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[映画批評]「GAMER」

一言で申しますと

ん?デスレース?

GAMER-ゲーマー- [DVD]/ジェラルド・バトラー,マイケル・C・ホール,アンバー・ヴァレッタ

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GAMER-ゲーマー- [Blu-ray]/ジェラルド・バトラー,マイケル・C・ホール,アンバー・ヴァレッタ

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得点50点(つぎはぎだらけ)

2009年(米)
監督

マーク・ネヴェルダイン
ブライアン・テイラー

出演
ジェラルド・バトラー
マイケル・C・ホール
アンバー・ヴァレッタ
ローガン・ラーマン
テリー・クルーズ
(2011年DVDにて鑑賞)


こんな映画goo映画より抜粋

無実の罪を着せられ、仮想空間で生身の人間が闘うオンライン・ゲームのキャラクターとなった男が、愛する家族を取り戻すため闘いに挑む姿を描くSFアクション。出演は、「300<スリーハンドレッド>」のジェラルド・バトラー。監督は、「アドレナリン」シリーズのマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー。

ストーリーgoo映画より抜粋

2034年、ネット上の仮想環境ソサエティで死刑囚が生死をかけた戦闘を繰り広げるオンライン・ゲーム『スレイヤーズ』に人々は熱狂していた。

戦士ケーブル(ジェラルド・バトラー)は、30回勝ち抜けば自由になれるという条件に、あと3回と迫っていた。ジーナ・パーカー・スミス(キーラ・セジウィック)は自分の番組に、スレイヤーズの生みの親である資産家ケン・キャッスル(マイケル・C・ホール)を出演させる。このゲームは殺人ではないかとジーナは詰め寄るが、囚人に釈放のチャンスを与えているのだとキャッスルは答える。

スレイヤーズは米国政府の協力と認可のもと、その利益を刑務所の運営に活用している。プレイヤーはナノ細胞を脳の運動皮質に移植されたキャラクターを操るが、操作範囲は戦闘区域内に限られると言う。

そのとき、ヒューマンズと名乗る抵抗組織が放送局をハッキングし、モニターに映し出された代表ブラザー(クリス・リュダクリス・ブリッジス)は、キャッスルにだまされるなと警告する。ケーブルが独房にいると、彼の家族写真を持つ謎の女性にサインを請われ、血を採られてしまう・・・・・・。

評論(ネタばれ注意)

「アドレナリン」シリーズのマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーによる本作は、その独特とも呼べるカット割りとどこか作品全体を覆う危うい雰囲気と、程よいグロ演出が光る映画である。

しかし、「アドレナリン」シリーズのようにノリと勢いで乗り切れる映画ではない本作は、アドレナリンのような荒削りな作りでは正直厳しい。

本作は若干なりしの、現代の行き過ぎた浮世批判を含んでおり、メッセージ性が見て取れる。
少し本気になって作品を作ったと思われるが、粗が酷い。

まずは、いろいろな映画やメディア等のつぎはぎが多い。
ある程度の映画などを見る人には、どこかで見たことがある設定や流れが見ていて十分にわかってしまう。

小生は、デスレースそのまんまじゃん!と思った。
形を変えたデスレースだね。
デス・レース 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】/ジェイソン・ステイサム,ナタリー・マルティネス,イアン・マクシェーン

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デス・レース [DVD]/ジェイソン・ステイサム,ナタリー・マルティネス,イアン・マクシェーン

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又は、バトルランナーかな?
バトルランナー [DVD]/アーノルド・シュワルツェネッガー,マリア・コンチータ・アロンソ

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あと、主人公を操るプレイヤーとの駆け引きもいまいちパッとしない。
あまり主人公との駆け引きも描かれず、なぜそうなるのかが見えてこない上に、本当に脇役といった感じであった。

総じて、凡作です。
妙にアクションシーンが凝っているのと、グロイだけでそれ以外に見るべきところがなかったのでした。

最後に広告動画をどうぞ。



合わせて劇中歌はこちら。

マリリン・マンソン「sweet dreams」







レスト・ウィ・フォーゲット/マリリン・マンソン

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聖夜の夜に企画[映画批評]「デイ・オブ・ザ・デッド」

注意!本作は15歳未満は閲覧禁止のR指定作品となっております。

一言で申しますと


志村後ろ~!

デイ・オブ・ザ・デッド DTSスペシャル・エディション [DVD]/ミーナ・スヴァーリ,ニック・キャノン,ヴィング・レイムス

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得点55点(まぁ~いいんじゃない)


2007年(米)
監督
 スティーヴ・マイナー
出演
 ミーナ・スヴァーリ
 ニック・キャノン
 ヴィング・レイムス
 マイケル・ウェルチ
 アナリン・マッコード
(2011年DVDにて鑑賞)

こんな映画goo映画より抜粋
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作の1つ『死霊のえじき』をリニューアル。原作からはうってかわって、コロラド州のとある町を舞台にしたサバイバル・アクション作品に仕上がった。伍長のサラや新兵のバド、サラの弟トレバーらが、至るところにあふれかえるゾンビの脅威から脱出しようと奔走する姿をスリリングに描いていく
。一部リンクするところがあるものの設定は大幅に原作から変更されているので、原作未見の人でも問題なく楽しめる。もちろん大きな変更があっても原作の精神は息づいており、原作の人気キャラ「バブ」を思わせるゾンビも登場する。原作ファンなら思わずニヤリとする場面があるはずだ。

ストーリーgoo映画より抜粋

軍の演習で隔離中のコロラド州レッドヴィル。この町出身のサラ伍長は新兵のバドと共に町内のパトロールに向かった。

途中実家に寄った彼女は、高熱を出している母に治療を受けさせるために病院へと向かう。すると病院は母親と同じ症状の病人でパンク寸前。

医師のローガンは正体不明のウィルスによる症状だと言う。やがて病状が進んだ人々が暴走し、周囲の人々を襲い始めた。サラたちは病院から脱出するために動き出すが……。

評論ネタばれ注意
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作の1つ『死霊のえじき』を大幅リニューアルした本作。リニューアルとは言ってもリスペクトといったほうがよいのかもしれない。

オリジナルはこちら
死霊のえじき 完全版 [DVD]/ロリー・カーディル,テリー・アレクサンダー,リチャード・リバティー

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だって、原作からかなりかけ離れているため、これがリメイクだと言われずに見ても、リメイクだと思われないであろう。

ゾンビへの愛を感じる映画である。細かい事はいいんだよと言わんとばかりに、楽しんでつくってあるといったような感じである。

どこかクスッとさせられる。

ちなみに、オリジナルにも登場する愛きょうあるゾンビ。
「バブ」
RAW CARESSな日々-bb
ちょっとだけ頭がいいんですこの子(笑)

うって変わって本作の「バブ」
RAW CARESSな日々-bb2
この子採食主義者なんです(笑)

なんかが出てきます。なおのことオリジナルを愛しているんだなと思うのであるが、いかんせんオリジナルにはかなわない。やはりロメロゾンビは別格ですわ。どっかメッセージ性を感じます。こっちはただのドンパチって感じです。

こっちはファンメイドムービーって感じです。

スカッとしたい時に見る映画です。

最後広告動画をどうぞ


オリジナルに広告動画はこちら


聖夜の夜に企画[映画批評]「REC2」

注意!本作は15歳未満は閲覧禁止のR指定作品となっています。

一言で申しますと
あれ?そっち!?そっちの話なのね?
つまりは
バイオハザード+エクソシスト


REC/レック 2 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]/ジョナサン・メイヨール,オスカル・サンチェス・サフラ,マニュエラ・ヴェラスコ

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REC/レック 2 (Blu-ray Disc)/ジョナサン・メイヨール,オスカル・サンチェス・サフラ,マニュエラ・ヴェラスコ

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得点60点(あれれ?)


2009年(スペイン)
監督
 ジャウマ・バラゲロ
 パコ・プラサ
主演
 マヌエラ・ベラスコ
 フェラン・テラッサ
 ダビ・ヴェルト
 アナ・イザベル・バラスケス
(2011年DVDにて鑑賞)

こんな映画goo映画より抜粋

伝染病に侵され、封鎖されたアパート内の恐怖を描いたパニック・ホラー「REC/レック」の続編。前作の直後、アパートにCCDカメラを装着した医師や警察隊が潜入し、感染の謎を解き明かす。監督は前作同様、ジャウマ・バラゲロとパコ・プラサ。第66回ヴェネチア国際映画祭、第22回東京国際映画祭正式出品作品。

ストーリーgoo映画より抜粋


あるアパートが、人や動物を凶暴化させる病原菌に侵されてしまい、外側から封鎖される。そうして完全に隔離されたアパートに、特命を受けた医師と警察隊が突入する。

彼らはヘルメットにCCDカメラを装着して、感染の発生源であるアパートの最上階を目指す。しかし謎の感染病は、彼らを容赦なく襲っていく。

感染者たちは凶暴化し、仲間たちを次々と襲撃する。断末魔の叫びが閉鎖されたアパートに鳴り響き、血しぶきが壁一面に飛び散る。

さっきまで人間だった者が変わり果てた姿で襲ってくる恐怖は、人々の精神を崩壊させ、アパート内は絶望に満ちた阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。しかし、ついに最上階に到達した彼らは、そこに意外なものを発見する。

評論(ネタばれ注意)
前作から完全に続きとなる本作は、さらに恐怖演出に磨きがかかり主観点の見せ方も工夫が見られなかなか野心的な映画に仕上がっている。

まるでゲームのFPSをやっているような錯覚に陥るように視覚効果にぬかりはない。

完全に前作の続編に当たるため、前作を見ていないと楽しめない点も多いが、前作を見ていれば楽しめるポイントも多いのも事実。前作に出てた人がちゃんとゾンビで出てくるところが良かった。

だが肝心な内容は、本作で核心に迫るのだけど、思わぬ方向に進んでしまうのである。
ゾンビ物かと思ったら違っていて、簡単に言ってしまえばこちらに近い。


デモンズ [DVD]/ランベルト・バーヴァ,ダリオ・アルジェント

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広告動画はこっち。


デモンズは映画の内容が現実でも起こってしまうイタリア製傑作ホラー映画で、どちらかというと超常現象的な力でゾンビが増える話。

しかし、果たして本作はゾンビと言っていいのか?と思えてくる。
細かく突っ込みを入れられるポイントが多くゾンビウィルスの元は悪魔で、その血で血清を作ると言われてもなんだかピンとこない。

そうなるとゾンビ達が人肉を食べようとする行為が良く分からなくなったりと、続編になった途端にパワーダウン感が否めない。

それでも、最後のどんでん返しは一見の価値あり。
続きが気になる方は是非ご覧あれ!

最後に広告動画をどうぞ。
注意!こっちのほうが過激なので苦手な人はご遠慮ください。


REC[レック:ザ・クアランティン] 2 ターミナルの惨劇 [DVD]/メルセデス・マソーン,ジョシュ・クック,ブレ・ブレア

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聖夜の夜に企画[映画批評]「REC」

注意!本作品は15歳未満は閲覧禁止のR指定作品となっています。

一言で申しますと
まるでお化け屋敷!

REC/レック スペシャル・エディション [DVD]/マニュエラ・ヴァラスコ,フェラン・テラッツァ,ホルヘ・ヤマン

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REC [Blu-ray]/マニュエラ・ヴァラスコ,フェラン・テラッツァ,ホルヘ・ヤマン

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得点70点(まぁまぁ)

2007年(スペイン)
監督
 ジャウマ・バラゲロ
 パコ・プラサ
主演
 マニュエラ・ヴェラスコ
 フェラン・テラッツァ
 ホルヘ・ヤマン
 カルロス・ラサルテ

(2011年DVDにて鑑賞)

こんな映画goo映画より抜粋
封鎖されたアパートの中で拡がる病原菌感染の恐怖を描いたパニックホラー。「機械じかけの小児病棟」のジャウマ・バラゲロと『ガリシアの獣』のパコ・プラサが共同で監督した。ドキュメンタリータッチの撮影を『スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人』のパブロ・ロッソが担当、出演もしている。

ストーリーgoo映画より抜粋

バルセロナのローカルTV局の女性レポーター・アンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)は、働く人々に密着するドキュメンタリー番組のため、カメラマンのパブロ(パブロ・ロッソ)と共に消防隊の同行取材を行っていた。深夜、突然消防署に出動要請のベルが鳴り響く。

「隣の部屋に住む老婆の叫び声を聞いた」というアパートの住人からの通報だった。アンヘラとパブロは、消防士のマヌー(フェラン・テラッツァ)、アレックス(ダビ・ベェルト)らと現場に向かう。

アパートのエントランスでは、集まった住人たちがひどく怯えていた。
アンヘラたちが、駆けつけた警官と共に老婆の部屋に入ると、朦朧とした意識で立ちすくむ血まみれの老婆の姿があった。突然老婆が警官に飛びかかり、彼を激しく噛みつける。負傷した警官を救出するため、一行は建物にひとつしかない出口に向かうが、警察によって既にそこは封鎖されていた。

評論(ネタばれ注意)

昨今勢いを見せるスペイン映画、スペイン映画はそのお国柄から想像もつかない位に映画は様々な輝きを見せている。その中でもハリウッド映画にも引けを取らないのがスパニッシュホラーである。

その中でも一際存在感を放つのが本作である。
いわゆる主観視点のドキュメンタリータッチで描かれた本作は、その臨場感も相まってまるでアトラクションの乗り物に乗っているかのような体験の出来る映画である。

ほんといきなり出てきてビックリという言葉がよくに似合う映画である。

しかしながら、予定調和と言えば予定調和。
まるで行った先にそれが用意してあったかのように・・。そんなのありかい!?と言いたくなる。

主観視点の映画の欠点は、その手ぶれにある。
臨場感を出すための演出の一つとして用いられるが、こが吉と出るときと凶と出る場合がある。
本作に関しては吉と思われるが、少々多用し過ぎた感がある。
慣れない人は酔うかもしれません。

内容に関しては、ほどよくパニック性を煽っていてよかったよ思われる。

総じてそこそこ楽しめます。心臓の弱い方はお気をつけて。

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ちなみにこちらはハリウッドリメイク版

REC[レック:ザ・クアランティン] [DVD]/スティーヴ・ハリス,ジェニファー・カーペンター

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REC[レック/ザ・クアランティン] [Blu-ray]/スティーヴ・ハリス,ジェニファー・カーペンター,ジェイ・ヘルナンデス

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[映画批評]「ブラックスワン」

注意!本作品は15歳未満は鑑賞できないR指定作品となっています。

一言で申しますと
居直りが、自分を強くする(なんのこっちゃ!?)


ブラック・スワン 3枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔初回生産限定〕.../ナタリー・ポートマン,ヴァンサン・カッセル,ミラ・クニス

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ブラック・スワン [DVD]/ナタリー・ポートマン,ヴァンサン・カッセル,ミラ・クニス

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得点80点(GOOD)


2010年(米)
監督
ダーレン・アロノフスキー
主演
ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
バーバラ・ハーシー
ウィノナ・ライダー
(2011年DVDにて鑑賞)

こんな映画goo映画より抜粋
大役に抜擢されたバレリーナが、そのプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩壊させていく様を描く「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督作。主演は本作で第83回アカデミー主演女優を受賞した「マイ・ブラザー」のナタリー・ポートマン。そのほか、「ジャック・メスリーヌ」のヴァンサン・カッセル、「ザ・ウォーカー」のミラ・クニス、「ライディング・ザ・ブレット」のバーバラ・ハーシー、「僕が結婚を決めたワケ」のウィノナ・ライダーが脇を固める。

ストーリーgoo映画より抜粋
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親・エリカ(バーバラ・ハーシー)の寵愛のもと、人生の全てをバレエに捧げていた。

そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦であった。

さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。

評論(ネタばれ注意)
本年のアカデミー女優賞を獲得した本作は、ナタリー・ポートマンの体当たり演技が最大のウリとも言える作品である。

どこか、影が薄く幸も薄い主人公を見事演じ切ったと言えると思う。
見事演じ切ったもんだから、見てる側からしたらこの主人公に、とにかくイライラさせられることであると思う。とにかく逃げる逃げる。おいおいいいのかよ?って言うくらい逃げる。
そんでもって煮えたらない煮えたらない。

徐々に、闇に落ちていく過程などもすばらしく、ナタリー・ポートマンの涙ぐましい努力を感じられる。

しかしながら、現実と幻想の境目が見てる側も分からない場合が多い。
だから、これは現実なのかな?と?が出ることがある。
物語の重要場面にもよく出てくるので混乱することこのうえない。
まぁ、これがこの映画の狙いだと思うのだけど、それでもまったくもってわからない場面もあったりする。

この映画自体は、意外と目新しい部分がなかったりする。
役に喰われる話なんて山ほどあるし、古典的であったりする。
役のとりあいなんかも、よくある話だしね。

それでも、この映画を光らせている要素は、ナタリー・ポートマンを影で支えたこの新旧の女優達があってのことなのだと思う。

$RAW CARESSな日々-mira

新鋭のミラ・クニス

現実と幻想の2つの顔を演じたミラは、ちがう意味でのブラックスワンと言えると思う。


RAW CARESSな日々-uli

あれ?どっかで見たことあるぞと思ったら。
ウィノナ・ライダーでした。
清楚な役が多かったのに、いつだったか万引きかましてプッツン女優の烙印を押された彼女は、本作でも元花形プッツンバレリーナとして君臨。実はあまり物語に絡んでいないように見えて重要な役どころだったりする。

若いころは小生は大ファンだったんだけどね・・・・。

総じて、アカデミーの名に恥じない映画です。
見た後はちょっとどんよりでしょうが、お勧めです。

最後に広告動画をどうぞ。