効率アップと経費削減入門 会社の利益が増えるパソコンの使い方 -5ページ目

効率がいい目標設定の立て方とは

こんにちは、川崎です。


効率がいい目標設定の立て方とは


仕事において、目標設定は何のために立てるのでしょうか。

目的や理由はいろいろあると思います。

でも、一番多いのは、目標設定を立てた人の成長を促す事だと思います。

この成長とは、人間的なものではなく、仕事の力を付ける成長です。

だから、目標設定も会社の目的や成長に合ったものでなくてはいけません。


もう少し、具体的に書くと、以下のようなものです。

・会社が進む方向に必要な力がつく
・目標設定をした人の成長が、会社の成長につながる

こういった目標設定は、どうやったら効率よくうまくできるのか。

それが、今回のテーマです。


目標設定を効率よく行うには、最初は調べる事から始めます。

経営者や経営幹部なら、次の事ですね。

1.業界の動向

2.業界におけるわが社の立場と求められている役割

3.あなたが求められている役割


スタッフの方の場合。

1.わが社の目標や目的

2.あなたが所属する部署が求められる役割

3.あなたが求められている役割


会社(組織)や個人には、求められる役割があります。

その役割を果たして、はじめて評価されます。

求められる役割以外のところで、どんなに結果を残しても、評価されません。

だから、最初に目的や役割を調べ確認する事は大切です。


役割が分かったら、次は目標数値を決めます。

目標数値を達成したら、役割を果たせる。

そんな、目標数値です。

営業部門なら、売上や利益などの数値です。

ただし、売上や利益を目標に設定しても意味がありません。

何故なら、達成方法が分からなければ、絵に描いた餅だからです。

目標数値を達成する行動(の数字)を目標とします。


例えば、商品を50回紹介すると1回売れるとします。

売り上げの目標が20%増だとします。

昨年は100個売ったとすると、今年は120個売ればいいわけです。

それを、達成するには、120×50=6000回 の紹介をすればいいです。

この6000回の紹介を、目標数値にします。

これなら、何をどう達成すればいいか分かりますし、運や偶然に頼る必要もありません。

これが、行動の数値を目標にするという意味です。


では、総務や人事などは、どんな数字にすればいいか。

この場合も、役割を果たす行動の数値を探して、達成するだけです。

人事なら、会社の成長を支える人材を捜すのが役割の一つです。


新人だけではなく、中途も必要です。

中途の人材が20人必要とするなら、それを達成するために、人を探し声をかける必要があります。

例えば、10人に声をかけて、1人が入社してくれるなら、200人に声をかければいいです。

この200人に声をかけるというのを、行動の目標にします。

人事のような数字が見えない仕事も、求められている役割を意識すれば、数値が見つかります。


まとめますね。

1.会社の目的と自分の役割や調べる

2.役割を達成できる、行動の数字を見つける

3.行動の数字を達成するために、実際に動く



以上が、効率のいい目標設定の方法ではないかと思います。


ではでは。

効率を上げる事の本当の意味とは

こんにちは、川崎です。


効率を上げる事の本当の意味とは


仕事の効率を上げると、経費が減って利益が増える。

だから、仕事や作業の効率を上げる事は大切です。

ところで、効率を上げる事の本質は何か、知っていますか。


仕事の効率を上げるの本当の意味は、「手を抜く」ことです。

つまり、出来るだけ仕事をしないという事ですね。

手を抜くと言えば、個人のレベルなら、仕事をさぼるという事です。

これは、マイナスな事です。

なのに、仕事の効率を上げるのは、プラスなこと。

効率を上げる=手を抜く。

これと、仕事をさぼるとはどんな違いがあるのでしょうか。


簡単に書くと、以下の通りですね。

ルールを決めて手を抜くのが、効率化。


自分の都合で、周りの事を考えず手を抜くのが、さぼりですね。

同じ事をやっても、ルールのあるなしで、結果が大きく違いますね。

このルールはだいたい、次の事が多いです。

・お客さんのクレームを起こさない

・社内でトラブルを起こさない



仕事の効率化は、「不要な仕事はしない」のが一番効果があります。

つまり、クレームやトラブルにならないように、手を抜くのです。

手を抜く=やめてしまう

これをやっても、お客さんや周りが気にしない事だけ、やめる。

これが、効率化ですね。


イヤな仕事だから、やりたくないから、やめてしまう。

もしくは、いいかげんにしてしまう。

その結果として、社内の周りに迷惑をかける、お客さんからクレームが起こる。

これが、仕事をさぼるという事ですね。


この様に、同じ様な事をしても、結果に大きな差が生まれるのです。

今回は、効率化の意味について、行動とルールの点から書きました。


ではでは。

効率よく必要最小限のマニュアルを作る方法とは

こんにちは、川崎です。


効率よく必要最小限のマニュアルを作る方法とは


仕事や作業を誰でも出来るようにするには、作業マニュアルは必要です。

しかし、仕事も作業もたくさんあります。

それら全てをマニュアルにするには、かなり時間がかかります。

そんな時、効率よく最初の1歩を進めるには、どうしたらいいのか。

今回は、そんなテーマです。


いつもの通り、最初に結論から書きますね。

マニュアルで最初に作るのは、次の2つのどちらか、もしくは両方です。

1.お客さんのクレームが出た仕事もしくは作業

2.社内で大きなトラブルが発生した仕事もしくは作業


最初に、このマニュアルから作ると、効果があり、効率が高いです。


何故、効果が高いのでしょうか。

それは、会社や組織に対する、マイナスが減るからです。

誰も、トラブルに遭いたくありません。

イヤな事は、避けたいものです。

そんな時、「このマニュアル通りにやると、トラブルがない」とします。

こうすれば、よほどの事がない限り、マニュアルを使います。

そして、マニュアルがしっかりしていれば、トラブルは起きません。

つまり、マイナスを防ぐ事が出来ます。


マニュアルというのは、どんなに良いものであっても、読まれなければ、意味がありません。

使われなければ、ゴミと同じです。

マニュアルを読んで理解して、その通りにするのは、面倒です。

だから、マニュアルは作っても、使われることがありません。


そのマニュアルを、使ってもらう方法が、このやり方です。

この方法なら、トラブルを防ぐために、このマニュアルに従って下さい、と言えばいいだけです。

もしマニュアルに従わずに、トラブルを起こせば、何が悪かったか、本人も分かるはずです。

これで、マニュアル通りに仕事をした方がいいと、理解できるようになります。


最初にこの様な形で、マニュアルに接していると、それを使う習慣が身につきます。

そして、この習慣を持つ人が増えると、会社の文化に育ちます。

仕事は、マニュアル通りにやるという文化ですね。

これで、ますます社内の仕事や作業の効率が上がるわけです。

今回は、以上です。


ではでは。