そういうときは、下記のように、
・Mail Delibery Susystem (MAILER-DAEMON) から Returned mail

または、最近は日本語で
・システム管理者 から 配信不能

という感じでメールにてメッセージが届きます。
特に英語の方は、日本人にとって迷惑メール(スパムメール)と区別が付きにくいですね。
事実最近はこのMAILER-DAEMONを装って送られてくるスパムメールも多くなってきていますので、注意が必要です。
では、どうやって区別するのでしょう?
まず一ついえるのは、このメールにはリンクが貼ってあることがありますが、それはメールアドレスに貼ってあります。
よって、このメールが届いた場合、リンクをクリックする必要は全くない!と言う事です。
リンクをクリックしなければ、もしそれがMAILER-DAEMONを装った迷惑メールだとしてもだまされる確率は格段に低くなります。
ということで、以下、MAILER-DAEMONの読み方をご案内いたします。
★まず、メール本文内に必ず自分が送った相手のメールアドレスが記載されていますので確認します。
そのメールアドレスに見覚えがなかったり、メールアドレスではなくインターネットのURLに成っている場合はスパムメールです。
★次に、そのメールアドレスの下にエラーメッセージが英語で記載されていますので、そのメッセージにより、なぜメールが送れなかったのかを確認します。
(上の画像の赤く囲ったところです)
●Host Unknown
上の画像の1番目もこのメッセージですね。
これは、ホストサーバーが無いという意味です。メールアドレスの@の右側が間違っています。
例: ○○○○@nifty.com と入力したつもりだったが、 ○○○○@nifty.con と入力してしまった、等。
●User Unknown
これはユーザーがいないという意味です。メールアドレスの@の左側が間違っています。
例: abc123@nifty.com と入力したつもりだったが、 acb123@nifty.com と入力してしまった。
さらにそのメールアドレスが使われていなかった場合にこのメッセージで戻ってきます。
これの怖いのは、偶然間違えたメールアドレスを他の人が使っていたら、その人に届いてしまうと言う事です。メールアドレスの入力ミスには十分注意いたしましょう。
●exceeds maximum fixed sizde
上の画像の2番目がこのメッセージです。
添付ファイルのサイズが大きすぎて送れません!という意味です。
Eメールは大容量の添付ファイルを送れるようにはできていません。
この辺りは過去のブログ記事をご参考にいただけましたらと思います。
・添付ファイル付きのメールが相手に送信できない(届かずエラーになって戻ってくる)
●size exceeds remaining quota
送り先のメール受信ボックスが満杯という意味です。
ようは、先方のメールボックスがパンクしているのですね。相手に連絡して、メールボックスを開けていただくようお願いしてください。
※添付ファイルの容量が相手のメールボックスの空き許容量より大きい場合も出ますので、その場合は、まず添付ファイル無しのメールを送り、それが届いたらこのパターンがあり得ます。
相手にメールボックスを開けてもらうか、添付ファイルの容量を小さくして送ってください。
●not be delivered
送り先のホスト名はあるけれど、送れない、という意味です。
先方のプロバイダのサーバーに不具合がある場合にこのメッセージが現れます。
多分先方もメールが受信できなくて焦っていると思います。先方のプロバイダのサポートページ等に不具合情報があがっていないかどうか確認してみてください。
例: @nifty の不具合情報 ocnの不具合情報 ・・・など
●infected with the virus
最近多いメッセージです。
あなたが送ったメールがウイルスに感染しているので、相手側のホストが受信拒否しましたという意味です。
最近はスパムメールやウイルスメール対策をしっかり行っているプロバイダが多いので、そういうメールはプロバイダがブロックして送り返し、先方には届けないようにしているところが多いです。
これは先方に失礼極まりないので、早急にご自分のパソコンのウイルス対策・ウイルススキャンによる駆除を行ってください。
Virusという言葉は読めるため、このメールを受け取った方は結構
「送り先のパソコンがウイルスにかかっているため戻ってきた」
と勘違いされる方も見えるのですが、違います。
あなたのパソコンがウイルスにかかっているのです!!
他にもメッセージはあるかと思いますが、私が見た記憶があるのはこの6つでしょうか。
MAILOR-DAEMONはスパムメールとの区別が本当にしにくいので、
是非本文を読み取り、大切なメールの送り先に迷惑をかけないようになさると良いと思います。