効率アップと経費削減入門 会社の利益が増えるパソコンの使い方
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今のITの仕組みを見直す

こんにちは、川崎です。


今のITの仕組みを見直す


中小企業が、ITを導入する心構えについて、2つ書きました。

中小企業がITを導入するための心構え

目の前の道具、ITで変えられないか

今回は、その続きです。


仕事にITを導入すると、効率が上がるように見えます。

ところが、ITを導入すると効率が下がる場合があります。

正確に言えば、導入する時に十分な検討をしない場合は、ダメです。

仕事の効率が下がってしまいます。


今まで、何も考えずにITシステムを導入した。

ソフト会社に進められるままに、システムを入れた。

そんな場合は、システムを導入する前と後でどう変化したか。

それを確認した方がいいです。


ある作業をするのに、システム導入前は1時間かかっていた。

それが、20分ですむようになった。

これなら、導入の効果はあります。

しかし、1つ確認する必要があります。


ある作業の時間は減ったけど、別の時間は増えていませんか。

新しい仕事が増えたり。

特定の作業の準備に時間がかかったりと。

システム導入の前後の作業の合計時間を比較する必要があります。


そして、合計時間が減っていてはじめて効果があると言えます。


では、効果がないと分かった時、どうしたらいいでしょうか。

一番簡単で、効果的なのは、そのシステムの使用をやめることです。

これを言うと、必ずもったいないと言われます。

システム導入費用を捨てたくない、と言うわけです。

しかし、余分に時間をかけ、毎日仕事をする方がムダです。


例えば1日に15分余分に、仕事をするとします。

人件費が時間当たり4000円なら、1000円余分に支払う事になります。

1年間の稼働日を200日とするなら、20万円の損失です。

コピー用紙の裏を使うなどの経費削減の努力があっという間に、吹き飛びます。


それが10人の全社員が使っていたら、どうなるでしょうか。

20万円 × 10人 = 200万円 の損失です。

ものすごくもったいないです。

しかも毎年、損失が出続けてしまいます。

システム導入に使ったお金にこだわっている場合ではありません。

すぐに、システムを使うのを止めるべきです。


この様な事がないか。

効率の悪いITシステムを使っていないか、チェックしてみましょう。


ではでは。


仕事の効率を上げるために絶対必要なものとは

こんにちは、川崎です。


仕事の効率を上げるために絶対必要なものとは


仕事の効率を上げるために、絶対に必要な物があります。

それは、何だと思いますか。

仕事の効率を上げるのに、必要なもの。

それは、時間の余裕です。


これを読んで、「おいおい、矛盾してるよ」と思ったかもしれません。

仕事がいっぱいで、時間の余裕がないから、効率を上げようとする。

それなのに、効率を上げるためには、余裕が必要。

これじゃあ、いつまでたっても、余裕ができない。


なぜ、仕事の効率を上げるために、時間の余裕が必要なのか。

仕事の効率を上げるには、これまでと同じ事をしてはダメです。

同じやり方では、仕事にかかる時間は同じになります。

時間を短くしたいなら、仕事のやり方を変える必要があります。

このやり方を変えるという所が、ミソです。


仕事効率を上げる新しいやり方を見つけるには、時間が必要です。

新しいやり方を習得したり、導入するにも、時間が必要です。

つまり、仕事効率を上げるには、これらの時間が必要です。

これが、時間の余裕が必要な理由です。


それじゃあ、いつまでたっても効率が上げられない。

時間の余裕ができない。

そんな事はありません。

いつも書いていますように、まず不必要な仕事・作業をやめる。

これをするだけで、時間の余裕ができます。

できた時間の余裕を使って、仕事効率を上げていけばいいのです。


今回は以上です。

ではでは。

目の前の道具、ITで変えられないか

こんにちは、川崎です。


目の前の道具、ITで変えられないか


中小企業が、無理なくITを導入するには、どうしたらいいか。

このテーマの2回目です。


前回は、単純作業にITを導入する事を検討しよう、でした。

今回は、もっと簡単で具体的なお話。

職場で毎日使っている道具。

これを、ITを使ってもっと効率を上げられないか、考えてみて下さい。


例えば、どこの会社にもある電話。

これをITを使って、効率よくできないか。

そう考えてみるのです。

単純な置き換えなら、電話の代わりにスカイプ(インターネット電話)にする。

これをすれば、電話代を節約できます。


でも、これでは作業の効率は上がりません。

そこで、電話の本質的な部分に目を向けてみて下さい。

電話の役割は、連絡もしくはコミュニケーションです。

同じことを出来るツールを探してみるのです。

メールを使えば、自分の都合で連絡できます。

相手も仕事のペースを乱すことがありません。

お互い、仕事の効率は上がるはずです。


相手が複数の場合は、フェイスブックのグループなどのツールを使えばいいです。

ビジネス用のチャットツール(チャットワークスなど)を使えば、さらに便利です。

文章によるやり取りが、議事録になったり、ファイルの受け渡しも出来ます。


この様に、IT導入というのは、難しく考えることはありません。

ただ目の前の道具や仕事の効率を、ITを使って上げられないか、検討するだけでいいのです。

この道具で行っている作業の効率を上げる方法はないか。

そう考えて探すだけで、いろいろなものが見つかります。


見つかったものの中から、わが社で使えそうな物を導入すればいいだけです。

今回は以上です。


ではでは。

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