪魔という場合はここでオフにすると警告メッセージは出ません。
(その分IEにマルウェア・ウイルス等組み込まれる可能性が高くなるのですが。なので個人的には保護モード自体はオンにした方がよいと思います。)
 
 



蛇足ですが、Windows8以降、Office2013以降、OfficeIMEは無くなり、MSIMEのみになりました。

それの関係で、実は古いイラストレーターなどの一部のソフトで日本語変換ができないという事態が起きました。

そういう事態にマイクロソフトはOffice2010に標準搭載されているOffice IMEを無料ダウンロードで提供しています。

ダウンロードサイトです。
Microsoft Office IME 2010

もちろんWord/Excelを持っていなくてもダウンロード出来ますので、Windows7以前でOffice IMEが必要な場合はダウンロードすると良いかと思います。

 そして・・・
そうこうしているうちに、今度はWindows7でWindowsUpdateにてOutlookがクラッシュするというバグが。

Windowsアップデート、Outlookがクラッシュする問題を修正してWindows 7に再配信
修正版アップデートをWindows 7とWindows Server 2008 R2向けに配信した。
[ねとらぼ]

今回のWindowsUpdate、どうなってるんだよ~~!

・・と文句を言いながら出張先で作業、その間にも他のお客様からこのメッセージについてのお問い合わせが3件ほど有りました。

事務所に帰ると私のOutlookにはマイクロソフトからのメールが今日だけでたくさん・・・

 


疲れましたわ~。



※12月12日追記。
同様な警告が、今度はPhoto galleryでも起きました。
先月は出ませんでしたので、12月のWIndowsUpdateがくさいです。

これも対処は同じですね。
くれぐれも発行元がマイクロソフトであることを確認して「許可する」をクリックしてください。

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