シリーズ生徒相談力を深める:5 | 教師の転職相談室

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こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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何回かにわたり、『シリーズ生徒相談力を深める』 をお届けしています。
 

前回は学校全体で子どもたちの不安を放置しない体制づくりについて考えました。
 

その際の 「望ましい対応」 基本型 4 件を提示しました。

 

<望ましい対応の基本型>
 

1.安心して悩める環境づくり
 

2.不安を否定・拒絶しないこと
 

3.質問の出し方を工夫する
 

4.「巣立ち」 を目標にする

 

先生によって対応に差異が生じないよう細心の注意を払う必要があります。

 

「どの先生に相談しても安心が手に入る」
 

子どもたちからこう思われる学校づくりをめざしたいものですね。
 

特に全教員で共有しておきたいのは、次の考え方です。

 

「受容しない育成は、人を受容できない人間を作り上げてしまう危険性がある」

 

この点を忘れてしまうと、社会に負の連鎖や悪循環を生み出してしまいます。
 

子どもたちが 「人の不安を受け止める必要はない」 と暗に学習してしまうからですね。
 

よくも悪くも、我々大人は子どもたちにとって生き方のお手本となるわけです。



 

 

子どもたちの不安を理解していくために、気付いておきたいことがあります。
 

それは彼らが抱えてしまうストレスの主な要因についてです。

 

実際に起きた出来事や言葉に表されている内容だけが要因とは限りません。
 

子どもたちが自分で気付いていないものもストレス要因として影響しています。
 

この中には私たち大人が無意識で渡している 「善意」 も含まれてきます。

 

おもに4つのパターンがありますので、確認してみましょう。

 

<1.先生の小言や正論>
 

親以外の最も身近な大人として、先生の発言は多大な影響を与えます。
 

良かれと思って手渡している言葉でも、子どもたちには負担となる場合があります。
 

能力的に 「正しいことだから行動できるわけではない」 という子どももいます。
 

自分にとって簡単なことでも、相手には重圧と感じられるケースがあり得るのです。

 

<2.親の小言や正論>
 

最も身近な存在でありながら、一切の意見を受容してくれない大人が自分の親。
 

一部の子どもたちはそのように家族を認識している可能性もあります。
 

家庭で人格否定の発言を受けたり、思いを汲み取ってもらえなかったりすることも。
 

子どもが 100 人いれば 100 通りの家庭事情があるのだと考えておくべきでしょう。

 

<3.友人との相違点>
 

容姿や生育環境、あるいは学業成績や運動能力、異性からの人気度などなど・・・
 

子どもたちは常に他者との比較で自分にダメ出しを繰り返しているものです。
 

言葉には出さなくても、「あきらめ」 や「自己否定」 を重ねている子どもがいます。
 

その子なりの持ち味や良さを発見し、それに気付いてもらえる機会を作りましょう。

 

<4.理想と現実とのギャップ>
 

ここでの理想とは 「ありたい姿」、現実とは落胆すべき 「ダメな自分」 を意味します。
 

子どもたちは常に、理想の姿を思い描きながらもガッカリする自分と向き合っています。
 

「こうなりたい」 と思う件数が多いほど、絶望やあきらめを何度も繰り返すのです。
 

見えている状態と思い描いている姿とは、必ずしも一致しないことに留意しましょう。



 

 

子どもたちのストレスは、いわば絶望の一歩手前とも言える状態でもあります。
 

できていないことを責め立ててしまうと、ストレスは一気に絶望へと変化します。
 

このことは学校であまり意識されていないケースが多いように感じます。

 

子どもたちの未達成や行動停止について指導する際、気を付けてほしいこと・・・
 

それは、他者と比較して叱ったり評価したりしてはいけない ということです。

 

他者よりもできない自分自身に、子どもたちはもともと絶望的な思いを持っています。
 

そこに追い打ちをかけたら、どうなってしまうのでしょうか。
 

この点には格段の配慮と注意を向けておかなければなりません。

 

先日、ある学校で、とても気になる先生を見かけました。
 

特別支援を要する生徒さんに、そのような誤った対応をしている先生がいたのです。
 

そこで次回は生きづらさを抱えている子どもたちへの対応を考えたいと思います。

 

 

相談力を高めたい場合は 「生徒相談力向上プログラム」 をご活用ください。
 

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状況を悪化させず、自己肯定感を高めながら自己成長してもらえる対話ノウハウです。

 

(1)子どもたちの不安が理解でき、警戒心を解いてもらえる話し方
 

(2)相互の共感を実現し、信頼関係を取り戻せる向き合い方
 

(3)子どもたちからSOSを着実に引き出せるようになる方法
 

(4)トラウマや恐怖症を悪化させない話し方と指導法
 

こうした内容で構成されています。

 

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私は教職歴 25 年の国家資格キャリアコンサルタント/エグゼクティブ・コーチ。
 

先生方の悩み解決のため、内容を選ばずサポートを展開しています。
 

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