よそのアプリ事情からポコダンのことを考える企画。以前にもこれをはじめ、たまにやってきました。
採点記事でも雑記系の記事でも、これまでサモンズとかパワプロとかを引き合いに出すことは割とあった気がします。あとはサモンズもそうですが、年数的にほぼ同期のモンストやパズドラもかな。今回もそんな感じの話です。
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ポコダンに対して、
・スタミナ回復薬的なものの実装
・オート『周回』機能の実装
という要望を、以前からアンケートでも、それ以外の場でもよく目にします。私もその１人。
現在あるのは１クエスト限りのオートプレイであって、フレ選択から再スタートなどはオール手動です。そこまで含めた自動周回化、あるいはスキップ機能なんかもそうでしょうか。ともかく、そこまでやってこそのオート化であろうというやつ。
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で。ちょうど都合のいいことに、昨年12月に超極端な周回機能を実装したアプリがありまして。それが記事タイトルにあるロマサガＲＳ。
こいつは参考になるに違いないということで、その頃からプレイしてます。本当は何年か前にもやってたのですが、その時のデータがなくリスタート。今150日手前くらいでしょうか。
音楽はやっぱり良いし、良いとこもたくさんあるのでサガシリーズに触れたことがある人は、一度触れてみるだけの価値はあると思います。はい。宣伝はここまで。
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実装された周回機能というのが『記憶再戦』。
・周回したいクエストのクリアタイムを事前に計測する。
・計測した時間を元に１クエストあたりの必要時間を決定。
・指定可能な周回数は必要時間の合計が24時間になるまで。１周１分なら最大1440周。
・あとは計測時の編成でバックグラウンド周回を勝手に行い、終わったら報酬をまとめてゲット。
というのが、大ざっぱな仕様。この間、アプリを閉じてても問題なし。条件はありますが、並行してアプリを進めることも可能。
周回にはチケット１回１枚を消費しますが、常に回し続けてるに近い私でもあと25万枚残ってます。つまり実質無制限。
また、スタミナは周回開始時に全量支払える状態でなければなりません。ロマサガＲＳにはスタミナ回復薬の制度(大中小での固定値回復)があるのですが、こちらもがぶ飲みしていてなお７万本余っています(今確認したらあと43万本回収出来そうでした)。私でこれなので、昔からやっていた人ならそれはもう。
それこそ異常に快適なこのシステム。手動が絡む周回が苦手な私でも楽にこなせます。
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では、その結果何が起きるか。
まず私の場合でいえば
・ランクが上がる上がる。
→150日目とかそこらで今1600にまで上がりましたが、こんなペースでランクアップしたことは過去どのアプリでもないかなというくらい。
・それに比して攻略的なことが何にも分からないまま。
→いわゆる、ただランクが高い人になってしまっています。育成具合も偏りが激しい(特定キャラは毎日何千周としてる)し、未だによく分かってないことが山のよう。
・イベント報酬は概ね１日程度放置していたらほとんど回収出来てしまう。
→クリア時にたまるポイントを交換することが多いのですが、周回数に比例してポイントもアホみたいに貯まるので、毎度毎度取り切ってしまい、最後はレートが高くて在庫無限になってるスタミナ回復薬を山ほど回収することに。
・上記の都合もあり、ほとんどのアイテム類が極度の在庫過剰に。つまり、キャラ育成もほとんどが実質ノーコストで即時完了。
→周回数依存の基礎ステアップだけ残りますが、それは記憶再戦による周回でいいわけで…。
・やることがなくなり、ログイン時間がやたら短くなる。
→詰まっているコンテンツの打開には育成より編成の変更が有効なこのアプリ。平たく言えばガチャの結果で変わるところの方が多い。であれば他にすることも少なく、一日一回、朝に回収して再出発させて終わり…という日がスゴく増えました。回収時、再計測なくそのまま再出発、が可能なんですよ。
ということが、現に起きています。
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これは私だけに限った話ではなく、ＲＳユーザーなら思うところもあるのではないかなという感じでいます。
この現象は、スタミナ回復薬の供給量と消費量のアンバランス、コストとして設定された自動再戦チケットの供給過多、記憶再戦の時間設定ルール、イベント報酬制度との兼ね合いなどなど、複合的な要因が絡み合って生まれています。
仮にポコダンにおいてスタミナ回復薬やオート周回を実装するにしても、その回復量は固定値なのか最大までの回復なのか。入手方法と供給バランスをどう取るのか。
スキップ行為に対するコストはどう設定するのか。
自動合成の設定が切れた後の入手、ボックス溢れ、最大数オーバーに対してはどういう処理にするのか。
このあたりのバランスを誤ると、表現はよろしくないかもしれませんが、あちらの二の舞になります。また、ロマサガにはないので意識しないのですが、ポコダンではマルチが機能しなくなる可能性もありえます。
オート周回やバックグラウンド周回が可能なら、それは素材集めやポイント稼ぎが主な目的。また、機能としてはソロを前提とすることになるはず。となれば、集める稼ぐはオートでよくなり、マルチの意義が大きく薄れる…というか、顔合わせ以外何が残るの状態になりえます。
現状のマルチに問題がないわけではありませんが、流石にそこまで希薄化させるのも考えもの。
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どちらかというと負の側面を多く挙げてしまいましたが、楽なのはホントに楽ですしモチベーションが尽きにくいという利点もあります。
上記のようにモチベーションが上がる要素も皆無なのですが、なにせ楽なので負担が少ない。だからモチベが下がるにしても０にはなかなかならないし、続けておけばいつの間にか石も貯まるし…。
そして貯まった石で推しが引けたらモチベの再浮上もありえる。そういう道を残せるのは強いかな、と感じたりもしました。
機能としてオート周回やスタミナ回復薬制度の追加を望む気持ちは今も変わっていませんが、そのシステムとしてのバランス感覚という部分は、かなり繊細なものが求められるなということを肌で実感してきました。
そういうところもフィードバックしたような提案をしていけたら良いのですが、ポコダンの事情も踏まえた良い塩梅、どこら辺だろうなあ。